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揚げたてサクサクの鶏天に感動!
阪神競馬場で知られる阪急今津線・仁川駅に隣接する商業施設「さらさ仁川北館」1階に、うどんフリークをうならせる名店『Frankel』があります。2016年、ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれた讃岐ダイニングは、ランチタイムを中心に幅広い世代のファンが足を運びます。
さっそくオススメをたずねてみると、「やっぱり鶏天シリーズは根強い人気ですね」と、店主の原田さん。競馬ファンなら誰しも納得する店名は、世界最強と言われた伝説の競走馬「Frankel」から。競馬とうどん、どちらもこよなく愛する店主が生み出す創作メニューが話題をよんでいます。
ワクワクしながらメニューを見せてもらうと、鶏天玉子あんかけ、鶏天おろし酢醤油、明太子タルタルソースの鶏天おろしぶっかけなどなど……鶏天うどんだけで、なんと9種類のラインナップ!さんざん迷ったのですが、『自家製タルタルソースの鶏天おろしぶっかけうどん』(1150円)をオーダーしました。
お味はもちろん、その立体的なビジュアルにも感動!揚げたてサクサクの鶏天はゴロッと3つで文句なしの食べごたえ。「玉子を贅沢に使ってオリジナルの味に仕上げました」という自家製タルタルソースも、しみじみ美味しい!た~っぷりと鶏天につけるのはもちろん、出汁に溶かしても相性バツグンでした。
うどんを茹でるのは、オーダーが入ってから。2種の小麦粉をブレンドし、毎日温度や湿度に合わせて打ち方を微調整しながら、一杯ずつ丁寧に仕上げていきます。
圧巻のボリュームを味わいつくそう
家族がオーダーしたのは「人気No.1!」と書かれた『選べるうどんセット』(1030円)。こちら、メインのうどん(かけうどん、またはぶっかけうどん 温or冷)、天ぷら4種にご飯もついて、お得感満載!ご飯は明太子ご飯、卵かけご飯、しらすご飯、とろろご飯の4種類からお好みで。原田さんオススメの卵かけご飯をセレクトしました。
ツヤッツヤに輝く麺は、もはや芸術品!もっちりとした歯ごたえやフレッシュな香りも楽しみながら、おなかいっぱい至福のひとときでした。「ボリュームたっぷりなので、親子でシェアしてもらってもOKですよ」(原田さん)。
この日の天ぷらは、鶏肉、海老、茄子、さつま芋の4種。揚げたてアツアツに塩をつけていただいた後、こんなふうに麵にトッピングして贅沢に楽しみました。
居酒屋使いやチョイ飲みもぜひ
ふとカウンターの上を見上げると、日本酒、焼酎をはじめお酒の瓶がズラリ!そう、『Frankel』のもうひとつの魅力は、一品料理の品ぞろえなのです。チョイ飲みにぴったりのスピードメニューから、うどん屋さんの創作天ぷらメニュー、サラダ、逸品までその数なんと約80種類!ちょっと一杯や居酒屋使い、美酒のシメにうどんもいいですね。
キュッと冷えた生ビール(570円)のお供にオーダーした『鴨ロースの焼きカプレーゼ』(800円)はスモーキーな鴨肉とモッツァレラチーズ、バジルソースとオリーブオイルの香りがさわやか!
お酒もビール、ハイボール、日本酒、焼酎、カクテルまで幅広く。『サツマイモとクリームチーズのサラダ』(580円)はほっこりと優しい甘さで女性に人気です。
競争馬から命名されたユニークなカクテルは、競馬ファン必見!ほかにも、お得な『アルコールセット』(1100円)はおまかせ3種盛り、本日の揚げ物1種、ドリンク1杯(生ビールorハイボール各種orサワー各種)付きで、「ちょっと一杯」にピッタリですよ。
奥にはゆったりテーブル席を完備
奥行きのある店内は、ゆったりとしたカウンター席とテーブル席を完備。ズラリと並ぶカウンター席は、厨房の様子が間近で見られる特等席でもあります!女性一人でも気がねなく過ごせそうですね。また、こちらの椅子は高さ調整可能ですので、お子様連れも大歓迎です。
カウンター後ろの壁には、愛らしい馬の絵と共にサイン色紙がたくさん!宝塚大劇場に近いこともあり、タカラジェンヌや観劇帰りのお客さんも多く訪れるのだそう。
ファミリーやママ友の集まりなど、グループでのお食事は奥のテーブル席でどうぞ。つい長居してしまいそうな、居心地のよい空間です。
混み合うランチタイムが落ち着いた頃、厨房奥では黙々と麺の仕込みをする原田さんの姿。ひと晩じっくりと生地を寝かせ、翌日へと備えます。部活帰りの学生さんから女性一人客、ファミリーまで幅広い層を魅了する人気店。店主のインスピレーションで登場する新メニューも楽しみに、競馬ファンもそうでない方もぜひ足を運んでみてくださいね。
※本記事は2023年7月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。
Frankel
住所 | 兵庫県宝塚市仁川北2-5-1 さらさ仁川北館105号 |
電話番号 | 050-5590-4890 |
営業時間 | 11時~23時 |
定休日 | 月曜 |
アクセス | 阪急今津線「仁川駅」徒歩1分 |
駐車場 | あり(「さらさ仁川」地下駐車場/サービス券発行あり) |
ライター 外園 佳代子(ほかぞの かよこ)
令和の幕開けに、大阪から生まれ育った町・西宮へとリターン。虎の聖地・甲子園球場ま で自転車で行けちゃうライター&絵てがみ作家、書写教室指導者、不妊ピア・カウンセラ ーです。ふと気づけば4足のわらじを履きこなしながら、でもやっぱり!取材を通じての出 会いに心ときめく日々。最も長いライター人生で(私にしか読めない字で)書きためた取 材ノートを、いつの日か読み返すことが老後の楽しみです。