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ふれあい体験もある!『六甲山牧場』でのんびり過ごすヒツジたちに癒される

『六甲山牧場』

瀬戸内海国立公園区域に指定されている「六甲山」の山上に、のびのびと過ごすヒツジたちに会える『六甲山牧場』があります。広大な牧場内には牛舎や羊舎のほか、レストランやショップ、工房などが点在。動物とのふれあいや、バターづくりといった体験メニューも充実しています。緑に囲まれた自然いっぱいの場所で、のんびり過ごしたい。そんな方におすすめの『六甲山牧場』の見どころをご紹介します。

六甲山上にある自然豊かな牧場

『六甲山牧場』があるのは、神戸市灘区の六甲山上

『六甲山牧場』があるのは、神戸市灘区の六甲山上。神戸の中心部である三宮からは車で約35分。公共交通機関を利用の場合は、電車・ケーブルカー・バスを乗り継いで、三宮から約1時間20分、大阪からは1時間45分ほどで行くことができます。

スイスの山岳酪農をモデルに整備された牧場

『六甲山牧場』ができたのは、1950年。スイスの山岳酪農をモデルに整備された牧場で、1956年には牛2頭、羊3頭の放牧から始まりました。一般向けにオープンしたのは、1976年です。

1958年製のサイロは牧場のシンボル的存在
1958年製のサイロは牧場のシンボル的存在
ヒツジたち

敷地全体の広さは、甲子園球場約32.6個分!そのうちの一般開放ゾーンだけでも、甲子園球場約6個分という広さです。そんな広大な場内では、およそ170頭のヒツジたちが自由に過ごしています。

ヒツジたち

場内を散策すると、あちこちで出くわすヒツジたち。今まで訪れた人たちは、やさしく接していたのでしょうね。そっと撫でても暴れたりせず、おとなしいヒツジたちが多いです。

のんびりと食事をする姿を見ているだけでも癒される
のんびりと食事をする姿を見ているだけでも癒される
ヤギや乳牛

ほかにもヤギや乳牛、馬、牧羊犬からウサギ、モルモットといった小動物の姿も。

馬

柵越しに触れたり、このあと紹介するエサやり体験をしたりすることもできます。撫でるときにはやさしく、そっと触ってあげてくださいね。
※自由放牧されている動物たちには、絶対に食べ物を与えないでください。

動物とのふれあいや物づくり体験もできる

自動販売機で『ヤギのおやつ(エサ)』(1回200円)

場内にいる動物たちとのふれあい体験もあります。ヤギのエサやりは、「いやしのほとり」や「ヤギふれあいの丘」に設置されている自動販売機で『ヤギのおやつ(エサ)』(1回200円)を購入すればオッケーです。

ヤギのエサやり体験
場所:いやしのほとり・ヤギふれあいの丘
時間:9:30~15:00頃          

写真提供:『六甲山牧場』
写真提供:『六甲山牧場』

ウサギや馬のエサやり体験は、開催時間が決まっているのでHPでご確認ください。

ウサギのエサやり体験
場所:ウサギ広場
開催日:平日のみ
時間:13:25~(1日15組限定)
料金:100円(ニンジン1カップ)
※雨天中止。動物の体調により開催しない場合があります。           

馬のエサやり体験
場所:馬舎
開催日:土・日曜
時間:①11:00~、②14:45~(各回10組限定)
料金:300円(1カップ)
※雨天中止。動物の体調により開催しない場合があります。          

日曜日には南エリアの会場で「シープドッグショー」を開催。トレーナーと息を合わせて牧羊犬がヒツジを追い込む様子を見学できます。

シープドッグショー
場所:シープドッグショー(南エリア/シープドッグショー会場)、
写真撮影(南エリア/イベント広場)
開催日:日曜、祝日 ※土曜は牧羊犬との写真撮影会
時間:13:00~13:20(8月は15:00〜15:20)
※雨天や足場不良時、特別イベント開催時など中止となる場合があります。
※尚、開催日は変更となる場合がありますので、HPをご確認ください。        

写真提供:『六甲山牧場』
写真提供:『六甲山牧場』

また、「まきば夢工房」ではアイスクリームやフローズンヨーグルト、バター、さけるチーズづくりの体験が可能。所要時間は20分から30分ほどで、できあがったものは試食もできますよ。

写真提供:『六甲山牧場』/ヒツジの毛を使ったマスコットづくりもある
写真提供:『六甲山牧場』/ヒツジの毛を使ったマスコットづくりもある

手作り体験教室
開催場所:まきば夢工房 B1F 体験教室
開催日時:毎営業日10:00~16:00  ※先着順
対象者:小学1年生以上
※未就学児は保護者1名につき1名までお手伝いの形で体験可
(例/アイスクリームづくり:大人 1 名+ 4 歳 1 名と小学 6 年生 1 名=1,980 円)
料金:1名990円~         

シーンに合わせて利用できる3つのカフェレストラン

写真提供:『六甲山牧場』/シープベル
写真提供:『六甲山牧場』/シープベル

『六甲山牧場』内には3つのレストランがあります。レストラン「神戸チーズ」、バーベキューレストラン「シープベル」、ベーカリー&カフェ「DELPAPA(デルパパ)」と、お店の雰囲気やメニューもそれぞれ違うので、利用シーンに合わせて選べます。

六甲山Q・B・Bチーズ館の2階にあるレストラン「神戸チーズ」

今回訪れたのは、六甲山Q・B・Bチーズ館の2階にあるレストラン「神戸チーズ」。メニューにはアルプス地方の郷土料理やチーズフォンデュなどが並び、本格的なコース料理もいただけます。

窓際の席からは山の緑が見える
窓際の席からは山の緑が見える
写真提供:神戸チーズ/2023年夏のコース料理
写真提供:神戸チーズ/2023年夏のコース料理
『摩耶』(3,300円)

こちらの『摩耶』(3,300円)は、六甲山牧場でつくったカマンベールチーズを使用したチーズフォンデュセット。サラダとジャンボフランクとミュンへナーソーセージ、温野菜、ホエイ入りバケットがセットになっています。

ジューシーなソーセージのパリッと食感がたまらない
ジューシーなソーセージのパリッと食感がたまらない
チーズ

アツアツでとろりとしたチーズはコクがあり、口に入れた瞬間チーズの香りが広がって、とっても美味。窓際の席からは広がる緑も眺められ、落ち着いた空間で、ゆっくりと食事を楽しみたい方におすすめです。

神戸チーズ
場所:南ゲート内六甲山Q・B・Bチーズ館 2F
営業時間: 11:00~17:00(L.O. 16:00)
定休日: 火曜(夏休み期間は無休)※冬季休・年末年始は『六甲山牧場』に準ずる     

2023年は五感を満たす「体感型牧場」として続々リニューアル

「Souvenir Shopロコロコ」

『六甲山牧場』は、「五感を満たす体験型牧場」というコンセプトのもと、2023年に場内をリニューアルする予定です。2023年3月には牧場でつくった牛乳をはじめ、チーズやホエイを使ったメニューを提供する「ミルクカフェ カウベル」が、5月には牧場のオリジナルグッズを販売する「Souvenir Shopロコロコ」がオープンしました。

『六甲山牧場ベイクドチーズケーキ』(1,180円)

ショップの人気ナンバーワン商品は『六甲山牧場ベイクドチーズケーキ』(1,180円)。しっとりとした食感と、濃厚なチーズの味わいが感じられる一品です。そのほか、手作りチーズやヨーグルトなど牧場でしか買えない商品もお土産に好評。

ミルクカフェ カウベル
場所:レストハウス1F
時間:10:00~16:30(L.O.16:00)
定休日:火曜(7/21~8/31を除く)          

Souvenir Shopロコロコ
場所:北料金所前
定休日:火曜(7/21~8/31を除く)        

写真提供:『六甲山牧場』
写真提供:『六甲山牧場』

また、6月下旬には馬車やカウボーイと写真撮影ができる「カウボーイエリア」がオープン。7月から8月には、神戸ビーフの素牛となる和牛の牛舎を撮影するライブカメラの導入も。

さらに、8月から9月には頭上をヤギが歩く様子を間近で見ることができる「ヤギの渡り橋」が新設されます。

これからどんどん変わっていく『六甲山牧場』が、どんな施設になっていくのか楽しみです。場内へはお弁当の持ち込みも可能。ベンチがあるので、緑を見ながらのんびりピクニックをする、なんて休日の過ごし方はいかがでしょうか。

(ライター 中田/ウエストプラン)

※本記事は2023年5月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

六甲山牧場

住所兵庫県神戸市灘区六甲山町中一里山1-1
電話番号078-891-0280
営業時間9:00~17:00 (最終入場16:30)
定休日火曜 ※年末年始・冬季休業あり
※臨時休業等はHPでお知らせします
アクセス阪急六甲駅・阪神御影駅・JR六甲道駅から神戸市バス16系統で30分、
六甲ケーブル下で下車ののち六甲ケーブルに乗り換え10分、
六甲山上駅下車後、スカイシャトルバスに乗り換え「六甲山牧場」バス停から徒歩すぐ。
阪神高速3号神戸線「魚崎出口」「摩耶出口」から30分など。
駐車場あり(730台)
SNShttps://www.instagram.com/rokkosanpasture/
HPhttps://rokkosan.jp/

株式会社ウエストプラン

松田きこ、かさはらみのり、中田優里奈、都志リサほか、兵庫県に精通した女性ライターが、観光やグルメ情報を中心に、阪神間や丹波・丹波篠山を縦横無尽に駆け回って取材します。

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