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1階は個室でゆっくり和の焼肉
丹波産の新鮮な野菜で作る料理が地元の人に愛され、小料理屋から料理旅館、料亭へと形を変えていきました。そして現在は和食と和食の料理人が作る国産和牛のコースが人気の店になっています。
肉は厳選した国産和牛。さらに地元産の和牛もあります。単品、コースともに多彩なメニューがありますが、『喜作』ならではの割烹仕込みのコースがおすすめ。5つのコースがあり、内容は時季によって変わりますが、キムチやナムルの前菜、そして温かいスープでおなかを温めてから焼肉へと移ります。
柚子胡椒を隠し味にしたローストビーフ寿司付きのコースがおすすめです。1例として、赤身肉がメインの『Cコース』の内容を見てみましょう。
前菜、キムチとナムルの盛合せ、本日のスープ、ローストビーフ寿司、上塩タン、サラダ、焼きしゃぶ(白ポン酢)、上焼肉、白ご飯/季節ご飯、梅そうめん、デザート。
こんなに盛りだくさんで、6,578円です。
コースの焼きしゃぶは、和のダシをきかせた自家製白ポン酢でいただきます。新鮮彩りサラダも自家製ドレッシングで。焼き野菜も地元産の新鮮なもの。メインのお肉は、何種類かの厳選した部位が登場します。タレはガーリック塩、白ポン酢、自家製タレをお好みで。シメのデザートは季節の自家製シャーベットですっきりと。
単品で注文できる希少部位のシャトーブリアンも人気で、すぐに完売するので早めに注文しましょう。地鶏や新鮮な魚介類もあり、人気のコースは、前菜からデザートまで、さすが!の味がそろっています。
1階「和の焼肉」はカウンターや半個室含めて貸し切りは 56 人まで OK です。
2階と3階は団体利用可能な、旬を味わえる個室割烹
4代目の主人で料理長の松本武彦さんは、京都の料亭で長く厨房を任されていた人。その経験から、旬の素材の良さを生かして季節を感じさせる料理に仕上げます。食材選びもその目利きで、地元丹波産の野菜や、京都の舞鶴港で水揚げされた新鮮な魚介を使っています。
2階、3階は座敷にテーブルと椅子席を配置したスタイルです。個室では少人数で、大広間ではグループの会食や団体も気兼ねなく食事ができます。お祝いごとや法事など、目的に応じた料理を相談できるのも安心ですね。
最近では海外からの団体さんも来店されて、会席料理とすき焼きの小鍋に舌鼓をうたれたとか。肉がダメな人は魚のメニューを増やす、というように料理内容の相談にも応じています。大広間は最大80名まで利用できるので、観光バスで来られてもOKです。
仕事関係や親戚の集まりなど、各種会食に重宝されるのが松花堂弁当です。季節の野菜や魚などがバランスよく入って、幅広い年代の人に好まれる味です。
白木をベースにしたモダンな店内
『喜作』の店内は、白木の美しさが光る都会的な内装です。カウンターは高級な寿司店を思わせる一枚板。テーブル席は半個室と完全個室があります。各テーブルで無煙ロースターで焼くため、煙の匂いの心配はありません。
また、主人がワインに詳しいため、その銘柄はこだわりのものばかり。ビール、ウイスキー、焼酎はもちろんのこと、日本酒も地元の「奥丹波」「小鼓」などが楽しめます。
テイクアウト、仕出しもOK
地元では『喜作』の和風弁当の仕出しも重宝されています。旬の食材を丁寧に料理した品々は、家族の帰省や法事などの集まりの席を盛りたてます。防腐剤は一切使わないので、賞味期限は3 時間。これも誠実さの現れですね。
道の駅で限定販売があると、あっという間に売り切れるのが『喜作のサラダ巻』。肉厚椎茸旨煮をはじめ、紫キャベツの自家製ピクルス、エビ、厚焼き卵など、たっぷりの具材を丹波産のご飯で巻いた太巻き寿司です。(要予約)
創業当時から代々受け継がれてきた人気の鯖棒寿司。黒酢を利かせたシャリには白ゴマ、青じその上に脂ののった肉厚のシメサバ。鯖の濃厚な旨みに、シャリのまろやかな酸味が絡みます。要予約で、持ち帰り用に注文できます。
雰囲気も味も抜群の『喜作』は、駅前という便利さもあって、電車の時間に合わせてゆっくりと料理とお酒を楽しめます。駐車場の台数も多いので、丹波観光のあとに夕食を食べて帰るのもおすすめです。
(ライター 松田/ウエストプラン)
※本記事は2023年8月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。
和の焼肉と割烹 喜作
住所 | 兵庫県丹波市柏原町柏原77-1 |
電話番号 | 0795-72-1044 |
営業時間 | 11:30〜15:00、17:00~22:00 |
定休日 | 月曜 |
アクセス | JR柏原駅から徒歩約2分 |
駐車場 | あり(観光バス4台可) |
HP | https://tanba-kisaku.jp/ |
SNS | https://www.instagram.com/tanba.kisaku/ |
株式会社ウエストプラン
松田きこ、かさはらみのり、中田優里奈、都志リサほか、兵庫県に精通した女性ライターが、観光やグルメ情報を中心に、阪神間や丹波・丹波篠山を縦横無尽に駆け回って取材します。