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伝統工芸の植物インテリアをプレゼントに
まず初めに皆さんは「つりしのぶ」が何かご存知でしょうか?
元々「つりしのぶ」は、シノブを束ねて井桁や玉などに作り、軒下につるして涼味を楽しむものであり、江戸時代深川周辺の植木屋さんによって作られた伝統工芸植物品です。
(※シノブ・・・山地の岩の上や木の幹などにつく、しのぶ科のシダ植物)
そんな歴史から、俳人 小林一茶は「水かけて夜にしたりけりつりしのぶ」と読み、はたまた歌川広重は「音曲町繁花の商人」の絵に様々な形をした「つりしのぶ」を描くなど、古くから愛され、その風情あふれる美しさは 夏の風物詩とされてきました。
そこで今回プレゼントとしてバイヤーがおすすめしたい一品、「つりしのぶ」の中でもチャーミングなフォルムがたまらない「苔玉しのぶ」をご紹介します。
専門農園は全国で2か所!稀少性が高いプレゼントに
今回のバイヤーおすすめ「苔玉しのぶ」は兵庫県宝塚市にある「つりしのぶ園」で作られた商品。
実は「つりしのぶ」の専門農園は全国で兵庫県と東京の2軒しかなく稀少性が高い商品なんです。
もし「つりしのぶ」を見たことがある、手元にあるという方は珍しい方かもしれません。
今回バイヤーがおすすめする「苔玉しのぶ」は、兵庫県宝塚市にある専門農園「つりしのぶ園」が育成した商品。
宝塚北部の豊かな大地・自然に恵まれた「つりしのぶ園」は、冬季には氷点下になる厳しい環境の中で、つりしのぶを作ること50年以上の大ベテランが何年もかけてしのぶ苗を育て上げ、しのぶ玉を丁寧に手作りしています。
そんな園内のハウスには、直射日光が当たらないように念入りに日差しよけのカバーがかけられ、驚くほどの数のしのぶ玉が並んでいます。一度訪れてみると「つりしのぶ」の圧倒的な光景に驚きますよ。
つりしのぶ・つりしのぶ園を取り上げた過去記事はコチラ
インテリアとしてのプレゼントに最適
それでは今回プレゼントにおすすめする「苔玉しのぶ」の利用シーンを見てみましょう。
例えばキッチンに置いてみると、緑が映えた可愛らしいインテリアに。普段の料理や洗い物を
している際に、「苔玉しのぶ」の成長を見る楽しさが生まれるかも。
さらに憩いの場・家族だんらんの場、会社の応接室、来客室などもよいかもしれません。
テーブルセットに「苔玉しのぶ」を一つ置いてみると、いつものお花・置物を飾るのとは違った趣きを感じられます。
何よりおすすめしたいのは、父の日・母の日など”大切な人へ”プレゼントです。
実は「苔玉しのぶ」の中には、期間限定で風鈴を付けた商品があります。
鑑賞しながら音色を楽しむこともできますが、この風鈴には”疫病・病魔”を払う意味もあり、大切な人の「健康祈願」する思いも伝えることができるんですね。
苔玉しのぶ購入はこちら
おうちで楽しむ、すくすく育成生活
「苔玉しのぶ」は鑑賞して終わりだけではありません。育成する楽しみもあります。
そのため上手に育成するためのポイントを3つお伝えします。
(1)カーテンなどを利用し、日差しを70%程度遮る
(2)霧吹きでの水かけは3~4日に1回、苔の表面が乾いてから2日後くらいに水に漬け込む
(3)お皿に置く場合は水をよく切ってから置くこと(根腐れの原因となります)
簡単3ステップなので、知識・技術関係なく楽しむことができますよ。
しっかりとポイントを押さえて育成すると緑の根が伸び始め、ゼンマイ状の芽が出てきます。まさに生命の神秘ですね。その後やわらかな葉を広げながらすくすくと成長しますよ。
例えば「アサガオの観察日記」のように、もしかしたらご家族で成長を見守るのも良いかもしれません。毎日変化がないかと違いを探す楽しみ、同様に癒しを与えてくれています。
今回キュンとさせる緑のインテリア「苔玉しのぶ」をバイヤーイチ押しのプレゼントにおすすめしたい商品としてご紹介しました。
いつもと少し違ったもの、想いがこもったもの、形に残こるもの・・・大切な人へのプレゼントをお探しの方はいかがでしょうか?