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『KAMOME SLOW HOTEL』は、2020年7月、淡路島西海岸の淡路市郡家にオープンしたリゾートブティックホテルです。目の前がオーシャンフロントという立地が自慢で、波の音や鳥のさえずりを聞きながら、ゆっくりと自分の時間を過ごすことができる施設です。
ホテルを運営するのは、東京や大阪を中心に100店舗近い飲食店を手がけるバルニバービ。ホテルに隣接して同グループ直営の「Frogs FARM (フロッグスファーム)」があって、飲食への期待も高まります。
まずはチェックインのためフロントへ。フロント横の壁面には、LPレコードがズラ リ。ポップス、ロック、ジャズ、ソウル、昭和歌謡など約40枚のライブラリーがあり、各部屋に備えられているレコードプレーヤーで聴くことができるのです。何もしないことを楽しむというコンセプトに沿って、客室にはテレビはありません。スローでリラックスした時間を過ごせそうです。
入館してすぐとびこんでくるのが、この風景。ロビーの大きな窓から、テラス越しに海と空が一望できます。
テラスに出てみました。
テラスからの風景は、時間の経過とともに刻々と変わっていきます。
淡路西海岸に沈む夕陽を期待していましたが、私たちが泊まった日は、残念ながら嵐からの曇り空で、見ることができませんでした。必ずリベンジしなくては。
こちら、翌朝チェックアウト時の空と海の風景。デッキチェアに座って、何時間でも空と海を眺めていたい感じです。
客室は16室あり、すべてオーシャンビューです。1階と2階にそれぞれ、1室のスイートルームがあり、オーシャンビューのバスルームを備えています。
ヴィラでゆっくり淡路時間を楽しむ
私たちが泊まったのは、1日1組限定の一棟貸し「ANNEX」(別棟)3棟のうちの一つ、「WALLED VILLA(ウォールド ヴィラ)」。2022年8月にオープンしました。
『KAMOME SLOW HOTEL』から車で1分、徒歩5分というアクセス。県道沿いの立地ですが、まるで隠れ家のようなリラックス空間です。テラスにはプライベートサウナもありますよ。掃き出しの窓からバスルームまで直結なので、サウナで汗を流しても大丈夫です。
1階入り口すぐはLDKです。
「めっちゃ、いいや~~ん!」ダイニングキッチンとリビングが一緒になった広々としたスペースに、女子4人は大興奮。
キッチンは、冷蔵庫、電子レンジ、トースター、IHコンロ、エスプレッソマシーンほか、調理器具や食器一式が備えられ、食材や調味料を持ち込むと調理も自在です。
家もこんなキッチンだったら料理も上手にできそうです。
2階に上がってみましょう。
ベッドルームが2部屋あり、各部屋にセミダブルベッドが2台置かれています。6人定員で、4人以上の宿泊の場合はソファベッドを利用します。海沿いの立地ではないのですが、ベッドルームの窓から海と空を望むことができ、ここからも夕陽を見ることができます。
脱衣所やお風呂も広々。我が家の浴槽よりもワイドで、ゆっくりと旅の疲れを癒すことができます。
アメニティにも注目。世界の有名ホテルやエアラインのファーストクラスのアメニティーにも採用される「ACCA KAPPA(アッカカッパ)」のシャンプー、コンディショナー、シャワージェルなどが揃えられています。こちらもポイント高いですね。
ウッドデッキにあるプライベートサウナにも興味津々。薪式サウナで薪は備え付けのものはフリーで、それ以上使う場合は、別料金になります。
着火剤があるので、着火は簡単。女子だけでも何の問題もありません。
約1時間半で、サウナの準備ができますよ。
入る気満々だったのに、女子4人はしゃべりすぎて、入るタイミングを逃してしまう大失態を。
晩ごはんをどこで食べるか悩ましい
ヴィラに持ち込んで調理するのも可能ですが、せっかくなので外食をすることに。
県道31号(通称:淡路サンセットライン)沿いに、ホテルと同系列の飲食店が10店舗ほど並びます。回転寿司、ラーメン屋、BBQ、イタリアン、ハンバーガーショップなど、多彩なので悩ましい限りですが、「新鮮な魚が食べたい!」ということで、『淡路島 回転すし 悦三郎』へ行くことに。
『淡路島 回転すし 悦三郎』は、地元の水産会社「森水産」との共同運営による回転す し店。淡路島産直の地魚ネタ、鯛や鱧、しらすといった新鮮なネタ自慢の地産地消のお店です。
私たちは、淡路の鯛やサヨリなど淡路の食材を使った『淡路三昧』や、淡路たまねぎサーモンなど、各自好みのものをオーダーし、お腹いっぱいに。
イタリアンのお店でピッツァを買って、部屋でつまみにしながら飲もうと計画していたのに、「無理~~~」という話になりました。
そうそう、『KAMOME SLOW HOTEL』からはトゥクトゥクでの送迎もあるので、気兼ねなく飲めるのもうれしいですよね。
お腹いっぱいでヴィラに帰り、近くのコンビニで買った簡単なお菓子を肴に、女子4 人、修学旅行気分で話は尽きず、淡路の夜は更けていったのでした。
地産地消の朝ごはんがたまらない
今回の宿で、超楽しみにしていたのが、こちら「地産地消の朝食」です。
朝7時、8時、9時を選ぶことができ、せっかちな私たちは7時をセレクト。ホテルスタッフの方が可愛いバスケットを届けてくれました。
こんなかわいいバスケットが届いたら、女子4人じゃなくてもテンション上がりますよね。もちろん、私たちのテンションはMax。「すご~~~い!!!」
3段重ねのバスケットには、こんな感じでお料理が入っています。
ちゃんとわかりやすい手引きが付いているし、4人ともベテラン?主婦なので、配膳は おちゃのこさいさい。あっという間に朝食の用意が整いました。
じゃ~~~ん。地産地消の朝食です。すごいでしょう~
系列店『ガーブコスタオレンジ』高島シェフ監修の、ほんのり甘くてもちもちの湯種パンほか、淡路の恵みがたっぷり。北坂養鶏場のタマゴを使ったスクランブルエッグ、淡路島産えびすもち豚のソーセージ、淡路島新鮮野菜のジャーサラダ、淡路島みかんジュース、淡路島玉ねぎのオニオンスープ、淡路島ヨーグルト、淡路島牛乳、淡路島山田屋さんのジャムと、盛りだくさんです。
焼きたてのパンは本当に美味しくて、そのままちぎって食べたりジャムを付けて食べたり。新鮮な具材がたっぷりで、何を食べてもおいしくて一同大絶賛。お腹がいっぱいになって昼ごはんもガッツリ食べられなかったという。
宿のコンセプトが「思い思いに何もしない静かな時間を過ごせる贅沢な大人の空間」ということで、『KAMOME SLOW HOTEL』の宿泊対象年齢は16歳以上ですが、別棟はファミリー利用もOKです。用途によって使い分けてもいいですね。
写真は、「スタッフが選んだイチオシスポット」のガイドマップです。こちらのセレクトも行ってみたいイイところ満載なので、ぜひゲットして、巡ってくださいね。
(ライター歌見)
※本記事は2023年5月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。
KAMOME SLOW HOTEL(カモメスローホテル)
住所 | 兵庫県淡路市郡家字大谷北1111 |
電話番号 | 0799-85-1900 |
営業時間 | チェックイン15:00 チェックアウト11:00 |
定休日 | 不定休 |
アクセス | 各線三宮駅から神姫バス(西浦路線)で 「ガーブコスタオレンジ前」下車すぐ 神戸淡路島鳴門自動車道「北淡IC」または「津名一宮IC」より 県道31号(淡路サンセットライン)を各約12分 |
駐車場 | 16台 WALLED VILLA 3台 |
SNS | https://www.instagram.com/kamome_slow_hotel/ |
HP | https://kamome-slow-hotel.jp/ |
ライター 歌見(うたみ)
晴れの国・岡山出身で、20代半ばで兵庫県赤穂市に移住。ライターという天職を見つけ、赤穂市内にとどまらず、兵庫五国くまなく回ることができました。五国それぞれに、独特の食文化があり、うまい酒があり…。食いしん坊の私を心身ともに潤してくれます。兵庫県の“間違いない”「食」や「人」や「イイもの」に関わる記事をお届けできたらと思っています。