東京で活躍した東急バスが、まさかの“サウナ車両”となって兵庫へ登場。
バスファン垂涎の特別車両「サバス2号車」を間近で撮影できる限定イベントが三田で開催されました。関西ではめったに見られないレア車両に、県外からも多くの来場者が集まりました。
2025年11月22日、兵庫県三田市の神姫バス三田営業所で、関西初となる「サバス2号車」特別公開イベントが開催されました。所要時間は各回90分、参加費は5,000円。東急×神姫の“東西バス夢共演”が実現し、撮影自由のプレミアム体験に全国のバスファンが集まりました。
受付後、スタッフの案内で営業所の特別エリアへ進むと、そこに現れたのは東京でしか見られないはずの東急バス改造車「サバス2号車」。関西の空の下に佇む姿は、まさに“特別感”そのもの。参加者からは「本当に来たんだ……!」という驚きの声が上がります。
まずは外観撮影からスタート。鮮やかな東急カラーとサウナ仕様の特殊加工を、自由な角度からじっくり撮影できます。その後は車内へ。蒸気こそ稼働していないものの、サウナ室の構造やディテールを間近で観察でき、普段は見られない内部の仕組みを撮ることができました。 さらに、神姫バスのレア車両も並んで展示。三田営業所だからこそ実現した“夢の並び撮影”に、シャッター音が止まらない60分となりました。最後の30分は東急バスクイズやバス部品やプレートのプチ販売会も行われ、会場は終始熱気に包まれていました。
今回のイベントは、私たち神姫バスが「バスをもっと好きになってほしい」「神姫バスをもっと知って欲しい」という思いで企画した特別体験です。
日々の移動を支える地域交通としての役割に加え、近年は「バスの魅力を幅広く知っていただきたい」という想いから、営業所公開や特別車両の展示など、ファンの皆さまと楽しめる体験型イベントにも力を入れています。 三田営業所は、阪神間や北摂エリアと三田市をつなぐ、地域の交通の拠点。たくさんのバスが行き交う場所だからこそ、普段は入れないエリアに入っていただけるイベントは、毎回とても人気があります。今回の「サバス2号車」の招致も、「神姫バスのお面白い取り組みを知って欲しい」「バス好きさんにワクワクしてもらいたい」「地元の方々との交流をしたい」という気持ちから実現しました。
これからも、地域の足としての役割はもちろん、バスをもっと身近に感じてもらえるような楽しい企画をどんどん発信していきます。