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淡路サービスエリア下りには何がある?
淡路サービスエリア下り(以下、淡路SA下り)は、淡路島北端にあるサービスエリア。本州側からいえば淡路への入り口になる場所です。
明石海峡大橋を望む絶好の場所に位置し、グルメやお土産店などがあり、朝早くから多くの人で賑わいます。
その景観は、明石や神戸の街並みはもちろん、澄み切った見通しの利く日ならば、関西国際空港やあべのハルカスまで見える日があるとか。
淡路SA下りの目印となるのが大観覧車です。「あるのは知っているけど乗ったことはない」という人も多いかもしれません。ゆっくり過ごせるなら、おすすめです。後ほど観覧車からの風景を紹介しましょう。
サービスエリアで一番立ち寄る人が多いのは、トイレ。淡路SA下りでは、トイレは建物の左右両側にあります。さすが大規模SA、向かって右側がメイントイレ、左側がサブトイレ。メインの方が広いトイレになっています。どちらも掃除が行き届いているので快適なトイレです。エアコンも入っていますが、サブトイレの入口には自動ドアがあるためか、夏はいくらか涼しくなっています。
淡路サービスエリア下りで朝食を
朝早くに家を出た旅の日。朝食はどこかで済まそうと思っている時、SAは便利です。淡路SA下りでは、どこで食べようかと悩むくらい早い時間から店が開いています。
ゆっくりしっかり食べたい人には、レストランROYALがおすすめ。店内は広く、淡路瓦のタイル壁と軒下にいるような感覚になる木の内装が落ち着きます。
朝10時まではモーニングタイム。『スクランブルエッグ』(890円)などのドリンクが選べるモーニングセットの他、朝はやっぱり米、という人にも『朝定食』(950円)があります。ご飯大盛りも無料できますよ。写真はふつう盛り。
香ばしさが香る焼き鮭に海苔や卵焼き、味噌汁もあって、朝は白飯でないとダメだという人も納得の内容です。男性からの人気が圧倒的だそうです。
朝は焼きたてパンが食べたいという人には、神戸ベルがあります。朝7時30分から営業している焼きたてパンが食べられる店です。
オープン早々に一番人気の『半熟卵入り黒カレーパン』(350円)とおすすめの『塩バターパン』(200円)、ホットコーヒー(270円)を購入。SA内のテーブル席などで飲食OKです。
せっかくなので、海辺のテラスへ。トンビが狙ってくるので注意が必要です。
『半熟卵入り黒カレーパン』を割ってみると、確かに黒いカレーの中の卵が半熟トロトロで実に美味しそう。かぶりついてみると、辛さは後からくるタイプ。それほど辛いわけではなく旨口のカレーです。これなら子どもでも大丈夫ではないでしょうか。さすが人気No.1です。
『塩バターパン』からは、バターのいい香り。外側はパリッと、中はしっとりして食べ応えある一品。車内でも食べられるいい朝ごはんになります。
売り切れ必須の人気商品に『オセロパン』(240円)があります。オセロゲームが楽しめる大きさかと思いきや、結構大きめです。
他にも多くの種類があり、犬や猫の顔をしたメロンパン(350円)など、選ぶのも楽しいパン屋です。
食事ができるところは、フードコートやミスタードーナツ、ザ・丼、明石海峡大橋が見える場所にスターバックスコーヒーが朝から営業しているので、朝の立ち寄り先としてはもちろん、ランチやディナータイムも楽しめるグルメスポットです。
飲食店営業時間
フードコート 24時間
レストランROYAL 7時〜21時(ラストオーダー20時45分)
ミスタードーナツ 平日7時〜21時、土日祝6時〜21時
ザ・丼 7時〜21時
スターバックスコーヒー 7時〜22時
神戸ベル 7時30分〜18時
外売店 9時~18時
大観覧車から景色を楽しもう
淡路SA下りは、景色がいいところなので、ゆっくりする時間も考慮して旅のプランに組み込んでいただきたい場所です。なんといっても、明石海峡大橋。展望台からの眺めは最高で常に誰かがいるくらいの人気スポットです。
撮影スポットには、本州四国連絡橋のシンボルキャラクター「わたる」がいます。売店で、ぬいぐるみやタオルなどのグッズを販売しています。
ここでは、カメラをセルフタイマーにして記念撮影するための台になってくれています。
景色を高いところから楽しみたい人には、大観覧車です。営業時間は9時〜21時(最終受付20時45分)。チケット代は1名600円で3歳以上が有料です。
大観覧車は1周約15分。中は冷房完備。冬は座席ヒーターがあります。
ゆっくりと上がるにつれ変わりゆく風景。上から見る瀬戸の海、この日は霞んでいたのが少し残念でしたが、なかなか気持ちのいいものです。
子どもたちは観覧車足元のミニ遊園地も気になることでしょう。
隣にはドッグランもあります。ワンちゃん連れの旅にはありがたい施設です。
帰りじゃなくてもお土産チェック
サービスエリアで、お土産を買うのも楽しみのひとつ。帰りじゃなくて、行く途中でもチェックしたくなるものです。
淡路SA下りでチェックしておきたいお土産を紹介しましょう。
まずは、旅の途中のおやつにもぴったりなのが『たこせん煎餅(素焼き)』。淡路SA限定商品です。25枚の箱入り(1296円)、15枚の袋入り(648円)とあります。食べ出したら止まらない商品なので、多めに買っておいてもいいかも。
淡路といえば玉ねぎ。玉ねぎスープや玉ねぎ煎餅をはじめ、玉ねぎ関連の商品はいっぱいあります。
淡路はかまぼこも人気で、淡路の玉ねぎと練り合わせた『玉ねぎ天ぷら3枚入り』(594円)や『竹ちくわ5本入り』(745円)などの練り物も小腹を満たしてくれるおやつにピッタリです。もちろんお土産にも。
お昼ご飯用になら、焼き鯖寿司なども売っています。お土産としてなら、海苔の佃煮や淡路そうめん、香川の讃岐うどんなど、とにかく沢山。タイガース関連コーナーもありますよ。
「欲しいものがあるけど、帰りはこの下りのサービスエリアには寄らないし」と思った人、大丈夫です。淡路SAは、上り下りの行き来が無料でOKです。国立淡路公園にある淡路ハイウェイオアシスを経由する形で、双方に何度でも無料で行き来ができます。
案内板にもある通り、まずは「オアシス」と書かれている方向に行きましょう。チェックゲートを通り、淡路ハイウェイオアシスに向かいます。あとは「上りSA」と書かれた方向へ行くだけです。
淡路下りで見つけたお土産が上りになかったり、夕焼け空や夜景の観覧車が楽しみたくなったりしても大丈夫です。
淡路SA下りには、24時間営業の「淡路島玉ねぎハンバーグ自販機」があります。その場で食べられるものではなく、冷凍の持ち帰り用です。
SAは旅の交通情報や休憩場所としてだけではなく、今ではSAに行く事を目的にしている人までいる時代。淡路SAもそのひとつ。淡路、四国への旅での朝の立ち寄りスポット。淡路SA下りで、朝から楽しい旅を始めましょう。
(ライター 塚本隆司)
※本記事は2023年7月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。
神戸淡路鳴門自動車道 淡路サービスエリア<下り>
住所 | 兵庫県淡路市岩屋字假田2568 |
電話番号 | 0799-72-4715 |
営業時間 | お土産 24時間 外売店 9時〜18時 インフォメーション 8時〜17時 |
定休日 | 年中無休 |
アクセス | 神戸方面から神戸淡路鳴門自動車道を通り明石海峡大橋を渡ってすぐ |
駐車場 | 小型車352台、大型車102台 |
HP | https://www.jb-highway.co.jp/sapa/awaji_down.php |
ライター 塚本 隆司(つかもと たかし)
姫路城を眺めながら生きてきた、脱サラライターです。全国あれこれ旅をして来たけれど、やっぱり地元が1番!“兵庫のよいもの“を探し求めて歩きます。(呑み歩きだろ! とは言わないで笑)読んでくれているみなさまの「行きたい!欲しい!食べたい!」が「行こう!買おう!食べよう!」に心が動いたなら、何よりの幸せです。