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【姫路】訪日観光客が注目の姫路スポット6選&姫路の楽しみ方

姫路城

海外からも多くの観光客が訪れている姫路。訪日観光客は、どこを目指して姫路を楽しんでいるのか。姫路城だけを目的に訪れているわけではありません。 海外の有名旅行ガイドブックで紹介されている注目の姫路観光スポットをまとめました。 あわせて姫路観光の楽しみ方を紹介。海外からのお友達を案内したい場合など、参考にしてください。

注目スポット①『世界遺産・国宝 姫路城』

姫路城

姫路に来る訪日観光客の一番の目的地といえばここ。世界文化遺産・国宝『姫路城』。姫路城を見たくて、日本に訪れている人もいるのではないでしょうか。

姫路城と桜

日本独自の城郭建築の最高峰として評価され、1993(平成5)年に日本で初めてユネスコの世界文化遺産に登録されました。

世界各国から多くの人が訪れ、統計上での訪日外国人の割合は3割程度といわれていますが、平日など体感的には5割以上に感じる日もあるくらいです。

清水橋「千姫の小径」入口に建つ本多忠刻と千姫の歌碑

最も華やぐ観光シーズンは春。桜の季節。桜は三ノ丸広場だけではありません。お城の周囲を含め約1600本の桜がぐるりと取り囲んでいるので、1周してみるのもおすすめです。西側の「千姫の小径」は、日本人よりも海外からの観光客の方が多いと感じるくらい人気です。

姫路城大天守を正面に捉えるロケーション

季節限定の楽しみ方としては、お堀を和船で巡るのも人気。船からでしか見られない体験が待っています。2024(令和6)年3月2日(土)〜3月17日(日)までの土曜・日曜(雨天中止)には、こたつ舟が運航されます。

2023年夏の情報ですが、以下の記事で紹介しています。

2023年夏の姫路城観光は和船に乗って内堀めぐり

マグネット

城内売店では、限定のオリジナルのお土産などがたくさんあります。特にマグネット商品などは海外の方にも人気と聞きます。

体験予約は姫路城御城印が世界遺産登録30周年記念で6枚一挙販売!城内売店限定グッズと合わせてご紹介!

世界遺産・国宝 姫路城 西小天守特別公開

住所兵庫県姫路市本町68
問合せ先079-285-1146
開城時間9時から17時(16時最終入城)
休城日12月29日、30日
入城料18歳以上1,000円(1,050円)、小中高生300円(360円)*()内は
姫路城・好古園共通券の場合
アクセスJR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩約20分
姫路駅北口から神姫バスに乗車し「大手門前」で下車、徒歩約5分
姫路城ループバスの場合「姫路城大手門前」下車、徒歩約3分
駐車場周辺駐車場を利用
HP姫路城公式サイトhttps://www.city.himeji.lg.jp/castle/

注目スポット②『姫路城西御屋敷跡庭園 好古園』

写真提供:「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園」
写真提供:「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園」

世界遺産・国宝姫路城と内堀を隔てただけの西隣にある『姫路城西御屋敷跡庭園 好古園』も訪日観光客に大人気です。
姫路城の天守内よりも外観を楽しみに訪れる人にとっては『姫路城西御屋敷跡庭園 好古園』はとても魅力的なスポットのようです。
『姫路城西御屋敷跡庭園 好古園』には、9つの趣が異なる庭が配置されているので、季節に関係なくいつでも楽しめます。特にコロナ禍が明けてからは、訪日外国人の姿を多く見かけるようになりました。
また、園内のレストラン「活水軒」は、庭を眺めながら食事ができることもあって人気。「茶の庭」にある本格的な数寄屋造りの茶室「双樹庵(そうじゅあん)」では、抹茶と伝統的な和菓子が楽しめます。

一席500円(お菓子付き)

全国レベルで話題沸騰中!『姫路城西御屋敷跡庭園 好古園』

『姫路城西御屋敷跡庭園 好古園』

住所兵庫県姫路市本町68番地
電話番号079-289-4120
入園料18歳以上310円(1,050円)、小中高生150円(360円) *()内は
姫路城・好古園共通券の場合
営業時間9時~17時(入園は16時30分まで、季節により時間延長あり)
定休日12月29日、30日
アクセスJR、山陽電車姫路駅から神姫バス「姫路城大手門前」下車徒歩約5分、
または姫路城ループバスで約15分「好古園前」下車すぐ
駐車場なし(周辺の有料駐車場を利用)
HP好古園公式サイトhttps://www.himeji-machishin.jp/ryokka/kokoen/

注目スポット③『姫路市立美術館』

訪日外国人からすると規模は小さいながらもその外観と収蔵品の素晴らしさに驚かれているのが『姫路市立美術館』です。

『姫路市立美術館』

特徴的な赤レンガの建物は、旧日本陸軍第十師団の被服庫・兵器庫として100年程前に建設されました。市立美術館として開館したのは、1983(昭和58)年です。
彫刻家のオーギュスト・ロダンや印象派のクロード・モネの作品などの優れた作品が展示されていることが、海外のガイドブックにも紹介されています。

【姫路】『姫路市立美術館』知れば知るほど楽しくなる美術館

『姫路市立美術館』

住所兵庫県姫路市本町68番地25 姫路城東側
電話番号079-222-2288
開館時間10時~17時(入館は16時30分まで)
入館料常設展示 一般210円、大高生150円、中小生100円、企画展示展等は催しにより異なる
定休日毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌平日休館)、年末年始(12月29日〜1月3日)、
その他特別休館あり
アクセス徒歩:JR、山陽電車姫路駅から徒歩約25分
神姫バス:姫路医療センター経由系統で約5分
「姫山公園南・国立姫路医療センター・美術館前」下車すぐ、
または城周辺観光ループバスで約5分「美術館前」下車すぐ
駐車場周辺の有料駐車場を利用
HP姫路市立美術館公式サイトhttps://www.city.himeji.lg.jp/art/

注目スポット④『兵庫県立歴史博物館』

兵庫県立歴史博物館

「れきはく」の愛称で呼ばれる『兵庫県立歴史博物館』も訪日観光客から人気のあるスポットのひとつです。場所は、世界文化遺産・国宝姫路城の北東。周辺に姫路市立美術館やシロトピア記念公園などがある特別史跡・姫路城跡内です。

最も注目されている点は、建築家・丹下健三が基本設計したデザインにあります。
姫路城跡内にふさわしい、曲輪の中にいるようなデザイン。特に、窓ガラスを鏡面にした姫路城が映る姿が紹介されています。

1/50スケールで再現した「現存12天守」

展示内容については、1/50スケールで再現した江戸時代の姿を残す「現存12天守」などがあり、姫路城とあわせて城のこと姫路の文化などを知ることができます。

【姫路】いっしょに行きたくなる博物館 「兵庫県立歴史博物館」

兵庫県立歴史博物館

住所兵庫県姫路市本町68番地
電話番号079-288-9011
開館時間10時~17時(入館は16時30分まで)
入館料1階 無料、2階常設展示 一般200円、大学生150円、高校生以下は無料、
特別展等開催時は特別料金あり
定休日毎週月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は開館。翌平日が休館)、
年末年始(12月29日〜1月3日)、その他特別休館あり
アクセスJR、山陽電車姫路駅から徒歩約25分、
神姫バス 姫路医療センター経由系統で約8分「姫山公園北・博物館前」下車すぐ、
または城周辺観光ループバスで約8分「博物館前」下車すぐ
駐車場周辺の有料駐車場を利用
HP兵庫県立歴史博物館公式サイト https://rekihaku.pref.hyogo.lg.jp

注目スポット⑤『書写山円教寺』

書寫山圓教寺

世界遺産・国宝姫路城とならぶ、姫路を代表する観光スポットといえば『書寫山圓教寺(書写山円教寺)』です。

創建は康保3(966)年と歴史が古く、仏教芸術と自然がロマンチックに融合した寺院として、また、映画『ラストサムライ』のいくつかのシーンがここで撮影されたことでも人気があります。

「書写山ロープウェイ」
「書写山ロープウェイ」

姫路駅からは、バスとロープウェイがセットになった往復乗車券「書写山ロープウェイセット券」が便利と好評です。
姫路市街地から30分ほどで自然に囲まれた別世界に行けるのも訪日観光客から注目されている理由のひとつのようです。

『書写山圓教寺』ロープウェイで気軽に行ける紅葉・新緑が美しい大伽藍

『書寫山圓教寺(書写山円教寺)』

住所兵庫県姫路市書写2968
電話番号079-266-3327
営業時間冬季 8時30分~17時
春〜秋季 8時30分〜18時(日祭日は延長あり)
定休日無休(書写ロープウェイ運休日あり)
志納金一般(中学生以上)500円、小学生300円、未就学児童は無料、
プラス500円で巡回マイクロバス(往復)が利用可能
HP書寫山圓教寺公式サイト http://www.shosha.or.jp

『書写山ロープウェイ』

住所兵庫県姫路市書写1199番地の2
電話番号079-266-2006
営業時間始発便8時30分から15分間隔で運行
最終便は時期により変動あり(公式サイトを参照)
https://www.mt-shosha.info/category/charge/index.html
定休日定期検査・整備のため、例年2月頃に長期運休
(2024年は2月13日(火)~3月13日(水))
料金大人 片道600円 往復1,000円 小人 片道300円 往復500円
姫路駅北口から路線バスとセットになった
「書写山ロープウェイセット券」(大人1,420円、小児710円)あり
アクセス(車)山陽自動車道 「山陽姫路西インター」からの場合 東に5.5キロ、
姫路バイパス「中地ランプ」からの場合 北西に7.5キロ、
中国縦貫道「夢前スマートインター」からの場合 南に11キロ
アクセス(バス)神姫バス姫路駅北口「10番のりば(8系統)」から
「書写山ロープウェイ(圓教寺)行き」で約30分
駐車場普通車約270台、無料
HP書写山ロープウェイ公式サイトhttps://www.mt-shosha.info

注目スポット⑥『日本玩具博物館』

1号館。天井には日本各地の凧。姫路競馬場で開かれていた「全国凧あげ祭り」(第38回(2012年)で終了)を主催してきた

日本の民芸品は海外でも大人気。特に職人の手作りにより生まれた品で所有者に愛され続けてきた玩具などに興味を持つ人が多いようです。
2024年に開館50周年を迎える私設の博物館『日本玩具博物館』は、海外の有名旅行ガイドブックで「姫路城に次ぐ姫路の観光スポット」として紹介されているほど、注目されています。

収蔵点数は国内資料5万点以上、国外資料は160の国と地域から3万点以上、合わせて約9万点もの収蔵数を誇り、常時5千点余りを6棟の展示施設で公開しています。

木のぬくもりが伝わるおもちゃで実際に遊ぶことができる

日本の玩具だけではなく、世界中のドールハウスやクリスマスのおもちゃなどと日本との共通点を見つけたり、実際に木の玩具に触れたりできるのが、訪日観光客に喜ばれています。

【姫路】『日本玩具博物館』消えゆく玩具を未来に伝えてくれる博物館

『日本玩具博物館』

住所兵庫県姫路市香寺町中仁野671-3
電話番号079-232-4388
開館時間10時~17時
入館料 一般600円、高校・大学生400円、子ども(4歳以上)200円
休館日水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月3日)
アクセス(電車) JR播但線・香呂駅から徒歩15分(駅からの各所に案内板あり)
(車)播但連絡道路「船津」ランプから西へ約5分、
中国自動車道「福崎」ICから南へ約15分
(バス)神姫バス 84系統福崎駅前行き「香呂駅前バス停」から徒歩12分
駐車場あり(約30台無料)
HP日本玩具博物館公式サイトhttps://japan-toy-museum.org

訪日観光客に勧めたい姫路の楽しみ方

観光を楽しむときに苦労するのがスーツケースなどの大きな荷物をどうするか。
宿泊ならばホテルに預けるのが一番ですが、チェックアウト後は駅近くで預けたいところです。
でも、駅のロッカーでは荷物が多い時など入りきらない、大きなロッカーは数が少ないなどの問題があるのも事実。そこで、訪日観光客に注目されているサービスが『Travel・Lab』の「手荷物預かりサービス」です。

場所はQWELL(キュエル)の2階。1階に神姫バス乗車券販売所がある

場所は、姫路駅北のバスターミナル北口にある商業ビル「QWELL(キュエル)姫路」の2階。9時〜18時の間、1グループ500円(期間限定価格 ※1グループ5名まで/個数制限なし)で手荷物預かりをしています。
詳しくは、『Travel・Lab』でご確認ください。

兵庫のよいモノ・体験 『Travel・Lab』

荷物を預けたなら、着物姿に着替えて散策するという方法もあります。似合う着物や小物を選んでもらい、きれいに着付けをしてもらってのまち歩き。気持ちも華やぎ、目に映るものも違って見えてくるはずです。

きもの姿で姫路城下町をぶらり 「ちがう自分」を見つけにいこう

紹介した観光スポットで、姫路城周辺を巡るには『姫路城ループバス』がおすすめです。
姫路駅前から姫路城の周りをぐるりと1周できる観光バスです。
桜シーズンの紹介記事ですが、以下を参考にしてください。

桜の姫路城を190円でぐるりと満喫!
姫路城ループバスでお花見を

書写山円教寺に行くならば「書写山ロープウェイセット券」(書写山ロープウェイの往復乗車券と姫路駅北口までの路線バス往復券)が便利でオトク。購入場所は「QWELL姫路」1階です。

訪日観光客専用のバス乗り放題チケット「Hyogo Amazing Pass」も好評です。兵庫県内を走る神姫バス(オレンジバス)、神戸の観光地を巡る周遊バス「City Loop/Port Loop」、三宮と神戸三田プレミアムアウトレットを結ぶ路線が1日(0時〜24時)1,000円で乗り放題になるチケットで、『姫路城ループバス』をはじめ、姫路駅からの路線バスでも使えます。
このチケットを使い『姫路セントラルパーク』へ行く訪日観光客の姿も増えているようです。
詳しくは、公式サイトMobers(リンク:https://moberss.com/ja-JP/)を参照してください。

他にも、観光タクシーで市内観光ができるプランもあり、観光客に効率よく楽しんでもらえるプランが姫路観光では選べます。

訪日観光客に注目の姫路観光スポットを紹介しました。他にも教えてあげたいスポット、体験してもらいたいことがまだまだあります。もっと姫路のことを知ってもらえるよう、『Local Prime』でも情報を充実させていきます。

(ライター 塚本隆司)

※本記事は取材時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

ライター 塚本 隆司(つかもと たかし)

姫路城を眺めながら生きてきた、脱サラライターです。全国あれこれ旅をして来たけれど、やっぱり地元が1番!“兵庫のよいもの“を探し求めて歩きます。(呑み歩きだろ! とは言わないで笑)読んでくれているみなさまの「行きたい!欲しい!食べたい!」が「行こう!買おう!食べよう!」に心が動いたなら、何よりの幸せです。

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