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丹波篠山のランドマーク『篠山城大書院』
篠山城の築城と同時に建てられた大書院は、江戸時代は公式行事の際に使用されていました。明治維新によって篠山城が廃城となった際に、城内の建物は多くが取り壊されましたが、大書院だけは残され、小学校や女学校などに利用されていました。
しかし、1944(昭和19)年に起こった火災で焼失。市民らの強い要望によって2000(平成12)年に再建され、篠山城に関する歴史資料などを展示や映像で紹介しています。また、古い絵図にならって二の丸御殿の当時の部屋割りを盛り土によってあらわしています。
篠山城大書院
住所 | 兵庫県丹波篠山市北新町2-3 |
電話番号 | 079-552-4500 |
営業時間 | 9:00~17:00(受付16:30まで) |
定休日 | 月曜(祝祭日は開館、翌日休館)、年末年始(12月25日~1月1日) |
入館料 | 大人400円、高校・大学生200円、小・中学生100円 【4館共通入館券】大人600円、高校・大学生300円、小・中学生150円 ※歴史美術館・武家屋敷安間家史料館・青山歴史村・篠山城大書院のセット。 2日間有効。歴史美術館が特別展のときは、料金が異なる場合あり。 |
アクセス | ウイング神姫「篠山口駅」から篠山営業所行きへ乗車、 「二階町」下車、南へ徒歩5分 |
駐車場 | 三ノ丸西駐車場普通車350台(1回/平日200円、土・日曜、祝日400円)、 大型車10台(1回1,000円) |
HP | https://withsasayama.jp/osyoin/ |
SNS | https://www.facebook.com/osyoin/ https://twitter.com/osyoin https://www.instagram.com/osyoin_sasayamacastle/?hl=ja |
藩主青山家の別邸で藩政時代の歴史を知る『青山歴史村』
『青山歴史村』は、篠山藩主青山家の別邸「桂園舎」を中心に、3棟の土蔵と立派な長屋門から成っています。漢学書関係の版木1,200余枚、 篠山城石垣修理伺の図面、藩政始末略、印判等、江戸時代の歴史文化を物語る史料を展示。屋外では江戸時代に使われていた石製の金庫「石造金櫃(せきぞうかねびつ)」を見ることができます。また、デカンショ節をはじめ、日本遺産となった丹波篠山の歴史や文化を映像などで紹介する「丹波篠山デカンショ館」も楽しめます。
青山歴史村
住所 | 兵庫県丹波篠山市北新町48 |
電話番号 | 079-552-0056 |
営業時間 | 9:00~17:00(受付16:30まで) |
定休日 | 月曜(祝祭日は開館、翌日休館)、年末年始(12月25日~1月1日) |
入館料 | 大人300円、高校・大学生200円、小・中学生100円 【4館共通入館券】大人600円、高校・大学生300円、小・中学生150円 ※歴史美術館・武家屋敷安間家史料館・青山歴史村・篠山城大書院のセット。 2日間有効。歴史美術館が特別展のときは、料金が異なる場合あり。 |
アクセス | ウイング神姫「篠山口駅」から篠山営業所行きへ乗車、 「二階町」下車、南へ徒歩5分 |
駐車場 | 7台 |
HP | https://withsasayama.jp/aoyama/ |
SNS | https://www.facebook.com/osyoin/ https://twitter.com/osyoin https://www.instagram.com/osyoin_sasayamacastle/?hl=ja |
休憩、食事、土産物購入に便利な『丹波篠山 大正ロマン館』
篠山城の北側にあるレトロな洋館『丹波篠山 大正ロマン館』は、大正時代に篠山町役場として建てられたものです。現在はショップやレストラン、そして緑がきれいな中庭もあってちょっとした休憩にぴったりの場所です。
ショップにはジビエや和洋菓子などがずらりと並び、地元の名店の品物がまとめて買えるので土産物の購入に便利です。最近の人気は蜂蜜や黒豆茶など、地元産のオーガニック商品だそう。
館内のカフェレストラン「マールコッテ」では多彩な洋風の食事メニューや軽食が味わえます。丹波篠山ならではの黒豆を使った黒豆コーヒー、黒豆ココア、黒豆ソフトクリームは味わう価値あり!の逸品です。
ランチにおすすめなのは、ごろんと黒豆が入ったオムライスを、ふわふわ卵とたっぷりのデミグラスソースで味わう『黒豆オムライス』。ごはんはすべて丹波篠山産のコシヒカリというのもうれしいですね。
昼夜の寒暖差が激しい丹波篠山はおいしい野菜の生産地でもあります。中でも霧芋と呼ばれる山の芋は、ねっとりと濃厚。国産牛とともにいただく栄養満点のプレートです。
テイクアウトでも人気なのが、オリジナルカツサンド。ブランド豚「夢の大地四元豚」の厚切りをカラッと揚げて特製ソースで味付けたボリュームのあるトーストサンドです。
丹波篠山 大正ロマン館
住所 | 兵庫県丹波篠山市北新町97 |
電話番号 | 079-552-6668 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 火曜 |
アクセス | ウイング神姫 「篠山口駅」から篠山営業所行きへ乗車、 「二階町」下車、南へ徒歩1分 |
駐車場 | 店舗西側に90分無料の市営駐車場あり |
HP | https://tanbasasayama.hyogo.jp/ |
SNS | https://www.facebook.com/sasayama.romankan |
伝統工芸品が充実した土産物店『丹波篠山百景館』
大正ロマン館から北へ徒歩1分ほどの場所にある『丹波篠山百景館』は、お菓子や地酒など丹波篠山の特産物や加工品がずらりと並ぶ土産物店です。
黒豆を使ったパンやお菓子などの定番品の他に、丹波篠山産の唐辛子を使った『柚子一味唐辛子』や『にんにく一味唐辛子』も最近の人気だとか。
地元の伝統工芸品である丹波焼や王地山焼きのほかに、新たに地域に加わった作家の焼き物も紹介しています。新しい工芸品との出合いも楽しいですね。
竹製品のコーナーでは、ボールペンやペン立て、そして手作りのお箸が人気です。真竹を使ったお箸は先が細く仕上げられているので料理をつまみやすく、サイズはSからLLまで4種類あります。毎日使うものだから、自分の手のサイズに合った使いやすいものを選びたいですね。
丹波篠山百景館
住所 | 兵庫県丹波篠山市二階町58 |
電話番号 | 079-552-5555 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 木曜 |
アクセス | ウイング神姫 「篠山口駅」から篠山営業所行きへ乗車、 「二階町」下車、すぐ |
駐車場 | なし |
HP | https://100.tbsm.jp/ |
SNS | https://www.facebook.com/hyakkeikan https://www.instagram.com/hyakkeikan/ |
日本最古級の木造建築の裁判所『丹波篠山市立歴史美術館』
『丹波篠山市立歴史美術館』は、1891(明治24)年に建てられた篠山地方裁判所で、1981(昭和56)年まで実際に使用されていました。現在は、外観や旧法廷は当時の姿のまま残して美術館として公開されています。また、木造建築の裁判所としては日本最古級で、重要建造物として市文化財の指定を受けています。
裁判所時代の法廷そのままの部屋では、裁判官の衣装と帽子を着けてコスプレ風写真を撮るのも可。裁判官席のほかに検事席や弁護人席、証言台もあります。
展示室には、丹波篠山で発掘された埋蔵文化財や武家に残された甲冑や刀なども展示されています。
丹波篠山市立歴史美術館
住所 | 兵庫県丹波篠山市呉服町53 |
電話番号 | 079-552-0601 |
営業時間 | 9:00~17:00(受付終了16:30) |
定休日 | 月曜(祝祭日は開館、翌日休館)、 年末年始(12月25日~翌年1月1日) |
入館料 | 大人300円、高校・大学生200円、小・中学生100円 【4館共通入館券】大人600円、高校・大学生300円、小・中学生150円 ※歴史美術館・武家屋敷安間家史料館・青山歴史村・篠山城大書院のセット。 2日間有効。歴史美術館が特別展のときは、料金が異なる場合あり。 |
アクセス | ウイング神姫「篠山口駅」から篠山営業所行きへ乗車、 「春日神社前」下車、東へ徒歩1分 |
駐車場 | 5台 |
HP | https://withsasayama.jp/history-museum/ |
SNS | https://www.facebook.com/osyoin/ https://twitter.com/osyoin https://www.instagram.com/osyoin_sasayamacastle/?hl=ja |
地酒を試飲して選べる『鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵』
1797(寛政9)年創業、清酒『鳳鳴』を醸す『鳳鳴酒造』の直売所は、江戸時代の風格ある建物で、国の登録有形文化財です。
店舗では、『鳳鳴』ブランドの様々な日本酒を販売しており、ほとんどの種類を試飲して購入できます。酒を仕込む際に音楽を聞かせた『夢の扉』や兵庫県の酒米で酒米の王者といわれる山田錦を使った大吟醸『笹の滴』のほか、丹波黒豆を使ったリキュール『楼蘭(ローラン)』などは自宅用にもお土産としても喜ばれます。
ショップの奥には、1975年まで酒造りに使われていた本社蔵『ほろ酔い城下蔵』が無料で公開されています。酒造りの責任者である丹波杜氏を中心に蔵人たちが実際に使っていた道具が並び、昔の麹室(こうじむろ)も公開。酒造りの歴史や文化を知ることができます。
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
住所 | 兵庫県丹波篠山市呉服町46 |
電話番号 | 079-552-6338 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 火曜、年末年始 |
アクセス | ウイング神姫「篠山口駅」から篠山営業所行きへ乗車、「二階町」下車、東へ徒歩5分 |
駐車場 | なし |
HP | https://houmei.wixsite.com/houmeisyuzou https://houmei.com/ |
SNS | https://www.facebook.com/profile.php?id=100057410171548 |
小豆や栗のお菓子を堪能したい『梅角堂』
1909(明治42)年創業の『梅角堂』は、現在四代目が腕をふるう和菓子店です。丹波篠山の黒大豆や小豆を中心に、熟練技で作られる伝統的な和菓子や洋のテイストを取り入れた新しいお菓子が人気です。
通年で販売されている羊羹は季節によっていろいろな素材が並びます。中でも各種「栗ようかん」(800円~)は、丹波篠山らしいお菓子として贈答用に喜ばれています。
『ささやまタルト』は、パイのような軽いタルト地に、アーモンドプードルを使ったふんわりした生地が特徴。黒豆と栗が入ったプレーンと、抹茶やメープル、ピスタチオなどの種類があります。
梅角堂
住所 | 兵庫県丹波篠山市立町78-1 |
電話番号 | 079-552-1311 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 木曜(祝日の場合は営業) |
アクセス | ウイング神姫「篠山口駅」から篠山営業所行きへ乗車、 「上立町」下車、北へ徒歩1分 |
駐車場 | 2台 |
HP | https://baikakudo.net/ |
SNS | https://www.facebook.com/baikakudo |
江戸時代の街並みが残る『河原町妻入商家群』
伝統的建造物群保存地区に選定されている『河原町妻入商家群』は、昔ながらの商家の街並みが残っています。篠山城築城の際に城下町として整備され、各家の間口は5~8メートルほどと狭いものの、奥行きは40メートル以上ある細長い「妻入(つまいり)」という建築様式です。古い建物内部を改装した飲食店や雑貨店、ホテルなどが営業しており、江戸時代の風情を体感できるエリアです。
河原町妻入商家群
住所 | 兵庫県丹波篠山市河原町177-1 |
電話番号 | 079-552-3380 (篠山観光案内所) |
営業時間 | 散策自由 |
定休日 | 散策自由 |
アクセス | ウイング神姫 「篠山口駅」から篠山営業所行きへ乗車、 「本篠山」下車、東へ徒歩1分 |
駐車場 | あり |
武家の生活に触れられる『武家屋敷安間家史料館』
安間家は、1830(天保元)年の大火の後に建てられた、規模としては当時の標準的な武家屋敷です。茅葺きの母屋と瓦葺きの土蔵が残されており、「SAMURAI HOUSE(サムライハウス)」と呼ばれて外国の人も多く訪れています。
室内は、安間家由来の古文書や日常に使われていた食器・家具、武具や史料などが展示され、江戸時代の武家の暮らしをイメージできます。中庭には「丹波水琴窟(たんばすいきんくつ)」があり、土中に埋めた甕(かめ)に落ちる水が、清らかな音を響かせます。
武家屋敷安間家史料館
住所 | 兵庫県丹波篠山市西新町95 |
電話番号 | 079-552-6933 |
営業時間 | 9:00~17:00(受付終了16:30) |
定休日 | 月曜(祝祭日の場合は開館、翌日休館)、 年末年始(12/25~1/1) |
入館料 | 大人200円、高校・大学生100円、小・中学生50円 【4館共通入館券】大人600円、高校・大学生300円、小・中学生150円 ※歴史美術館・武家屋敷安間家史料館・青山歴史村・篠山城大書院のセット。 2日間有効。歴史美術館が特別展のときは、料金が異なる場合あり。 |
アクセス | ウイング神姫「篠山口駅」から篠山営業所行きへ乗車、 「二階町」下車、徒歩約15分 |
駐車場 | 2台 |
HP | https://withsasayama.jp/anma-samurai/ |
SNS | https://www.facebook.com/osyoin/ https://twitter.com/osyoin https://www.instagram.com/osyoin_sasayamacastle/?hl=ja |
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(ライター 松田/ウエストプラン)
※本記事は2023年10月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。
株式会社ウエストプラン
松田きこ、かさはらみのり、中田優里奈、都志リサほか、兵庫県に精通した女性ライターが、観光やグルメ情報を中心に、阪神間や丹波・丹波篠山を縦横無尽に駆け回って取材します。