昨年の11月10日、姫路市・安富町にある「安富ゆず工房」で開催された体験イベントについてお届けします。まずは安富ゆず工房にて、普段ゆずを加工している工場を見学し、お買い物を楽しみ、その後車で約10分ほど山奥に移動。ゆずの収穫体験を楽しむという”ゆず好きにたまらない”イベントです。講師は、安富ゆず組合の工場を案内してくださる中塚さんと、ゆずの収穫体験や美味しい柚子の食べ方を教えてくださる北村さんにご協力いただきました。

安富ゆず工房

住所	〒671-2421 兵庫県姫路市安富町長野320-1
電話番号	0790-66-2801
営業時間	9:00～17:00
定休日	月曜日（※月曜が祝日の場合、翌平日）
アクセス	バス: 神姫バス「長野」バス停より徒歩1分 車: 中国道「山崎IC」より約10分

当日の様子は、LocalprimeのYouTubeにて見ることが出来ます。ぜひご覧ください。

今回はイベントの様子をイベント企画担当のローカルコーディネーター松下がお届けします。

開催の1週間前までは雨の予報が出ており、当日の開催ができるか非常に不安でしたが、当日は晴れ渡り、太陽がさんさんと照らしていました。長袖の上にジャケットを着ているだけで汗ばむくらいの良い天気になりホッと胸をなでおろしました。

女性の参加者が多い印象でしたが、ご家族やご夫婦での参加もあり、イベントを通してワイワイと楽しい時間を過ごしました。安富は姫路から車で約1時間程度とアクセスがしやすく、姫路からのお客様が多かったです。まずは安富ゆず工房にて、講師の中塚さんの挨拶とイベント内容の説明があり、今回の体験が始まりました。

まずは、安富ゆず工房にて、普段ゆずの加工をしている加工場を見学しました。開催当日は日曜日だったため、実際に機械は動いていませんでしたが、間近で機械を見ることができました。機械が稼働している際には、ぜひ一度その様子を見てみたいですね。参加者の一人は、元々食関係の加工場で働いた経験があり、「珍しいとは思わず、懐かしさを感じました」と話していました。こういった体験では、人それぞれ感じる点が違うのも面白いところかもしれません。

その後、車で十数分の場所にあるゆずの収穫体験ができる場所へ移動しました。道中は車で連なり移動しつつ、車窓からは山間部ののどかな風景が広がり、どこか日本の原風景やアニメ・映画で見たような懐かしさを覚えます。さっきまでは市内・街中で姫路城などが見えた場所から、こういった体験が同じエリアでできるのも姫路市の良さだと思います。

ゆず畑の周辺に着くと、ほのかにゆずの甘い香りが漂っていました。実がたくさんなっており、今年は豊作の年だったようです。

今回の講師は北村さんで、最初にゆずの収穫方法について説明があり、その後実際の収穫に移りました。ゆずは大きいから良いというわけではなく、手の平に乗せたときにずっしりとした重みを感じられるものが良いゆずだそうです。その話を聞いて参加者の皆さんがゆずの品評会を始めました。

今回、ゆずの収穫体験の講師をしていただいた北村さんからは、「ローカルプライムのお客様って、いい意味で貪欲で、知的好奇心が高い方が多く、色々聞いてくださったり、興味を持っていただけたりして、楽しかったです」とのお声をいただきました。

企画担当である私も、実際にお客様と対話し、意見交換しながらコミュニケーションできたこと、そして皆様ご家族で非常に楽しんでいただいたこと、その様子を見て講師の北村さんに感じ取っていただけたことは、非常に嬉しかったです。

TravelLab イベント情報はコチラ

皆さんの感想や体験の様子を“コトのしおり”としてお届けしました。

（編集部：松下）