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【洲本市】陶器の魅力、芸術そしてストーリー…『陶器あ⇔ん』さんに「きらっと」

『陶器あ⇔ん(あん)』

淡路島・洲本市内にある『陶器あ⇔ん(あん)』は古き良き日本の風景が広がる場所で工房を構える陶器のお店。店舗の雰囲気や陶器作品も時間をまるで切り取った絵画の一部に感じることができます。手に取れる陶器の魅力、時を感じるアートの世界がそこにはありました。

こんなところに「きらっと」

今回の「きらっと」は淡路島・洲本市内にあるお店の『陶器あ⇔ん』さん。
三ノ宮駅・明石駅から明石海峡大橋を使って車で約1時間。工房と併設した陶器のお店にお邪魔しました。周りはのどかな田園風景で、日本の原風景が見渡せます。

工房と併設したお店の入り口
工房と併設したお店の入り口

山の梺にある工房で食器を中心にご夫婦二人で一点一点大切に制作しています。日中は工房で作品制作をしているため、お店にお客様が来られる際は事前予約制をお願いしているとのこと。訪問される際は前日までに予約してください。(工房・店舗の詳細所在地については、事前予約後にお知らせくださいます)

▽ 陶器あ⇔ん 事前予約はコチラから ※突然のご訪問はお控えください。

世界観ある空間に陶器が溶け込んでいる
世界観ある空間に陶器が溶け込んでいる

『陶器あ⇔ん』さんは自宅を工房に2013年頃からご夫婦で陶器制作をスタートされたそうです。

現在の工房兼お店は、自分たちで改装したそうで古い窓枠や家具をリメイクし、陶器棚として使用されています。「時間の経過による美しさ」を大切にされている陶器あ⇔んさんの世界観が伝わる店内でした。
何とも言えない懐かしい感じやアニメ・映画の中に出てきそうな雰囲気を感じ取ることができました。

【『陶器あ⇔ん』さんの情報はコチラ】

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ここが「きらっと」

淡路島の土を使った陶器が魅力的だ
淡路島の土を使った陶器が魅力的だ

ご主人は美大で油絵を専攻し、後に京都の陶工訓練校で陶芸を学んだ後、陶芸家に弟子入りをして陶器づくりを学ばれたそうです。今回お話を伺った奥さまは、今とは全く違う仕事をされていたそうですが、フランス旅行での旅先で出会った陶芸家のご自宅での生活、創作空間や何気ない日常との調和・空気感に触れ何とも言えない憧れとこういう暮らしをしたいと思ったそうです。

その後グラフィックデザイン会社での勤務を経て、「一度は海外で暮らしてみたい」とアメリカへ移住。語学を学びつつオートクチュールを制作する専門学校に入学してニューヨークで約3年滞在し、自身でもオリジナルな服を制作販売なども経験。その後テロの影響などもあり帰国したそうです。

帰国後も芸術・アートに携わっていく中で、父方の故郷・淡路島を訪れた際に、子供の頃の楽しかった淡路島での思い出と、島の四季折々で見せる美しさを、海外生活を通じ経験したことで再発見。その後、淡路市立陶芸館でインストラクターをすることになり、そこで旦那さまと出逢ったことが現在の活動・『陶器あ⇔ん』さんの始まりとのこと。インタビュー当日は奥さまの“人となり・魅力”がわかるお話・ストーリー“をたくさんお聞かせいただきました。(ありがとうございました。)

淡路島の土を使った粘土を使っている
淡路島の土を使った粘土を使っている

『陶器あ⇔ん』さんの作品は、瓦の土で有名な“淡路島の土”を混ぜて制作されています。焼き上げる温度ですが陶器は通常1200℃以上で焼き上げ、瓦の土はその温度では溶けてしまうため、耐火度の高い土と“淡路島の土”を混ぜて、土の特性を活かした作品になっています。

作品の中でも、花びらのような縁の「リンカ(輪花)と呼ばれる形のお皿」や「マグカップ」が人気ですとのこと。日本画に使用される岩絵の具のような風合いは、欧米の方にも好評だったそうで、「お国柄で陶器の好みが全く違うので、反応の多様性を見れるのも、陶器の面白さですね。」と教えていただきました。確かに写真を撮るだけで切り取った絵になります。

表情・雰囲気がどれも違う「輪花のお皿」
表情・雰囲気がどれも違う「輪花のお皿」
どこを切り取っても絵になる作品だった
どこを切り取っても絵になる作品だった

来られる方はご夫婦で、親子で、カップルでと来られ作品を選ばれることが多く、私たちも「プレゼントだったらどれにするか」と時間を忘れ作品に見惚れてしまいました。

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メッセージ

人となりや陶器の魅力…貴重なお時間でした
人となりや陶器の魅力…貴重なお時間でした

「今の自分よりもっと良いものを作りたい。自分の目指す理想に追いつく為に、日々制作を続け、その理想が正解でなかったとしても、その過程で自分の作品を見つけることができる。特に陶芸は、人の手や粘土の特性で大きく変化するので、一つとして同じ作品ができない。それは陶芸の面白さと魅力の一つですね。後は単純に継続して長く自分が作りたいものを作りたいです。」とお話をいただきました。

その想いに「きらっと」した輝きを感じました。

(編集部 西本・三木 )

※本記事は取材時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

陶器あ⇔ん(あん)

住所事前予約制であるためご来店の際、店舗所在地をお知らせ
▽事前予約はコチラから
https://www.instagram.com/toukian2017/
toukian@gmail.com
営業時間【実店舗】(工房横の小さなショップ)
OPEN:火-土 10:30-17:00
※※前日までにご予約ください※※
ご予約は→toukian@gmail.com
突然のご訪問は、ご遠慮下さいませ。
定休日月・日・祝日
アクセス車で 神戸・明石方面から約1時間
駐車場あり
HPhttps://toukian.stores.jp/
SNShttps://www.instagram.com/toukian2017/

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