兵庫県神崎郡市川町は、日本のゴルフアイアンづくり発祥の地として知られています。かつて刀鍛冶の里として栄えたこのまちでは、今も火花散る鍛造の現場から、世界に誇るアイアンが生まれています。藤本技工とLocalprimeがタッグを組んだ「侍アイアン」体験を通して、市川町ならではの歴史と技、そして旅の楽しみ方をご紹介します。
市川町は「ゴルフアイアン発祥の地」として、じわじわとゴルファーの間で知られるようになってきました。
かつては刀鍛冶が集まり、武具を打つ職人たちが暮らしていた土地です。そこで培われた火造りと鍛造の技術が、時代を経てゴルフアイアンのヘッドづくりへと受け継がれました。
町内には現在も複数のゴルフクラブメーカーが集まり、小さな工場や工房が点在しています。量産品とは一味違う「地クラブ」が生まれる背景には、こうした歴史と、職人の手仕事を大切にしてきた土地柄があります。旅の目的地として訪れてみると、観光地然として派手さはないものの、「ものづくりの現場を間近に感じられる特別な場所」だと実感できるはずです。
市川町に拠点を置く藤本技工は、国産軟鉄鍛造アイアンにこだわるメーカーです。
ヘッドの成形から研磨、仕上げまで、工程ごとに熟練の職人が担当し、わずかなラインやエッジの丸みまで細かくチェックしていきます。表面の美しさだけでなく、インパクト時の打感や抜けの良さに直結するため、見た目以上に繊細な作業です。
工場を訪れると、火花が飛び交う鍛造機械の前で、真剣な表情の職人たちが一打一打を積み重ねている姿に出会えます。ゴルフクラブというと店頭に並ぶ完成品を思い浮かべがちですが、「この一本の裏側にはどれだけの工程があるのか」を知ると、アイアンを見る目が変わってきます。観光として工場の雰囲気に触れるだけでも、旅の記憶に残る時間になるでしょう。
侍アイアンは、市川町が刀鍛冶のまちであった歴史と、藤本技工の鍛造技術をかけ合わせた限定オリジナルアイアンセットです。ヘッドデザインには、刀を思わせるシャープさと、現代アイアンに欠かせないやさしさの両方が盛り込まれています。見た目はキリッとしていても、実際に打つと球が素直に上がり、狙った方向に伸びていくようなイメージです。
体験では、プロのフィッターがスイングや球筋をチェックしながら、ロフトやライ角、シャフトの硬さなどを一緒に決めていきます。単に「かっこいいクラブを作る」のではなく、「自分のスイングに合う一本を仕立てる」時間です。完成したセットには名前や刻印を入れることもでき、旅の思い出であり、ラウンドの心強い相棒にもなってくれます。
▷ 『ヘッド×シャフト』カスタム一覧表はコチラ
侍アイアン体験とあわせて、市川町周辺のゴルフ場でのラウンドを組み合わせれば、「ものづくり×プレー」を一度に味わえる旅になります。ただし、オーダーしたクラブは完成まで約1.5カ月かかるため、体験当日に持ち帰ることはできません。体験日は現地で工場の雰囲気やフィッティングを楽しみ、後日、自宅に届いたクラブをホームコースなどでじっくり試す流れになります。
まずは市川町で侍アイアン体験を満喫し、帰宅後は届くまでの時間も含めて楽しみに待つ。約1.5カ月後、届いたクラブを手にした瞬間には、工場で過ごした時間や職人との会話がよみがえり、より愛着のある一本としてラウンドを盛り上げてくれます。旅先での体験が、日常のゴルフライフへとつながっていく。そんな長く続く楽しみ方ができるのも、このプログラムの魅力です。
〒679-2311
兵庫県神崎郡市川町上田中
岸ノ上133-1
9:00~18:00
土曜日・日曜日
播但道市川南IC出口より2分
無料駐車場3台