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動物との距離の近さが魅力!家族でおでかけにおすすめの『神戸どうぶつ王国』

ポートアイランドにある『神戸どうぶつ王国』

ポートアイランドにある『神戸どうぶつ王国』は、「花と動物と人とのふれあい共生パーク」です。15,000㎡のインサイドパークと10,000㎡ほどのアウトサイドパークの2つのエリアには、150種800頭羽の動物や年間を通して1,000種類、10,000株の草花を見学することが可能。また、生物の多様性や環境保全にも力を入れており、民間の動物園では初となる『認定希少種保全動物園』にも認定されています。そんな『神戸どうぶつ王国』の見どころや、おすすめの楽しみ方を紹介します。

柵がなく動物との距離が近い展示エリア

『神戸どうぶつ王国』

『神戸どうぶつ王国』があるのは、各線三宮駅からポートライナーで約14分、計算科学センター(神戸どうぶつ王国・「富岳」前)駅から徒歩すぐのところ。土・日曜、祝日は神姫バスが運行する「三宮~神戸どうぶつ王国」が1日5本往復(うち2本は直行便)で運行しており、神戸の中心部である三宮からもアクセスしやすくなりました。電車の乗車券と入場券のお得なセット券もあるので、公共交通機関を利用していく場合は事前にチェックしてくださいね。

参考:乗車+入園セット券について

ハシビロコウ

『神戸どうぶつ王国』には、ハシビロコウやグンティといった日本で展示されている施設が少ない、珍しい動物たちもいます。なかでも「ハシビロコウ生態園 Big bill(ビッグビル)」は、人気スポットの一つ。ハシビロコウが生息しているアフリカの湿地を再現するため、ガジュマルやマングローブなどの植物を植えたり、雨季と乾季を演出するための人工降雨設備を設置したりと、現地に近い環境が整えられています。

「モモンガの夜~夜の動物たちの世界~」

2023年4月には夜行性動物たちの展示場「モモンガの夜~夜の動物たちの世界~」がオープン。

食事中のフクロモモンガ
食事中のフクロモモンガ

薄暗い場内では、ニホンモモンガやコウモリ、フクロウ、マタコミツオビアルマジロといった夜行性の動物たちが活動している様子を見学することができます。

コツメカワウソ生態園

アウトサイドパークでは、「オッターサンクチュアリ ~コツメカワウソ生態園~」が人気。コツメカワウソの展示施設としては、国内最大の面積を誇り、元気なコツメカワウソたちが泳いだり、走り回ったりしている愛らしい姿が見られます。

写真提供:『神戸どうぶつ王国』
写真提供:『神戸どうぶつ王国』
「リスの森  ~Squirrel Forest~」

ほかにも、アウトサイドパークには2023年3月に新展示場「リスの森  ~Squirrel Forest~」が誕生。エリア内は森の中のようになっており、リスたちが自由に過ごしています。

リス

どこにリスがいるんだろう?と探してみるのも、この展示場のおもしろさの一つ。飼育員さんがエサを置くと、現れるリスたちに小さな子どもが声をあげて喜ぶ姿も。

動物とのふれあい体験メニューも充実

「アフリカの湿地」

『神戸どうぶつ王国』では、柵やおりを設けず、より近くで動物たちを見ることができるところも魅力的です。ペリカン、ワオキツネザルが過ごす「アフリカの湿地」や、カピバラやリクガメがいる「熱帯の森」などでは、間近で動物たちを見るのはもちろん、エサやりをすることも可能です。

「カンガルーファーム」にはシカやリクガメもいる
「カンガルーファーム」にはシカやリクガメもいる
歩いていると自由に過ごす動物たちがあちこちで見られる
歩いていると自由に過ごす動物たちがあちこちで見られる

エサやり体験
料金:100円(おやつ1個)
開催日時:常時開催
※動物が満腹時は休み。雨天・強風・猛暑など気候の影響や、
動物の体調などにより中止になる場合あり        

写真提供:『神戸どうぶつ王国』
写真提供:『神戸どうぶつ王国』

アウトサイドパークの「アクアバレー」では、ペンギンやアザラシ、オットセイのエサやり体験も実施中。インサイドパークの「コンタクトアニマルズ」で行われる犬と猫とのふれあい体験「ワンタッチ&ニャンタッチ」や、ウサギなど小動物のふれあい体験「ピョンタッチ」は小さな子どもにも人気です。これらの体験は整理券制なので、各開催時間前に現場で配布している整理券をゲットして参加しましょう。

アウトサイドパークの「風のスタジアム」

アウトサイドパークの「風のスタジアム」では、「フリーフライトバードパフォーマンス 〝Wings〟」と「ワーキングドッグパフォーマンス〝Buddy〟」を開催。迫力あるパフォーマンスを、ぜひ楽しんでくださいね。

パフォーマンス
フリーフライトバードパフォーマンス〝Wings(ウイングス)〟
ワーキングドッグパフォーマンス〝Buddy(バディ)〟     

生物の多様性や環境保全に対する取り組み

『神戸どうぶつ王国』

動物たちとの距離の近さや、珍しい動物が見られるところも『神戸どうぶつ王国』の見どころですが、生物の多様性や環境保全にも力を入れているところも、ぜひ知ってほしいポイントの一つです。

自販機

『神戸どうぶつ王国』では、「使い捨てプラスチック製品の廃止」「ツシマヤマネコの生息環境を守る取り組み」「ボルネオ保全プロジェクト」「日本固有のトゲネズミ類やミヤコカナヘビを絶滅から守る取り組み」「ユキヒョウ保全プロジェクト」といった5つの活動にも注力しています。

「ツシマヤマネコ米」

たとえば、日本の哺乳類の中で最も絶滅の恐れが高い動物といわれているツシマヤマネコ。その生息環境を守るため、ツシマヤマネコがミミズやカエルといった食糧を求めてやってくる対馬市の佐護地区の田んぼでできた「ツシマヤマネコ米」を年間8~10トンほど購入して、王国レストラン「花のキッチン」や「めん処 ふくろう庵」の料理で提供しています。

ツシマヤマネコ米を使った『とんちゃん丼』(900円)
ツシマヤマネコ米を使った『とんちゃん丼』(900円)
『キッズカレー』(780円)などツシマヤマネコ米を使った子ども向けメニューも
『キッズカレー』(780円)などツシマヤマネコ米を使った子ども向けメニューも
フェアトレード商品

また、絶滅の危機からユキヒョウを守るため、キルギスのフェアトレード商品を園内で販売。この取り組みによる収益は、キルギスの経済活性化に繋がることはもちろん、野生ユキヒョウの研究や調査に役立てられます。このような活動を通して、ユキヒョウの保全活動を支えているのです。

参考:神戸どうぶつ王国 ユキヒョウ保全プロジェクト

お土産に買いたい!人気のオリジナルグッズ

「ショップ ラブ・バード」

『神戸どうぶつ王国』をたっぷり楽しんだあとは、記念に「ショップ ラブ・バード」でお土産を買って帰るのはいかがでしょうか。

『アニマルカップぶらさがりどうぶつクッキー』(831円)

こちらの『アニマルカップぶらさがりどうぶつクッキー』(831円)は、マグカップなどに吊り下げられるクッキー。園内でも人気のアライグマやコツメカワウソ、カピバラなどの動物がプリントされているキュートなお菓子です。

『瓦せんべい スナネコ』(1,080円)
『瓦せんべい スナネコ』(1,080円)
ハシビロコウやフクロウのコインケース『POCHI』(1,760円)
ハシビロコウやフクロウのコインケース『POCHI』(1,760円)
『-絶滅危惧種- どうぶつ図鑑タオル』(1,870円)
『-絶滅危惧種- どうぶつ図鑑タオル』(1,870円)
『StoutAir スケルトンボトル』(3,000円)
『StoutAir スケルトンボトル』(3,000円)

園でも人気が高い動物のハシビロコウグッズは、ぬいぐるみやキーホルダー、マグカップなどの食器、雑貨など商品展開も豊富。ハシビロコウファンは、要チェックです!

『壁ドンマヌルネコ ぬいぐるみ』(2,800円)
『壁ドンマヌルネコ ぬいぐるみ』(2,800円)

ショップ ラブ・バード
営業時間:開園~閉園
場所:フラワーシャワー       

柵がなく動物たちをすぐ近くで見ることができる『神戸どうぶつ王国』。園内を自由に、のんびりと過ごす様子から、ほかの動物園とはまた違った動物たちの姿を見ることができるかもしれません。エサやりなど体験メニューやパフォーマンスショーなどイベントも充実しており、小さな子どもから大人まで楽しめること間違いなし。何度でも訪れたくなる、おすすめのおでかけスポットです。

(ライター 中田/ウエストプラン)

※本記事は2023年5月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

神戸どうぶつ王国

住所兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-9
電話番号078-302-8899
営業時間営業日によって異なる ※ホームページでご確認ください
定休日木曜 (春休み、GW、夏休み、年末年始 祝日は休まず営業)
アクセスポートライナー「計算科学センター(神戸どうぶつ王国・「富岳」前)駅」
から徒歩すぐ
駐車場あり(850台)
SNShttps://www.instagram.com/kobe_animalkingdom/
HPhttps://www.kobe-oukoku.com/

株式会社ウエストプラン

松田きこ、かさはらみのり、中田優里奈、都志リサほか、兵庫県に精通した女性ライターが、観光やグルメ情報を中心に、阪神間や丹波・丹波篠山を縦横無尽に駆け回って取材します。

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