「HINODE scones!」は2022年のイベントでスコーン販売を開始されたことをきっかけに、いまでは各地でのイベント出店、インターネット販売を展開されています。
元々パンやお菓子を作ることが好きだったという西山さん。お子様を妊娠され、食べるものに目を向けるようになり、小麦を断ってみようと決意。安心な米粉を探していたところ、西山さんの地元である多可町で、農薬・化学肥料を使わずに酒米・山田錦の栽培に取り組む「農園若づる」と出会いました

お菓子の中でもスコーンが大好きだったという西山さん。
地元産の安心安全な米粉に出会い、スコーン作りにチャレンジするものの、小麦粉で作られた”いつものスコーン”のような食感に仕上げるのは難しかったそう。それでも、米粉で美味しいスコーンを作りたいと研究心に火が付き、試行錯誤を繰り返した結果、現在提供されている美味しいスコーンを完成されたそうです。

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そんな試行錯誤を経て作られたスコーンは、やっぱりHINODE scones!のイチオシ。親御さんが子供に安心で美味しいものを食べさせてあげたい、という思いから、購入されることも多く、お子様にも大人気だそうです。
米粉、小麦粉の2種類からスコーンを選ぶことができ、シンプルなスコーンで素材の味がそのまま反映されるからこそ、米粉は農園若づるの山田錦米粉、小麦粉は北海道産有機小麦と材料にこだわっています。米粉のスコーンは小麦粉と違い、山田錦のお米の甘みや味を噛めば噛むほど感じ、米粉ならではのサクホロ食感が特徴的です。

新月バターサンドもHINODE scones!で必ず食べたい一品。小麦不使用、クリームはバターではなく、さっぱりした植物性のクリームを使用しており、筆者もレーズンの新月バターサンドをいただきましたが、米粉クッキーのさっくり柔らかい生地と、さっぱりしたクリームの中に甘酸っぱいレーズンが絶妙に合わさり、非常に美味しかったです。皆さんもぜひご賞味ください。

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最後にHINODE scones!オーナーの西山さんからメッセージをいただきました。
「子供の時に食べるものは大きくなっても身体に刻まれるので、子供にはできるだけ農薬や化学肥料を使っていない安心なものを食べさせてあげたい。そんな思いで作っている商品を、ほかのご家庭のお子様だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんも含めてみんなで一緒に食べていただけたら嬉しいです。子供が小さいこともあり、多くは量産できないですが、今後お菓子のレパートリーを増やしていけたらいいなと思っています。そしていつか、多可町産の山田錦の米粉だけでなく、地元産の果物や野菜などを使用した地産地消の商品を作り、地元に貢献できるお菓子を皆さんにお届けできたらいいな」と西山さん。この想いに「きらっと」した輝きを感じました。

（編集部　松下）