愛犬を連れて海を眺めながら、ゆっくり食事を楽しみたい。そんなひとにおすすめの施設が、淡路島北西部にある『淡路島クラフトサーカス』です。
2016年にオープンし、その後2022年7月にリニューアル。兵庫県ひょうご「食」担当参与の山下春幸氏が監修を行い、海鮮BBQが楽しめる「淡路島海王市場」、ビッグサイズのハンバーガーやピザが味わえる「淡路島クラフトキッチン」の2つのレストランがオープンしました。

更に、ショッピング施設として淡路島産の野菜や加工品が買える「クラフトマルシェ」、世界各国の雑貨が集まった「Global market 国際蚤の市」の2つのショップが加わりました。

Global market 国際蚤の市には、日本の伝統工芸や世界各国の雑貨が勢揃い。店内をぐるりと回って、ショッピングを楽しみましょう。

店内には、ワンちゃんOKのドッグテラス席やドッグランスペースもあり、愛犬家のおでかけ先としても人気。レストランでは、ワンちゃん向けのピザやハンバーグなどドッグメニューも用意されています。

また、淡路島西海岸は「日本の夕陽百選」にも選ばており、ビュースポットとしても有名です。テラスからオーシャンビューが楽しめるところも魅力の一つで、日が暮れると美しい夕陽を眺められます。

ほかにも、敷地内のあちこちにフォトスポットが用意されているので要チェックです。

なかでも、玉ねぎの形をしたソファは、玉ねぎが特産の淡路島らしくてかわいいです。色や大きさが異なるソファが点在しているので、敷地内を散策がてら見つけてくださいね。

施設内にある「淡路島海王市場」と「淡路島クラフトキッチン」の2つの飲食店。
淡路島海王市場は、海鮮BBQが楽しめるシーサイドレストランです。すぐ目の前に海が見えるテラス席で、潮風を感じながら食事ができます。
人気の「海王浜焼きセット」は、『淡路牛と本日の魚介・淡路野菜セット』（5,800円）、『鮑と本日の魚介・淡路野菜セット』（6,800円）、『伊勢海老と本日の魚介・淡路野菜セット』（7,800円）の3種類あります（いずれも2名分）。

今回セレクトしたのは、『淡路牛と本日の魚介・淡路野菜セット』。牛串や大きなエビ串、ゆでイカ串、サザエ、ハマグリ、野菜とボリュームたっぷりです。食材を焼きつつ、海を眺めながらおしゃべりを楽しむ時間は、なんて最高なんだ！と思わずにいられません。

ほのかに潮の香りもする焼きたての海鮮はもちろん、甘みのある玉ねぎや、トウモロコシ、タケノコなど野菜もとっても美味。さすがは古代から中世まで、朝廷に食を献上していた御食（みけつ）国、淡路島です。

ほかにも、長さ4m以上のいけすに泳いでいる魚をその場で捌いてつくる活け造りや握り寿司も人気。『釜揚げしらす丼』（1,480円）や『海王丼』（1,980円）といったサイドメニューもあります。

淡路島クラフトキッチンでは、淡路牛を使用した特大サイズの『グリル淡路牛メガクラフトバーガー』（2,280円／ポテト・ドリンク付き）や、直径40cmの「島ピザ」などがいただけます。

名物の「島ピザ」は、2〜4名ほどでシェアするのにちょうど良いサイズ。こちらの『キャベツと大葉の淡路島産しらすピッツァ』（2,880円）は、淡路島で獲れたしらすがたっぷりとトッピングされたピザです。シャキシャキ食感のキャベツは歯ごたえがあり、大葉の風味がいいアクセントに。

ちなみに、こちらで注文した料理は、先ほど紹介した淡路島海王市場でも飲食可能です。「海鮮BBQと島ピザ」「海鮮BBQとハンバーガー」のような組み合わせで食事を楽しむこともできますよ。

レストランで食事を楽しんだあとは、デザートはいかがでしょうか。施設内では、サンデーやフロート、ミニソフトクリーム、ジェラートなどもいただけます。

『ORIGINALサンデー』（各770円）や『ORIGINALフロート』（各770円）など、渦を巻いたソフトクリームがトッピングされたメニューは、海を背景に撮影すれば映える写真が撮れること間違いなし！

青空をイメージした『クラフトスカイシーブルー』（770円）や、夕陽をイメージした『クラフトサンセットオレンジ』（770円）は、見た目も爽やか。夏の暑い日にごくごく飲みたくなる一品です。

クラフトマルシェで販売されているジェラートは、クラフトサーカスのイメージキャラクターであるゾウのヴィーガンクッキーがトッピングされています。店頭には常時12種類のジェラートがあるので、きっとお好みの味が見つかるはず。テイクアウトして、ドライブのお供にするのもおすすめです。

淡路島にはオーシャンビューが楽しめるお店がたくさんあります。『淡路島クラフトサーカス』はワンちゃん連れで遊びにいけるのが嬉しいポイントの一つ。また、オーシャンビューを楽しみながら海鮮BBQやハンバーガー、島ピザなど淡路島産の食材を使ったおいしい料理を堪能できるのも魅力です。フォトスポットも多数設置されており、映えスポットにおでかけしたいひとにもおすすめ。淡路島の特産品を販売しているマルシェもあるので、お土産を探しに立ち寄ってみるのもいいでしょう。

（ライター　中田／ウエストプラン）