兵庫県たつの市にある『HACO-LABO』さんが今回の「きらっと」。JR姫新線の東觜崎（ひがしはしさき）駅からのんびり歩いて15分、「ここが本当に段ボール屋さん？」と思うような、明るくおしゃれな雰囲気の店舗があります。

店内に入ると、たくさんの段ボール製品がお出迎え。おしゃれな箱、変わった形の箱、楽しく遊べそうな箱…。「段ボールは、何にだってなれるんだなぁ。」と心がワクワクしてきます。

これらの商品が展示されてあるブースの奥に受付がありました。山本さんと久住さんにご挨拶をし、いざ奥の部屋へ…。ここでは、「こんなものを入れたいから、こんな箱を作ってほしい！」というオーダーメイドな「箱」についての相談をすることができます。「段ボール工場となると、どこか相談しにくい雰囲気があると思うんですけど、ここでは箱について誰でも相談しやすいように、カジュアルな空間にしているんです。」と山本さんがお話されていました。

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私が想像している、いわゆる「段ボール」とは打って変わって、おしゃれかつ実用的な製品がずらり。製品をじっくり眺めていると、山本さんが一つの箱を手に取り、この箱のココがすごい！を教えてくれました。「一つの箱に、違うサイズの瓶が入るように、仕切りの大きさなどを工夫しています。お客様のご要望に合わせた箱を作るために設計することが、おもしろいんです。」山本さんの設計ノートには、色々な製品の図面がびっしり書かれてありました。

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段ボールといえば、「物を入れるための箱」というイメージがありますが、HACO-LABOではその考えが覆りました。段ボール製の工作キットや、巨大迷路、クリスマスツリーや顔出しパネルまで！子どもから大人まで大人気のオリジナル製品を沢山作られているそうです。段ボールの温かみを感じつつ、製品一つ一つに込められた山本さんの想いや細やかな工夫にも魅了されました。Local Primeでの夏休み工作企画（7月28日）では、「ガラポン」を作ることができます！お楽しみに。

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さいごに山本さんと久住さんからメッセージをいただきました。
「僕は昔から工作が好きで、今でも子どもの頃の気持ちを忘れず、楽しく仕事をしています。僕たちの製品をみた子どもたちに『地元でこういうおもしろい段ボールの会社があるんだなぁ』と感じてもらい、将来一緒に仕事ができたら…なんて思っています。」と山本さん。
「ガラポンやガチャガチャなどはお子さんにも好評なので、ぜひ工作を通じて段ボールの楽しさを感じてもらえたら、と思います。」と久住さん。

段ボールに込められたお二人の熱い想いに、「きらっと」した輝きを感じました。

（編集部　大学生レポーター・河原美羽）