fbpx

記事・読み物

日帰りで遊ぶも良し、泊まってのんびりするも良し、緑の中で快適なグランピングを

立杭てらす

今田町(こんだちょう)にある『立杭てらす』は、今田のまちを見渡せる静かな高台にあるグランピング施設です。ベッドを備えたドームは快適で宿泊もでき、食材を持参すればガスクリルや炭火でバーベキューもOK。敷地内には子どもたちが喜ぶ大型遊具もあり、セグウェイやボルダリングで大人も存分に遊べます。電動アシスト付きのレンタサイクルで、ここをベースに陶芸のまち、グルメのまち「今田町」も満喫しましょう。

食材さえ持ち込めば道具は最小限でOK

立杭てらす があるのは下立杭の虚空蔵山側

『立杭てらす』があるのは下立杭の虚空蔵山側です。丹波焼の施設『丹波伝統工芸公園 立杭 陶の郷』から山側の道を南へ進むと道沿いに看板が見えてきます。カーナビで住所を入れると別の場所が出ることがあるので少し注意を。車を停めたら管理棟でチェックイン。管理棟は休憩室も兼ねており、淹れたてのコーヒーが自由に飲める上、Wi-Fiも使えます。

立杭てらす ところせましと並ぶキッチングッズや遊び道具

ところせましと並ぶキッチングッズや遊び道具は、すべて貸し出しOK。キャンプギアがなくても食材だけ持ち込めば料理ができるのはうれしいですね。包丁、まな板、ボウルに菜箸、炊飯器、ダッチオーブン、簡易ピザ窯、さらには燻製器までそろっています。丹波焼のカップやお皿、ワイングラスもあって、食卓をおしゃれに演出してくれます。食器の中にウェッジウッドのカップ、バカラのワイングラスも発見!

リヤカー

チェックインが済んだら、リヤカーに荷物を積み込んでドームに向かいます。3つあるドームはディキャンプでも利用可。エアコンやベッドもあるので、疲れたら休憩しながら遊べます。小さな子どもや高齢者がいる家族にはとっても便利ですね。日帰りキャンプのつもりで行っても、そのまま泊まりたくなるような素敵な場所なんです。

休憩・宿泊ともに快適に過ごせるドーム

立杭てらす 「マロン」の外観
「マロン」の外観
立杭てらす 大きな窓から外が見える
大きな窓から外が見える

管理等に一番近いドームテント「マロン」は、丸いフォルムで、外が見える大きな窓が特徴。ベッドに寝転がったりソファーに座ったり、自宅にいるようにくつろいで、風にゆれる木々や流れる雲を見ながらのんびり過ごせます。

立杭てらす 「のぼり窯」の室内
「のぼり窯」の室内

立杭地域で見られる登り窯のような細長い形の部屋は「のぼり窯」というネーミングです。朝日が出るとベッドの横の窓から明るい光が差し込み、鳥の声とともに目覚める幸福感は格別。貸し切りまたは他にお客さんがいない日は、カラオケ設備をレンタルして盛り上がれます。(カラオケ代:1,500円)

立杭てらす 「オニオン」の室内
「オニオン」の室内

見た目もかわいらしい玉ねぎ型のドーム「オニオン」は、中央にソファーとテーブルがあって、深夜まで話し込んでしまいそう。天井はシースルーになっているので明るい光が差し込み、川を流れる水音が心地よいBGMになってアウトドア感が満喫できます。

各ドームには、ベッド4台、ソファー、テーブル、エアコン、冷蔵庫(ミネラルウォーター500ml×4本入り)、湯沸しポット、簡易金庫、鏡が設置されています。

立杭てらす 洗面所
立杭てらす 洗面所
立杭てらす 炊事場
立杭てらす 炊事場

管理棟の横にある洗面所にはドライヤーや紙コップを設置、温水便座付きの洋式トイレは男女別、全身シャワーの個室もあります。どれも機能的なのでストレスなく利用できます。ちなみに、ほとんどの宿泊者が利用するのが車で10分ほどの距離にある天然温泉『こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷』での入浴です。無料送迎をしてもらえるのでチェックイン時に時間を確認しておきましょう。ちなみに、オートキャンプを希望する人は3台分の広いスペースがあります。

手軽に調理を楽しめる設備

立杭てらす ガスグリル

各ドームの前には、タープテント、冷蔵ストッカー、ガスグリル、BBQテーブル、椅子、ハンモックが設置されており、快適に調理と飲食ができます。ガスグリルは高火力でアウトドアらしい料理ができ、希望すれば炭火焼も可能です。(炭代別途)

立杭てらす ガスグリルで煮込み料理

ガスグリルで煮込み料理をしたり、ダッチオーブンでローストチキンを作るなど、家ではやりづらい料理にも挑戦したいですね。ピザ窯を借りることもできるので、市販のピザ生地を持参すれば手軽にピザが作れます。子どもたちと一緒にトッピングをするのも楽しいものです。

ダッチオープン(炭または薪またはガス 付き)1,500円
簡易ピザ窯 500円
燻製器 200円
炊飯器 200円

「のぼり窯」の前のスペース

10人以上のバーベキューは「のぼり窯」の前のスペースを利用することになります。大きな冷蔵ストッカーがあるので、食材やドリンクを適温に冷やせてとっても便利。足りないものがあれば管理棟で購入できるものもあるし、コンビニまでは車で5分ほどです。便利な器具を利用して、手軽にアウトドア料理を楽しみましょう。

広い敷地で童心にかえって遊べる

セグウェイ

なかなか乗る機会がないセグウェイも複数台あり、レンタル代 300 円で敷地内を走ることができます。大人もハマる乗り物ですが、子どもの方が早く乗りこなす傾向があるようです。セグウェイを2台使ってゴーカートのように遊ぶこともできます。

ボルダリング

本格的なボルダリングにもチャレンジしてみましょう。全身の筋肉を使って、どこまで上れるか親子対決するのもいいかも。子どもが体験する時は大人がそばについて、安全には十分配慮しましょう。

ボルダリングやネットクライム

ボルダリングやネットクライムのほかに、トランポリンやバスケットゴールもあります。楽しみながら全身運動ができるのは、大人世代にとってもありがたいですね。日頃の運動不足を解消できるかも。

芝生

運動が苦手な人やただただのんびりしたい人は、遊具はパスして芝生の上を歩いたり寝転んだりして自然を五感で感じてみましょう。見晴らしの良い景色と山の空気で、気分爽快になります。

キックスケーター(1.000円)

今田町を散策するなら、キックスケーター(1.000円)やアシスト自転車(1.000円)を借りて、繰り出しましょう。豊かな自然が残る今田町では、窯元めぐりやランチ、カフェなど、いろんな楽しみ方ができます。

陶芸家に習う初めての陶芸

陶芸家の指導による陶芸体験

今田町ならではの体験として、陶芸家の指導による陶芸体験ができます。手びねりや回しろくろで、子どもから高齢者まで気軽に陶芸を楽しめます。予約が必要ですので早めに連絡を。

陶芸体験A(陶土600g)1,500円(税別)
陶芸体験B(陶土1kg)2,000円(税別)

立杭てらすジャンパー

「こんな場所があったらいいな」というオーナーの思いがつまった『立杭てらす』は、静かな環境の中で快適に過ごせる場所です。2020年のオープンから、さっそく話題のスポットになってリピーター続出。日帰りキャンプでもベッドのある部屋が使えて、最大9時間ものんびりできるなんて最高です。

(ライター 松田/ウエストプラン)

※本記事は2023年5月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

立杭てらす

住所兵庫県丹波篠山市今田町下立杭5-1
電話番号079-506-8194
営業時間日帰りキャンプ:チェックイン11:30、チェックアウト20:30
定休日宿泊:火・水曜(祝日は営業)
アクセスJR相野駅からウイング神姫バスで、こんだ薬師温泉行きで約20分、
「下立杭南口」下車徒歩約5分。
駐車場あり
HPhttps://tachikui-terrace.com/

株式会社ウエストプラン

松田きこ、かさはらみのり、中田優里奈、都志リサほか、兵庫県に精通した女性ライターが、観光やグルメ情報を中心に、阪神間や丹波・丹波篠山を縦横無尽に駆け回って取材します。

TOPへ