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おいしい島・淡路島の西海岸に「淡路シェフガーデン by PASONA」オープン

「淡路シェフガーデン by PASONA」と「Ladybird Road」

注目度上昇中の淡路島西海岸に新たなグルメスポット「淡路シェフガーデン by PASONA」と「Ladybird Road」が2023年4月29日オープンしました。 東海岸で期間限定営業をしていた「淡路シェフガーデン」が装いも新たに西海岸へ移転。淡路の豊かな自然と食の魅力にあふれた「おいしい島・淡路島」を象徴するグルメスポットを紹介しましょう。

淡路シェフガーデン、西海岸へ!

『AWAJI CHEF’S GARDEN by PASONA(淡路シェフガーデン バイ パソナ)』

コロナ禍における飲食店の窮状をなんとかしたいと、2021年4月に期間限定でスタートした「淡路シェフガーデン」。営業規模の縮小や休業を余儀なくされていたシェフらを招き、カラフルなコンテナを利用した営業スタイルとソーシャルディスタンスが求められるなかでの屋外型レストランとして人気を呼び、大盛況のにぎわいをみせていました。
2022年11月に惜しまれながらクローズしましたが、2023年4月29日に場所を西海岸沿いに移し『AWAJI CHEF’S GARDEN by PASONA(淡路シェフガーデン バイ パソナ)』(以下、「淡路シェフガーデン」)としてオープンしました。

「淡路島西海岸シーサイドモール『Ladybird Road(レディーバード ロード)』」

さらに、隣接する場所にヨーロッパのカラフルな街並みを再現したたたずまいを見せる「淡路島西海岸シーサイドモール『Ladybird Road(レディーバード ロード)』」をオープン。カフェやレストラン、マルシェ、世界の雑貨など、屋内仕様の雨天でも楽しめる施設になっています。
Ladybird Roadとはテントウムシのことで、「幸せを運ぶ」や「神様のお告げ」という意味があります。

4月オープン時の店舗数は「淡路シェフガーデン」が16店舗、「Ladybird Road」が14店舗。2023年8月には「淡路シェフガーデン」に11店舗が加わる予定とのこと。 営業している店舗は、東海岸で営業時の店の多くがそのまま参加。新たな店舗も加わり、和洋中の料理に加えスイーツやカフェなどさまざまなジャンルの食事が楽しめます。

東海岸での営業と大きく異なるのは、店の配置。西海岸では、海岸沿いに店舗が並ぶ横長スタイル。長さは500メートルもあるとか。客席数は「淡路シェフガーデン」が700席(店内100席、テラス600席)、「Ladybird Road」が290席(店内215席、テラス75席)。テラス席のほぼ全てがオーシャンビューです。

播磨灘に沈む夕日

絶対におすすめしたいのが、夕日。淡路島の西海岸は「日本の夕陽百選」にも選ばれている名所で、播磨灘に沈む夕日の美しさは感動です。こんなに素晴らしいロケーションで、風を感じながら楽しむおいしい料理。これは、行くしかありません。

どんな料理が楽しめるの?

施設内には、和洋中さまざまなジャンルの料理がありますが、共通しているのは古くから御食国(みけつくに)と呼ばれる食材の宝庫・淡路島の生産農家から仕入れた新鮮食材にシェフ達の技術が加わった、レベルの高い料理がそろっていることです。
オープン式典では「ミシュランの星を狙う」との発言が飛び出す本気モード。名の知れた有名店の料理人からチャレンジ精神旺盛な料理人まで、競い合い協力し合う場所になっています。西日本一の食のスポットとして、注目される日が近いかも知れません。

どんな店があるのか、どんな料理が楽しめるのか、気になるところ。残念ながら全ての店舗で味わったわけではないので、ほんの一部ですが紹介しましょう。

まずは「淡路シェフガーデン」から。
開放的な雰囲気のなか、週末は生演奏も聴けて楽しく過ごせます。

開放的な雰囲気

東海岸での営業時から人気の親子丼「鼓動」

極・特上親子丼(1,300円)
極・特上親子丼(1,300円)

濃厚な玉子と出汁の味。さすが、関西でベスト3に選ばれた実績をもつ「鼓動」の親子丼です。

今回から出店の「淡路和牛専門店 あわじゅう」

淡路和牛の炙り肉寿し(一貫1,518円) 写真提供:淡路シェフガーデン by PASONA
淡路和牛の炙り肉寿し(一貫1,518円) 写真提供:淡路シェフガーデン by PASONA

淡路で生まれ、淡路で育った淡路和牛は、口当たりのいい脂のうまさが魅力。このにぎりのとろける食感は驚きです。今度は「淡路和牛のすき焼き重」(2,717円)を食べたい。

日本茶のカスタムティーが飲める大阪・アメ村の人気店「水滴々(みずてきてき)」

知覧茶ローズマリーレモン(750円) 写真提供:淡路シェフガーデン by PASONA
知覧茶ローズマリーレモン(750円) 写真提供:淡路シェフガーデン by PASONA

日本茶鑑定士がプロデュースしたお茶の専門店。いただいたのは、知覧茶ローズマリーレモン(750円)。すっきりした味わいの知覧茶にローズマリーの香りとレモンの酸味が加わり、夏にぴったりの1杯。高級宇治抹茶ビール(850円)という気になるメニューもあります。

姫路の人は気になるはず「まねき しまそば」

淡路島玉ねぎと瀬戸内のたこが入った「スペシャル淡路島オーシャンしまそば」(900円) 写真提供:淡路シェフガーデン by PASONA
淡路島玉ねぎと瀬戸内のたこが入った「スペシャル淡路島オーシャンしまそば」(900円) 写真提供:淡路シェフガーデン by PASONA

黄色い中華麺に和風だし「まねきのえきそば」が出店しています。「えきそば」ならぬ「しまそば」として販売。淡路の幸を使ったメニューに注目です。
「Ladybird Road」側は、建物内が中心のレストラン街になるため「淡路シェフガーデン」とはひと味違った趣があります。
天候に左右されにくい利点と、落ち着いて食事ができるレストランやバーといった感じでしょうか。

「Ladybird Road」の山側レストラン棟。他に海側レストラン棟、物販棟がある
「Ladybird Road」の山側レストラン棟。他に海側レストラン棟、物販棟がある

ビブグルマン選出を狙う「野島蟇浦商店(のじまひきのうらしょうてん)」

「塩冷麺 淡路VEGAN DX」(1,500円)
「塩冷麺 淡路VEGAN DX」(1,500円)

東海岸での営業時から淡路シェフガーデンの代表的な存在の店です。塩ラーメンの名店「龍旗信(りゅうきしん)」が手掛けています。
淡路に惚れ込み、全メニューに淡路の調味料と食材を使用。ここでは、醬油ラーメン、味噌ラーメンもあります。注目はヴィ―ガンラーメン(写真)。驚きの食感とうまさ。これまでラーメンが食べたくても食べられなかった人には、待望の1杯ではないでしょうか。

カフェバーといえば「BROQUEL」

淡路島モヒート(ノンアルコール880円、アルコール990円) 写真提供:淡路シェフガーデン by PASONA
淡路島モヒート(ノンアルコール880円、アルコール990円) 写真提供:淡路シェフガーデン by PASONA

東海岸で営業時にアルコールを楽しんだ人ならきっと立ち寄った「BROQUEL」が「Ladybird Road」の2階にあります。ちょっと大人の雰囲気で楽しみたい雰囲気。ここから見る夕日も最高です。窓から見るカラフルな海側レストラン棟と淡路の海の風景は、まるで異国の風情です。

「BROQUEL」店内から見た夕日。「Ladybird Road」2階にある店舗からは海が見える
「BROQUEL」店内から見た夕日。「Ladybird Road」2階にある店舗からは海が見える

チョコレート専門店「VIE CHOCOLAT」

チョコレート専門店「VIE CHOCOLAT」

「美味しく健康にも良いスイーツ」をテーマに、植物性食品のみを使用したスイーツを製造するヴィ―ガンスイーツ研究所やパソナグループの特例子会社パソナハートフルで働く障害を持ったメンバーが手作りした高カカオや低糖の体に優しいチョコレートを販売するチョコレート専門店。食べた印象は甘さ控えめの美味しいチョコレート。実は砂糖などもサトウキビを煮詰めて作る天然ものだけを使っています。

Vegan BonBon Chocolat ~AWAJI~ (1,880円)、Vegan BonBon Chocolat ~KENKOU~(1,830円)
Vegan BonBon Chocolat ~AWAJI~ (1,880円)、Vegan BonBon Chocolat ~KENKOU~(1,830円)

箱や包装紙などの一部商品は、デザイナーであるパソナグループの外国籍人材がデザインを作成しているなど、商品以外にも注目です。

外観も特徴的。小さな扉をくぐれば、子どもたちも喜ぶお菓子の国。
外観も特徴的。小さな扉をくぐれば、子どもたちも喜ぶお菓子の国。

グルメだけではない取り組みも

「おいしい島・淡路島」としての認知を世界に広め、グルメで西日本一のスポットを目指す「淡路シェフガーデン by PASONA」と「Ladybird Road」。料理を学びたい人が、ここを目指してくるような場所にしたいという思いも詰まっています。

「淡路シェフガーデン by PASONA」

駐車場は現在86台。オープンしたてのGW期間中は実証実験として、少し離れた場所に駐車スペースを確保し無料の周遊バスで移動できる「パークアンドライド」を実施。今後、西海岸全体に展開し、渋滞緩和につなげていきたいと取り組まれているようです。

また、一部の店舗では、皿やコップをサトウキビの搾りカスなどを原料とした「バガス容器」を使い、使用後は農園で堆肥にするなど、地域資源の循環につなげる取り組みを実施。美味しく楽しむだけではなく、環境への配慮も考えています。

淡路シェフガーデンへの行き方

「お酒も飲みたいから公共交通機関で行きたい!」という人には、淡路島西海岸を走るバス路線「北淡路西海岸ライン」がおすすめです。美しい播磨灘の風景と観光スポットやお土産店などが多いことから「淡路島ゴールデンルート」と呼ばれているルートです。淡路シェフガーデンの最寄りバス停は「野島大川(青海波前)」。「神姫バス神戸三宮バスターミナル」から55分(片道大人990円)、「高速舞子」から25分(片道大人680円)です。
時刻表や運賃についてはコチラを参照ください

https://www.shinkibus.co.jp/highway/category/route_guidance/awaji_resort.html

(ライター 塚本隆司)

※本記事は2023年5月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

淡路シェフガーデン by PASONA

住所兵庫県淡路市野島大川57-3
電話番号080-8177-4501(AWAJI CHEF’S GARDEN by PASONA事務局)
営業時間11時〜20時(季節・天候により変更の場合あり)
定休日店舗ごとに異なります。公式サイトで確認ください
料金入場料無料
アクセスhttps://www.awaji-chefgarden.com/access
駐車場あり(無料)
公式サイトhttps://www.awaji-chefgarden.com

Ladybird Road(レディーバード ロード)

住所兵庫県淡路市野島轟木95-7
電話番号0799-64-7530(Ladybird Road事務局)
営業時間11時〜20時(季節・天候により変更の場合あり)
定休日店舗ごとに異なります。公式サイトで確認ください
料金入場料無料
駐車場あり(無料)

ライター 塚本 隆司(つかもと たかし)

姫路城を眺めながら生きてきた、脱サラライターです。全国あれこれ旅をして来たけれど、やっぱり地元が1番!“兵庫のよいもの“を探し求めて歩きます。(呑み歩きだろ! とは言わないで笑)読んでくれているみなさまの「行きたい!欲しい!食べたい!」が「行こう!買おう!食べよう!」に心が動いたなら、何よりの幸せです。

淡路シェフガーデン by PASONA

Ladybird Road

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