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“失敗しない”アウトドア料理体験!「ネイチャーライブ六甲」

「ネイチャーライブ六甲」

神戸の街並みが一望できる絶好のロケーションにグランピング施設「ネイチャーライブ六甲」が2023年5月19日にオープン。よくあるグランピング施設とは異なり、プロ並みのアウトドア料理を「自分で“作って”食べる」食体験などに特化した新しいスタイルのグランピングです。 どんな施設なのか気になったので、内覧会に参加してきました。結果は想像以上!食体験はもちろん、ワクワクさせてくれる仕掛けがいっぱいです。

六甲から始まるキュイジーヌ・グランピングとは

「キュイジーヌ・グランピング」

グラマラス(魅惑的な)なキャンピングこと、グランピングの魅力は手ぶらで手軽にちょっと贅沢に過ごせる空間に身をおくひととき。料理は、下ごしらえした食材があり、後は焼いたり煮たりするだけ。それがグランピングのいいところですが、もう少し踏み込んで、本格的なプロ並みのアウトドア料理を、自分で“作って”食べる体験として楽しむのが「キュイジーヌ・グランピング」です。
キュイジーヌとは、料理や料理法という意味のフランス語。「キュイジーヌ・グランピング」は、その名のとおり「本格的なアウトドア料理体験」に価値を置いたグランピング施設です。

左から株式会社刀 エグゼクティブディレクター 濵武 広士さん、代表取締役CEO 森岡毅さん、株式会社ネイチャーライブ 支配人 大石竜也さん、グランピング・アテンダントの2名
(左から株式会社刀 エグゼクティブディレクター 濵武 広士さん、代表取締役CEO 森岡毅さん、株式会社ネイチャーライブ 支配人 大石竜也さん、グランピング・アテンダントの2名)

ネイチャーライブ六甲を運営する「株式会社ネイチャーライブ」は、テーマパークなどを多く手掛ける「株式会社刀」の連結子会社。株式会社刀の代表取締役CEO森岡毅さんが「ネイチャーライブ六甲は、グランピングの宿泊事業ではなく、地域の魅力を創出し発信し人々を集めていく集客事業」と話すように、宿泊施設ではあるものの「体験を求めてくる場所」として位置づけられています。
その一番の体験が「食」。場所や産物など、地域の魅力を「食」を通してつなぎ、自らの体験として印象づけできるのがキュイジーヌ・グランピング施設「ネイチャーライブ六甲」なのです。


実際、本格的なキャンプをしようと思っても、手慣れた人ならともかく、火起こしに手間取ったり、料理を焦がしたり失敗の連続。家族や友達、パートナーにいい格好をしようと思っていても、逆効果ってことも。失敗も時がたてばいい思い出になりますが、その時はなかなか笑っていられません。
ここ、ネイチャーライブ六甲のスタッフ「グランピング・アテンダント」は、初心者がどこでつまずきやすいのか、初心者でもよりおいしい肉を焼くにはどうすればいいのかなど、日々研究を重ね、楽しさを引き出すノウハウを蓄積しています。

家族連れ

だから、家族連れなら子どもたちはグランピング・アテンダントと一緒に神戸の食材を使った料理体験を、親はその姿を見守る楽しさを、自然のなかで一生忘れられない体験が得られる場所になります。

ネイチャーライブ六甲の世界へ

「さぁ行こう!」と、家を出発し、車やロープウェー、バスで六甲の山中へ。街の風景も山の自然へと変わっていきます。大自然に囲まれたネイチャーライブ六甲への道のりは、ワクワク感がいっぱいです。
極めつけは、専用駐車場に着いてから。六甲山郵便局の向かい側(看板あり)に専用駐車場があり、ここから迎えの車に乗り込み現地へと向かいます。10分ほどの道のりですが、車が1台ギリギリ通れる山道は曲がりくねり、まるで山の奥地へと冒険に出かける気分。ちょっとヒヤヒヤしながら進むと到着。車から降り、坂を登れば、木々に囲まれた中に建つコテージの三角屋根が見えてきます。

手前の広場「ヴィレッジセンター」

手前の広場「ヴィレッジセンター」の中央には、樹齢300年の大きな欅(けやき)の切り株があり、中央の空洞部分をそのまま利用したファイヤーピットがお出迎え。もう日常の気配は全くない、今を楽しむための時間が流れています。

ネイチャーライブ六甲のコテージは5棟のみ

ネイチャーライブ六甲の最大の魅力は、プロ並みの本格的なアウトドア料理を「自分で“作って”食べる」こと。その舞台は、「スカイコテージ」と呼ぶコテージの中にあり、周囲を気にすることなく自分たちの世界で楽しめます。
コテージは、定員6名が2棟と定員4名が3棟の計5棟のみ。自然に溶け込む赤茶色の三角屋根は、キャンプのテントをイメージしたものです。

コテージへの動線

コテージへの動線にも工夫があり、森の中で過ごす非日常を演出。自然に没入できるようデザインされています。

コテージのドアを開け入ると、目の前には引き戸。引き戸を開ければ、神戸の街並みが窓一面に見える寝室です。

FIX窓

窓は、開閉できない代わりに中央で視界を遮るフレームがないFIX窓を採用。昼はもちろん、夕景・夜景の美しさや朝の目覚めの景色。なんとも贅沢です。同様の眺めは、浴室からも見えます。
これだけではありません。2階には、スゴイ物があります。
まずは、スタイリッシュな室内。

奥には、アウトドア料理を楽しむグリルドテラス。爽快さ満点です。

温度調節可能な、かまど型のキュイジーヌグリルがグランピングを盛り上げてくれる
温度調節可能な、かまど型のキュイジーヌグリルがグランピングを盛り上げてくれる

そして、窓の外にはハンモックテラス。

テラス全体がハンモック

なんと、テラス全体がハンモックになっています。思い切って踏み出せば、大自然を満喫する、まさに鳥になった気分を体験。「スカイコテージ」の名前がピッタリです。
ちなみに、総重量450kgがかかっても大丈夫な設計なので安心。落とし物には注意しましょう。

夜になると、こんな夜景が待っています。

写真提供:ネイチャーライブ六甲
写真提供:ネイチャーライブ六甲

ネイチャーライブ六甲だからできる体験

ネイチャーライブ六甲がどういう場所かわかったところで、体験の内容を紹介しましょう。こればかりは、実際に体験してこそ楽しさがわかるものなので、簡単にどんな体験ができるかを紹介します。

【アウトドア料理体験】(宿泊料に含まれます)
ネイチャーライブ六甲の一番の魅力「食体験」です。この日は内覧会ということもあり、場所を変えて一部の料理だけを体験。グランピング・アテンダントの丁寧な手ほどきが見事です。
作る子どもたちの表情から、ネイチャーライブが目指す体験の素晴らしさが伝わってきます。

アウトドア料理

初心者が手探りで挑戦するキャンプでもなく、テレビやYouTubeで見るアウトドア料理解説でもない、一緒に“失敗なく”作り上げる料理体験に、見ている側もワクワクします。

プロ並みの料理を自分で“作って”食べる喜び。神戸牛のうまさも一段と増します。

料理メニューの一例はコチラ。

デイナーメニュー

・デイナーメニュー
前菜
 温冷を楽しむグリル・ド・シーザーサラダ
 六甲シャンピニオンのアヒージョ
メイン
 地中海の風薫るブイヤベース&リゾット
 ザ・パーフェクトステーキ(神戸牛の塊肉)(注意:本記事内記載の写真は、オプションで選択できる「トマホーク(兵庫県産和牛)」です)
デザート
 旬の果物のホイル焼き 薫製アイスクリーム添え

・朝食メニュー
 焼きたてホットバタービスケット
 新鮮な彩りグリルの野菜
 粒の甘みと食感を楽しむコーンスープ
 ふわふわスペイン風オムレツ
ソーセージとベーコングリル
季節のフルーツ
ドリンク
 挽きたてモーニングブレンドコーヒー
 摘みたてハーブティー
 フレッシュオレンジジュース


【薪割り体験とファイヤーピット】(宿泊料に含まれます)

写真提供:ネイチャーライブ六甲
写真提供:ネイチャーライブ六甲

キャンプを盛り上げてくれる炎に欠かせない薪(まき)。これもできることなら、自分で薪割り体験をしてみたいもの。安全対策をとってから体験します。薪割り体験に使う丸太は、六甲山の倒木など、伐採する必要のない木を使用し、環境にも配慮。小さく割った薪は、コテージの暖炉で使います。(薪割り体験は16時30分まで)

写真提供:ネイチャーライブ六甲
写真提供:ネイチャーライブ六甲

15時〜21時30分までは、欅のフィヤーピットに薪をくべ炎を囲む時間です。
大きな炎の前で、家族や仲間、この日初めて会った人との語らいのひととき。これも大切な体験です。


【木の上のピクニック】(宿泊料に含まれます)

鳥の巣(バーズネスト)のようなもの

ヴィレッジセンターで周りをキョロキョロ見渡すと、きっと気になるのがこの鳥の巣(バーズネスト)のようなもの。気になるので登ってみると、いい見晴らしです。

ヴィレッジセンター

ここでは、ティータイムを楽しめます。なぜか、とても落ち着くので、木の上のピクニック、おすすめです。
バーズネストでの樹の上のピクニックは、15時〜17時まで。


他にも、フロントで天体望遠鏡を借りて天体観測(19時〜21時30分、無料)、フィナンシェ作り(15時〜17時(16時30分受付終了)、2人前1,000円)、サンドブラストでグラスを作るクラフト体験(15時〜17時(16時30分受付終了)、1つ3,000円〜)などの体験ができます。
どれも特別な体験ばかり。初めてのことも、グランピング・アテンダントが手伝ってくるので、安心して楽しめます。

写真提供:ネイチャーライブ六甲
写真提供:ネイチャーライブ六甲

六甲の自然の中に身を置きながら、眼下には神戸の街が広がる特別な場所での特別な体験。グランピングを越えたキュイジーヌ・グランピングの世界を開く「ネイチャーライブ六甲」なら、間違いなく特別な体験を楽しむことができます。

(ライター 塚本隆司)

※本記事は2023年6月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

ネイチャーライブ六甲(グランピング施設)

住所神戸市灘区六甲山町南六甲1034-140
営業時間チェックイン 15時〜、チェックアウト11時まで
宿泊料1泊2食付28,000円〜(税込)、大人1人あたり、
1室大人4名の利用時、料金は日によって変動
アクセス専用駐車場まで神戸三宮から約30分、大阪市内から約60分
https://www.naturelive.co.jp/access/
駐車場からは送迎車での移動になります
駐車場有(無料)、「六甲山郵便局」の道路向かいに専用駐車場、看板あり、
駐車場からは送迎車での移動になります
公式サイトhttps://www.naturelive.co.jp
SNShttps://www.instagram.com/natureliverokko/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100089892815549

ライター 塚本 隆司(つかもと たかし)

姫路城を眺めながら生きてきた、脱サラライターです。全国あれこれ旅をして来たけれど、やっぱり地元が1番!“兵庫のよいもの“を探し求めて歩きます。(呑み歩きだろ! とは言わないで笑)読んでくれているみなさまの「行きたい!欲しい!食べたい!」が「行こう!買おう!食べよう!」に心が動いたなら、何よりの幸せです。

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