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餃子と中国茶が織りなす神戸・元町の異文化体験

先日、神戸・元町にある中国茶専門店「五福茶荘」で開催された水餃子ワークショップに参加しました。講師は中国・内モンゴル自治区出身のオーナー、周さん。粉から皮を練り、具材を包み、茹で上げるまでを体験しながら、中国の奥深い食文化に触れることができました。さらに中国茶とともに味わうことで、食後の余韻まで心に残るひとときとなりました。

餃子に映し出される地域文化と食の知恵

中国では一般的に、餃子=“水餃子”。ほんのりもちもちとした皮に具材の旨味がじわっと広がり、香辛料や調味料の奥深い味わいが魅力です。今回のワークショップでは、その本場の技と味を体験しました。中国は広大な国土ゆえ地域ごとに食文化が異なり、北方では小麦文化による水餃子、南方では米粉の点心や麺類、そして周さんの故郷内モンゴルでは羊肉文化が主流。餃子ひとつにも歴史や気候の違いが映し出されます。

イベント概要

・開催日:2025年8月6日(水) / 8月10日(土) 11:00~14:00
・開催地:五福茶荘(〒650-0022 兵庫県神戸市中央区元町通3丁目17-4)
・定員:8名(最少催行1名)
・料金:おひとり 4,800円
・講師:五福茶荘 周さん(中国・内モンゴル自治区出身)
・所要時間:約3時間
・内容:中国本場の水餃子作り体験

(中国茶付き、レシピ付き、さらに周さんからのサプライズプレゼントあり)

こねて、包んで、茹でる──完成する本場の味

ワークショップは「粉をこねる」→「薄く伸ばして皮を作る」→「具を包む」→「茹でて仕上げる」ステップで進行。

参加者それぞれが自分だけのもちもち皮を成形し、ひとつひとつ愛着が湧きました。茹でたての水餃子は皮が滑らかでもちもち、噛むたび肉とスパイスの旨味がふわっと広がり、味わったことのない美味しさでした。

最後に、黒茶や花茶をいただきながら、油を流してくれるような香り高い余韻を楽しみ、食後の満足感と異文化体験の余韻に浸る時間となりました。

五福茶荘が紡ぐ、中国茶と食文化の交流空間

神戸・元町駅から徒歩3〜5分に位置する五福茶荘は、中国茶の魅力を伝えるだけでなく、文化交流の場としても親しまれています。

店名に込められた“五福(幸福・長寿・健康・徳行・安らぎ)”の願いのとおり、周さんは訪れる人々に心と体の健康を届けようとされています。餃子を通じて参加者同士がワイワイ交流し、中国茶とともに味わう時間は、神戸ならではの異文化体験として忘れられない思い出となりました。

(編集部 酒井)

▷五福茶荘・周さんの紹介記事はこちらから
▷五福茶荘開催・別記事:家庭の小籠包!包子を学ぶ、中国茶と過ごす神戸時間

※本記事は取材時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

<本記事のイベント※開催終了>

中国内モンゴル省出身の周さんに直伝!本格水餃子ワークショップ

店名五福茶荘
住所兵庫県神戸市中央区元町通3丁目17-4
電話番号090-2147-9520
営業時間10:00 ~ 18:00
定休日不定休
URLhttps://www.hana-yakuzen.com/
アクセス▽車の場合
山陽自動車道「三木東IC」から約10分
駐車場:教室に6台分あり
▽ 電車の場合
JR元町駅西口から3分
▽ バスの場合
神戸シティループ『みなと元町駅前』バス停から徒歩6分
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