fbpx

記事・読み物

家庭の小籠包!包子を学ぶ、中国茶と過ごす神戸時間

日本で“小籠包”と聞くと、スープがあふれる点心を思い浮かべがち。しかし現地では、家庭で親しまれる“小籠包=包子”を指すことも多いのです。今回のワークショップでは、この家庭料理としての小籠包を学び、奥深い中国茶の歴史と香りとともに楽しみました。

家庭料理としての“小籠包=包子”を体験

「蒸したての小籠包ってどうやって作られているの?」そんな疑問を解き明かすワークショップ。本場の家庭で食べられる“小籠包=包子”を周さんから学びました。皮を伸ばし、具材を包み、蒸し上げる工程を自ら体験し、ふっくら仕上がった蒸したてを味わう感動は格別でした。

<イベント概要>

・開催日:2025年7月13日(日) / 7月19日(土) 11:00~14:00
・開催地:五福茶荘(〒650-0022 神戸市中央区元町通3丁目17-4)
・定 員:10名(最少催行1名)
・料 金:おひとり 5,000円
・講 師:五福茶荘 周さん(内モンゴル自治区ご出身)
・所要時間:約3時間
・内 容:中国本場の小籠包(包子)作り体験(中国茶付き・レシピ付き・サプライズプレゼントあり)

   

笑い合いながら包む、ふっくら蒸したての感動

ワークショップはまず、小麦粉をこねてふんわり発酵させるところからスタート。次に具材を皮で包む作業に挑戦しましたが、きれいにひだを作るのは意外と難しく、参加者同士で「私の方が上手かも」と笑い合う和やかな雰囲気に。

蒸し器から立ちのぼる湯気とともに完成した包子は、ふっくらともちもち。ひと口頬張ると、肉汁と香りが広がり、醤油と酢を混ぜたたれと相性抜群。最後に供された中国茶は、食後の余韻を整え、まるで現地の家庭団らんに招かれたような温かいひとときとなりました。

餃子作りも、小籠包作りも美味しいものを囲んで食べる時間はもちろん、 包みながらワイワイするひとときに意味があるのだと感じます。

五福茶荘が届ける、中国茶と食文化の温もり

店主の周さん

五福茶荘は神戸・元町にある中国茶専門店。店主の周さん(内モンゴル自治区出身)は、留学を機に神戸に暮らし始め、中国茶と食文化を伝え続けています。店名“五福”には「幸福・長寿・健康・徳行・安らぎ」という願いが込められ、訪れる人に心と体の満たしを届ける場となっています。

今回の小籠包(包子)ワークショップをはじめ、水餃子や点心づくりを通して、ただ料理を学ぶだけでなく「作る時間そのものを楽しむ文化」に触れられるのが魅力。神戸という多文化が交わる街だからこそ体験できる、異文化交流のひとときです。

(編集部 酒井)

「五福茶荘」についてより詳しい記事はコチラ

※本記事は取材時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

本場中国・五福茶荘の周さん直伝!小籠包作り

店名五福茶荘
住所兵庫県神戸市中央区元町通3丁目17−4
電話番号090-2147-9520
営業時間10:00 ~ 18:00
定休日不定休
URLhttps://newfriend.thebase.in/
アクセス▽ 電車の場合
JR元町駅西口から3分
▽ バスの場合
神戸シティループ『地下鉄県庁前(免許更新センター)』バス停から徒歩6分
TOPへ