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鎮座するのは…
入り口のアプローチにある大きな酒樽は、伊丹市の銘酒である小西酒造の「白雪」と伊丹老松酒蔵の「老松」。清酒発祥の地、伊丹市のお酒がお出迎えとあって、気分も高まります。
オシャレな店内
店内に入ると正面にL字型のカウンターがあり、一人でも気兼ねなく食事ができます。奥には、テーブル席や半個室テーブルもあり、家族連れやグループで賑わっています。この雰囲気でいながら子どももOKなのも子育て世代には嬉しいですね。休日前には満席になることも多いので、予約をした方が良さそうです。
カウンターとの間に分厚いガラスがあるので、換気も万全。焼き鳥独特の煙や匂いも気になりません。炭はこだわりの国産「紀州備長炭」を使用。備長炭で焼くと、焼き鳥に香ばしい風味が加わり、ジューシーで美味しい仕上がりになるそうです。カウンターから焼く様子が見えるのもライブ感があっていい眺めですね。
メニューは「おまかせ」のみ
ひとり1コースからなる「おまかせメニュー」は、2種類あります。
焼物八種 5,500円(税込)
焼物十種 6,000円(税込)
全てのコースに、スープ、味噌野菜、お口直し、〆、モナカアイスが付きます。
また、20時半以降には、単品でオーダーが可能になります。
中学生未満の方は、単品注文だけでも良いので、気軽に家族で楽しめます。
早速「おまかせ」を
新鮮な野菜にお味噌をつけて食べます。甘辛く濃厚な味わいのお味噌がみずみずしい野菜の味を引き立てます。おかわりができるのも嬉しいサービスです。
鶏スープは、スッキリした飲み口なのにこっくりとした味わい。コラーゲンたっぷりの鶏の出汁が口に広がります。
鶏肉店直仕入れの丹波地鶏を使用しているので、全てのメニューがおいしいのは言うまでもありません。
こちらは、白髪ねぎをのせた丹波地鶏モモ肉。レモンを絞り、胡麻ポン酢を付けていただきます。噛むごとに鶏肉の旨味を感じ、この後に続く焼き鳥の串への期待が一気に高まります。
「ささみ」。ふっくらと柔らかく、噛むごとに鶏肉本来の旨味が伝わります。わさびがアクセントになって上品な味わいです。
お口直しは…
シャーベットのようなコロンとかわいらしい形で出てきたのは、大根おろし。
スッととけ、口の中がさっぱりしました。こちらもおかわりOKです。
ペーストされた豊かな味わいを堪能
名物レバーパテは、お酒との相性も良い逸品でオープン当初から人気のメニュー。ビールや日本酒だけではなく、シャンパンやソムリエセレクトの厳選されたワインもあり、赤ワインとの組み合わせが合いそうです。
バラエティに富んだ焼き鳥の品々
ここからいろいろな串が提供されますが、その一部をご紹介。
歯ごたえのある食感と弾力が最高でした。
初めて食べる部位も滋味に富む味でジューシーでした。
焼き加減、塩加減が完璧でいて、鶏肉の味が濃く、庶民の味の代名詞ともいえる焼き鳥のイメージが、格段に変わりました。
迷うほど魅力のある〆(しめ)
〆は、キンカンご飯、焼鳥丼、ラーメンの中から親子丼をチョイス。
一般的な親子丼と違い、こちらはフワフワとした卵かけのような親子丼です。
黄身の濃厚な味わいとモモ肉の美味しさに、これを目当てに訪れるファンもいるのだとか。
デザートにも遊び心を
最後のデザートは、モナカアイス。形もかわいらしいニワトリで焼き印も素敵です。味はジャージー牛乳、ピスタチオ、抹茶、黒蜜きなこ、ほうじ茶の5種類の中から選べます。
こちらは、ジャージー牛乳のモナカアイス。ジェラートのようなさっぱりとした軽い口当たりにサクっとした皮が美味しく、大満足のコースでした。
一つひとつ丁寧に焼かれる串や味わい深い逸品を上質な空間でいただく『やきとり鳥源』。あなたも至福の時間を過ごしに足を運んでみませんか。
(ライターako)
※本記事は取材時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。
やきとり鳥源
住所 | 兵庫県伊丹市西台3丁目1-20 |
電話番号 | 072-768-9877 |
営業時間 | 17時~23時(L.O.22時半) |
定休日 | 日曜・月曜不定休 |
アクセス | 阪急伊丹駅 徒歩3分 JR伊丹駅から徒歩15分 |
駐車場 | なし |
HP | 伊丹市の焼き鳥|やきとり鳥源 (itami-torigen.com) |
ライター ako(あこ)
兵庫県生まれ、兵庫県育ち。美容師兼ライターをしています。趣味は、映画や旅行、美術館巡りなど。兵庫県は、オシャレで都会の顔もありながら、山や海など自然に恵まれた地域もあって、魅力がいっぱい。最先端の流行のものから伝統ある歴史的なもの、ちょっとマニアックなスポットなどを楽しくご紹介できたらと思います。