fbpx

記事・読み物

【高砂市】盆栽をもっと身近に!亀次郎商店・長谷川さんの「きらっと」

盆栽

兵庫県高砂市阿弥陀町は、ブライダルの都市として知られ、自然と歴史に恵まれた場所です。今回は、阿弥陀町にある『地徳小屋 鹿島柏修園 ~亀次郎商店~』を訪ねました。店主の長谷川さんは盆栽の魅力を広めるために盆栽教室を運営しています。教室を始めた盆栽業界の背景、長谷川さんの想い。「きらっと」と感じたお話をお届けします。

お知らせイベント情報

Localprimeと亀次郎商店さんとの盆栽イベントを9月1日(日)に開催します。
テーマは「日常にある盆栽」で”ふとそばに盆栽“をキャッチコピーにした身近な盆栽作りを体験いただけます!会場はJR姫路駅からすぐ「姫路ターミナルスクエア」で開催されます。参加申込は下記申込フォームから!

【2024.9.1(日)】日常にある盆栽 #ふとそばに盆栽計画 イベント申込フォーム へ

こんなところに「きらっと」

今回も「きらっと」を求めて兵庫県高砂市阿弥陀町へ。高砂市はブライダルの都市として知られ、謡曲『高砂』の舞台にもなっています。また、石の宝殿と呼ばれる奇妙な浮遊石や、ハイキングで人気の高御位山など、自然と歴史が豊かな印象があります。特に阿弥陀町には「かしまさん」として親しまれる鹿島神社があり、多くの人々が訪れる場所です。

高砂市阿弥陀町の夏色
高砂市阿弥陀町の夏色
コウノトリもやって来る自然豊かな町
コウノトリもやって来る自然豊かな町

田園が広がり、季節的に「夏だな」とダイレクトに感じられる風景が広がる場所です。また、あのコウノトリが飛来する地でもあり、何かしみじみとした感慨を覚えます。

今回は、そんな高砂市・阿弥陀町にある『地徳小屋 鹿島柏修園 ~亀次郎商店~』を訪れました。ここでは、ジャパニーズカルチャーである「盆栽」をもっと身近に体験し楽しんでもらうために、「盆栽教室」を各地で開催し盆栽業界に若手が増えることを願って活動されると共に、地域おこしに尽力されています。

店主の長谷川さんに貴重なお話を伺いました。

デザインは播磨地方を代表する版画家岩田健三郎さん
デザインは播磨地方を代表する版画家岩田健三郎さん
地徳小屋 鹿島柏修園 ~亀次郎商店~・店主の長谷川哲也さん
地徳小屋 鹿島柏修園 ~亀次郎商店~・店主の長谷川哲也さん

【地徳小屋 鹿島柏修園 ~亀次郎商店~さんの商品をオンライン注文する】

【兵庫県で他に楽しめるイベント・体験はコチラ(TravelLab)】

ここが「きらっと」

盆栽をもっと身近に“が形となったテキスト
盆栽をもっと身近に“が形となったテキスト

元々は東京で有名アーティストの舞台音響を長年担当していた長谷川さん。音響業界は繁忙期と閑散期があり、時間があるときに何かできないかと考えていた長谷川さんの目に留まったのが「盆栽」でした。盆栽師のお師匠に弟子入りし、現在は『地徳小屋 鹿島柏修園 ~亀次郎商店~』として盆栽教室を運営しています。

「盆栽」と聞くと、「敷居が高い」「お年寄りの趣味」「高級な趣味や嗜好品」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。実際、盆栽業界では教室を通じて裾野を広げる活動が少ないこともあり、なかなかその魅力が広く伝わりにくい現状があるそう。

【2024.9.1(日)】日常にある盆栽 #ふとそばに盆栽計画 イベント申込フォーム へ

【地徳小屋 鹿島柏修園 ~亀次郎商店~さんの商品をオンライン注文する】

「このままだと盆栽文化がなくなってしまう」と危機感を抱いた長谷川さん。そこで、「だったら盆栽教室で身近にカジュアルに体験できる場を提供しよう!」と考え、盆栽教室を始めることにしました。実際に盆栽教室を開催される盆栽師は少ないとか。

写真の『BONSAI TEXT BOOK』(長谷川さん著)は、長谷川さんの“想い”が詰まった入門書です。「盆栽教室ではこの本を使って教えています」と長谷川さんは言います。この本を片手に盆栽を嗜む自分が想像できました。

今回のイベントで採用した”紅葉“の木
今回のイベントで採用した”紅葉“の木

そんな想いを持つ長谷川さんとLocalprimeが共催するイベントが、冒頭でお知らせしたイベントです。

写真の木は「紅葉」で、今回のイベントで使用する木として採用しました。日本の四季を感じられる紅葉。「今は緑ですが、秋には紅くなり、冬には散り、春には枝葉が生え始め、夏にはまた緑になります」と長谷川さん。一本の木で日本の四季を身近に感じられるのは、とても魅力的です。

大きさ・形・存在感がほどよく日常に溶け込む
大きさ・形・存在感がほどよく日常に溶け込む

「盆栽」と聞くと、大きくて高価な盆栽鉢に威風堂々とした木があるイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、今回のイベントでは手のひらサイズの盆栽を作っていただきます。

【2024.9.1(日)】日常にある盆栽 #ふとそばに盆栽計画 イベント申込フォーム へ

【地徳小屋 鹿島柏修園 ~亀次郎商店~さんの商品をオンライン注文する】

これまでの盆栽とは違った緑のインテリア
これまでの盆栽とは違った緑のインテリア

窓際に置いてみるとこんな雰囲気に。長谷川さんのテキストに従って管理してもらいながら、新感覚のインテリアとして楽しむことができます。

お好きな盆栽鉢でオリジナルの盆栽を作れる
お好きな盆栽鉢でオリジナルの盆栽を作れる

盆栽鉢も小ぶりで、形や色もさまざまです。お好きな盆栽鉢を選んで、自分だけの作品を作ることができますよ。

「日本人だからなのか、盆栽と聞くと勝手に難しそうと感じるんですよ」と笑う長谷川さん。しかし、教室に来られた方たちに感想を聞くと、「もっと早く始めればよかった」という声が多いそうです。実は、盆栽は誰でも気軽に始められる趣味で、勝手なイメージが先行しているだけかもしれませんね(私も含め)。

メッセージ

盆栽は今日もすくすく育つ
盆栽は今日もすくすく育つ

「盆栽は身近で誰にも開かれた日本の文化であり、楽しみです。教室だけではなく
松の葉を使ったクッキーや珈琲も作っていて、鹿嶋神社の参道では『松カフェ』を妻が運営しています。
さらに、一般社団法人アート高砂を設立し、高砂地域の発展と賑わいを作るため様々な活動をしています。あれやこれやと色んなアイディアを考えています」と長谷川さん。
そんな“盆栽”を想い、“高砂・地域”を想う長谷川さんに「きらっと」した輝きを感じました。

(編集部 西本)

※本記事は取材時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

地徳小屋 鹿島柏修園 ~亀次郎商店~

住所兵庫県高砂市阿弥陀町 地徳1番地
電話番号090-2047-4244
営業時間10:00~16:00
定休日火曜日・水曜日・木曜日
※最新情報はHP等の公式情報をお確かめください。
アクセスJR曽根駅から徒歩33分 鹿島神社 バス停から徒歩1分
駐車場あり
HPhttps://kamejirostore.jp/
SNShttps://www.instagram.com/kamejiro_bonsai_matsucafe/

【神姫バスで兵庫県の観光をお得に楽しむならコチラ(Mobers)】

【兵庫県で他に楽しめるイベント・体験はコチラ(TravelLab)】

TOPへ