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【夏休み旅行に!】陸・海・空、神戸のおすすめ乗り物観光3選!
神戸の街の特徴はなんといっても、街の中心部から海と山のどちらへもアクセスが良いところ。
移動手段としてはもちろん、観光としても楽しむことのできる神戸市内の乗り物を「陸」「海」「空」3つのテーマに分けてご紹介します!
陸からの神戸、海からの神戸、空からの神戸、それぞれを乗り物で満喫してみませんか?
まずは神戸らしさを海から満喫!『bohboh kobe』で神戸港クルージング
まずはじめに「海」から楽しむ神戸の乗り物をご紹介します。
神戸には神戸港をクルージングできる船が5隻就航しています。
船会社によってクルーズ内容やクルーズ時間が異なりますが大きく分けると、食事を楽しむことのできるレストラン船と、手軽な料金でクルーズだけを楽しむことのできる遊覧船の2種類に分かれます。
個人的に船から眺める神戸の街並みが大好きで、神戸の観光のおすすめを聞かれた際には必ず船をおすすめしています。
今回は、1時間の神戸港クルーズを楽しめる『bohboh KOBE(ボーボーコウベ)』をご紹介します!
『bohboh KOBE』は、『神戸ポートタワー』横の船乗り場『かもめりあ』前、5番桟橋から発着する船です。クルーズ時間は60分で乗船料は大人1,800円、小学生900円。航路は造船所エリアから神戸空港の北側を経由し、ポートアイランド西側を通って戻ってくるコースで、途中の景色ではたくさんの見所がありますので、今回は写真と共に見所ポイントをご紹介していきたいと思います。
まず最初の見所は造船所エリア。2つの造船所を船上から見ることができます。
1つ目の造船所は川崎造船所です。
黒いクジラのようなものが海上に浮かんでいる様子が見えてきました。この黒いクジラのようなものが潜水艦です。
2つ目の造船所は三菱重工業の造船所で、客船の『にっぽん丸』はこちらで建造されました。現在は客船の造船を行なっておらず、主に海上自衛隊の潜水艦が建造されています。
2つの造船所を通過した後、神戸空港へと向かいます。神戸空港の北側を滑走路と平行に航行するため、タイミングが合えば飛行機の離着陸を真横で眺めることができたり、真上を飛行機が通りすぎることも!船上から間近に飛行機を眺めることができるのは、全国でもかなり珍しいのではないでしょうか。
私の乗船した13時便では3本の着陸シーンを立て続けに見ることができました。
飛行機が通過するタイミングでは船内アナウンスで知らせてくれる上に、飛行機が通過する時には写真が取りやすい角度で停泊してくれます。
また船内にはカフェがあり、カフェメニューはもちろん、スイーツやアルコール、軽食を購入することができ、船上から神戸の景色を眺めながら優雅なカフェタイムを楽しめるんです。
飛行機の離着陸シーンで忙しかったのでここで一息、ドリンクとともにゆったり景色を楽しむことができますよ。
クルージングの後半では、『タラソセラピー』という海洋療法の体験時間が用意されています。
アイスクーラーに入れた氷水に手のひらを浸し、海風に当てると体感温度が下がるということで、体験させてもらいました。猛暑日でしたが、これだけで本当に涼しくなり、合わせて教えてもらえる深呼吸で潮風を体内に取り入れることでとってもリラックスすることができました。
bohboh KOBE(ボーボーコウベ)
住所 | 〒650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町7−1 |
電話番号 | 078-360-0731 |
営業時間 | 運航スケジュールは公式サイトで要確認 |
定休日 | 不定休 |
アクセス | シティループバス『かもめりあ』を下車して徒歩30秒 JR元町駅から徒歩約15分 |
駐車場 | なし |
SNS | https://www.instagram.com/kobeseabus/ |
HP | http://www.kobe-seabus.com/ |
空中散歩で神戸を空から見渡せる!『布引ハーブ園ロープウェイ』
続いては「空」から楽しむ神戸の乗り物をご紹介します!
ご紹介するのは、新神戸駅のすぐ裏手に乗り場のある、『神戸布引ロープウェイ』です。
こちらは『神戸布引ハーブ園』へ行くためのロープウェイで、空から神戸の街を一望できるのでとってもおすすめです。
こちらのロープウェイは、全長1,460メートル、標高400メートルを約10分間で運行しており、1つのゴンドラには6名まで乗車できます。全面ガラス張りでゴンドラ内からは360度パノラマの景色を楽しむことができます。
乗車料金は、往復・大人1,800円、小人900円、小学生未満は無料です。片道・大人1,130円、小人700円。布引ハーブ園まで上りは登山、帰りはロープウェイで下る方も多いようです。
神戸布引ハーブ園自体は、季節ごとのお花や植物を楽しむことができるため1年を通して四季折々のお花や植物、ハーブを見て回ることができます。
営業時間は、春(3月20日〜7月19日)、夏(7月20日〜8月31日)、秋(9月1日〜11月30日)、冬(12月1日〜3月19日)のシーズンごとに営業時間が異なりますのでご注意ください。
夜は神戸の美しい夜景を眺めることができ、車や交通手段がない場合でも気軽に神戸の夜景を満喫することができます。六甲山に上がって見る夜景より、市街地の夜景を間近に見ることができるロープウェイからの景色の方が、より間近で景色を楽しめるので、個人的に夜景鑑賞ならこちらのロープウェイが一押しです!
昼も夜も楽しめるロープウェイ、アトラクション感覚で楽しめますのでぜひ乗ってみてください。
神戸布引ロープウェイ
住所 | 〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町1丁目4 |
電話番号 | 078-271-1160 |
営業時間 | 運航スケジュールは公式サイトで要確認 |
定休日 | 年次点検のため2月に約3週間の運休期間あり |
アクセス | 新神戸駅 徒歩約3分 |
駐車場 | なし |
SNS | https://www.instagram.com/kobe_nunobiki_herb_gardens/ |
HP | https://www.kobeherb.com/view/ropeway/ |
『人力車』優雅でエレガントな神戸観光を♪
続いては、「陸」から楽しむ神戸の乗り物をご紹介します。
なんと、神戸にも人力車があるんです。ご存知の方はまだまだ少ないのではないでしょうか。神戸で人力車のサービスが始まったのが2022年4月からだそう。全国の様々な観光地で人力車を運営されている『えびす屋』が神戸の異国情緒ある街並みに合わせた高級感のあるデザインに仕上げた『リムジンリキシャ』で営業をされています。
乗車ポイントは予約時に選ぶことができ、メリケンパーク入り口、海洋博物館西のどちらかもしくは、好きな待ち合わせ場所をリクエストすることができます。
今回はメリケンパーク入り口で待ち合わせをしました。
30分コースで予約をしていたので、コース内容の相談からスタート。モデルコースがいくつか用意されていますが、行きたい場所をリクエストして、その場所に向かってもらうこともできます。今回は徒歩ではなかなか行きにくい、第一突堤に行きたいとリクエストし、ガイドさんがその希望を盛り込んだコースを決めてくれました。
まず向かったのはメリケンパーク。写真スポットでお馴染みの『BE KOBE』モニュメントです。私たちはしょっちゅうメリケンパークには来るため、写真撮影はスキップしましたが、こちらでガイドさんに写真を撮ってもらうこともできます。
第一突堤へ向かう途中、メリケンパーク入り口にある『フィッシュダンス』で写真をとっても素敵に撮っていただきました!
メリケンパークを後にして、第一突堤へ向かいます。人力車は軽車両ということで歩道ではなく、車道を走るのですが、車道を人力車で走るのがとても新鮮で面白いです。
第一突堤に到着しました。第一突堤には、水族館の『atoa(アトア)』や、『みなと温泉 蓮』がありますが、なかなか突堤の先まで行けることを知っている方は少ないのではないでしょうか。
ここからはメリケンパークやハーバランドエリアを一望することができる場所ですが、歩いて来ようとすると意外と遠いので観光客の方はなかなか来れない穴場スポットです。こちらでも記念写真を撮影していただきました!こんなに素敵な神戸らしい写真が撮影できるのはここだけでは無いでしょうか。
乗車料金は、12分コースが大人1名4,000円、2名5,000円。30分コースが大人1名9,000円、2名10,000円。45分コースが大人1名13,000円、2名15,000円。60分コースが大人1名16,000円、2名20,000円。120分コースが1名31,000円、2名38,000円です。60分以上の場合、10分単位で料金設定してもらえるそうです。
高級感のある『リムジンリキシャ』に乗って優雅に街中を観光できる、人力車。観光しながらちょっとセレブな気分も味わうことができますのでぜひ乗ってみてください。
えびす屋 神戸
住所 | 〒650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町2 |
電話番号 | 078-321-0078 |
営業時間 | 10:00~16:30 乗車予約可能な時間は9:00~18:00 |
定休日 | 無し |
アクセス | シティループバス『メリケンパーク」バス停から徒歩1分 |
駐車場 | なし |
SNS | https://www.instagram.com/ebisuya_r_kobe/ |
HP | https://www.ebisuyakobe.com/ |
今回は神戸観光をもっと満喫できる、3つの乗り物をご紹介させていただきました!
これから始まる夏休み、子供から大人まで楽しめる乗り物で、神戸への旅行がもっと思い出深い物になると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(ライター 池端 浩美)
※本記事は2023年6月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。
池端 浩美(いけばた ひろみ)
ゲストハウス神戸なでしこ屋 オーナー
広島県・福山市出身。18歳の頃神戸の観光専門の大学へ進学し、卒業後5年間働いた後、27歳で脱サラをして、世界一周の一人旅をしました。人との「出会い」による感動は、絶景にも勝る旅の思い出、「人生の思い出」に残ると感じました。
そして、大好きな神戸で、訪れる方に旅での感動を提供するお手伝いがしたいと思い、宿泊施設「神戸なでしこ屋」の経営を始めて、たくさんの方に神戸元町のユニークさを体験して頂きたいと思っています。