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温泉エンタメ城下町って何?全国的にも珍しい天然ラジウム温泉を楽しめる!湯~モアリゾートなでしこの湯
全国的にも珍しい天然ラジウム温泉を、贅沢に源泉かけ流し!それだけでなくラジウム×炭酸泉、ラジウム×ミスト、露天風呂など様々な形で楽しめる温泉施設。温泉好きにとっては、もはや有名スポットですが、温泉初心者の方にも楽しんでもらえる温泉をご紹介しましょう。
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全国的にも希少な泉質と特徴
今回紹介しますのは、国内でも希少な天然のラジウム温泉。しかもPH値が8.62のアルカリ性の泉質なので、すべすべトロトロな湯ざわり。お肌も喜ぶ温泉なんです。
敷地内には自家噴泉の、毎分320リットルの湯量があるので、贅沢に源泉かけ流しを楽しめる浴槽もあります。もう一つの特徴として、しっかりと温泉臭があること。ラジウム泉って、無臭のところが多いそう。なので入っても「温泉に浸かってるぅ!」という実感がいまひとつないのも事実。
その点、なでしこの湯では施設に入った瞬間、温泉の匂いが鼻をくすぐり、浴槽に身を沈めていると「あぁ、体に良さそうだなぁ」と実感できます。
ラジウム泉の効能
ラジウム泉の特徴についてお聞きしました。
「温泉から放出される気体に含まれるラジウムを吸い込んで、血液や細胞に取り込むことで新陳代謝を促進させたり、痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆のう症、胆石症、慢性皮膚症、慢性婦人症など様々な症状の改善に効果が期待できます。」
なでしこの湯・清水代表は温泉ソムリエ・アンバサダーということで、温泉についての豊富な知識を活かして、いかに効果的に温泉の効能を取り込むかということにも工夫を凝らしているんですね。
なでしこの湯の楽しみ方
嬉しいのは、まずは何と言っても冷泉の源泉があること。温浴をして火照った体を冷泉でリセットし、再度温浴を楽しむ。温度差を繰り返して楽しめば、何時間でも浸かっていられそうで、温泉好きには堪らないです。もちろん無理のない範囲で楽しんでくださいね。
または、少しぬるめのラジウム炭酸泉に浸かり、ラジウムをたっぷり含んだ蒸気を活かしたロウリュウサウナで汗をかいた後、さっとラジウム温泉をミラブルヘッド装着のシャワーで汗を流し、源泉の冷泉打たせ湯を浴びるなど、とにかく贅沢にラジウムの恩恵を受けつつ入浴する、なんてこともできます。
しかも浴室にはラジウムを含むミストが充満しているという念の入りよう。
もちろん露天風呂もあるので外気浴もできますよ!
とろとろのアルカリ泉は肌に潤いをもたらす美人の湯、炭酸泉はヨーロッパでは「心臓の湯」とよばれ、血流の改善をする。などと、その効能を思い浮かべながら浸かると、よりなでしこの湯を楽しむことが出来そうです。
お風呂を出たところには酸素ボックスもあって、疲労回復やダイエット、美容に良いと使う方も多いのだそうです。これなら体のケアは万全ですね。
エンタメゾーンでゆったり
せっかく温泉に来たのなら、湯につかった後もゆっくりして帰りたい。そんな場合は平日650円(土日750円)に、450円プラスすることでエンタメゾーンが楽しめます。
寝ころんだり、ハンモックやゆりかごで漫画を読んでも良いですし、Wi-Fiも飛んでいるので好きに過ごせそうです。コワーキングスペースもあるので集中して仕事する、なんて使い方も出来ますよ。長湯をする人と、すぐ上がる人が一緒に行っても、こういうスペースがあればお互い気兼ねなく楽しめますね。
温泉入り放題+エンタメ&コワーキングゾーン利用+フリードリンクがセットになって1000円の、なでしこ1000というお得なプランがあるのも嬉しいです。
温泉エンタメ城下町
すぐ近くには国宝の太山寺があり、また周辺には和要素があることもあって、国内外に「日本・和・ひょうご神戸の魅力」を発信すべく、「温泉・宿泊・グルメ・ショッピング・エンターテインメント」と、城下町のように広がる温泉エンターテインメント施設として発展させていく構想があるということです。これを温泉エンタメ城下町と銘打ち、これからもどんどん発展させていくということでした。
歩いてすぐにある太山寺本堂は国宝、三重塔は県指定文化財ということで温泉ついでに訪れる人も多いようですよ。
観光拠点としての利用
宿泊できる温泉として、観光拠点として使っても便利なようです。
南に下ると瀬戸内海、明石海峡大橋、明石プラネタリウム、淡路島へのアクセスもスムース。
三井アウトレットパークマリンピア神戸やコストコ神戸など、ショッピングスポットもあります。
電車利用の場合は学園都市駅から無料のシャトルバスも出ているので安心ですね。
施設内にはカラオケや卓球もありますので、飽きることなくワイワイと楽しむことも出来そうです。
帰りにはお土産として地元の特産品や、地元農家の朝どれ野菜や果物を買えるのも便利。
特に野菜はスーパーの価格に比べてもリーズナブルでお得感もありました。(季節や入荷状況により変化します)
グルメも楽しみ
大人のお子様ランチのようだと一番人気なのは、『よくばり定食(1100円)』。トンカツ、エビフライ、鶏唐揚げが一度に食べられるとあって、あれもこれも食べたい人にはピッタリなメニューです。
衣がサックサクのエビフライは尻尾まで美味しく食べられました。
ちょっと贅沢なメニューとしては、シェフが本場の山口まで行って研究を重ねたというこだわりの『山賊膳(3000円)』や、
せっかく神戸に来たのなら是非食べたい『神戸牛会席(8000円)』、
バーベキュー(大人1人1000円)など、自由度が高い食事を楽しめます。
バーベキューは好きな食材を好きなだけ持ち込むシステムなので、肉中心とか、海鮮づくしなど自分好みの食材を好きに楽しめるのも魅力です。
※ バーベキュー、神戸牛会席は宿泊の方のみのメニュー。神戸牛会席は予約が必要です。
今回お邪魔した『なでしこの湯』は、何と言ってもかけ流しの天然ラジウム温泉が魅力。
立ち寄り温泉として、一日ゆったり満喫できる日帰り温泉として、そして観光拠点として使う宿泊温泉施設として、予算や目的によって色々な使い方ができる、使い勝手がよい『なでしこの湯』。温泉エンタメ城下町としてどう進化していくのか、これからも楽しみなスポットです。
(ライター・憶良)
※本記事は2023年2月時点の情報です。商品内容や価格が変更となる場合があります。
湯~モアリゾート 太山寺温泉 なでしこの湯
住所 〒651-2108 兵庫県神戸市西区伊川谷町前開270−1
電話番号 078-977-0261
営業時間 8:00~22:00(最終受付21:30)
土・日 13:00 ~ 21:30(L.O 20:30)
定休日 年中無休
アクセス https://www.nadeshikonoyu.com/access/
※市営地下鉄『学園都市駅』より無料シャトルバスも運行
※市営地下鉄『伊川谷駅』『名谷駅』から神姫バスに乗車し『太山寺』バス停下車すぐ
駐車場 あり(無料駐車場120台)
URL https://www.nadeshikonoyu.com/
SNS https://twitter.com/humourdentetsu
https://www.instagram.com/humourdentetsu/
https://www.facebook.com/Humour.Dentetsu/
ライター 憶良(おくら)
ゲームプランナー、プロデューサー、ゲーム企画講師や駄菓子屋店長などを経て現在に至る。日本で一番古いハンドルネーム、OKURAです。休日は温泉へ出向き、道中での食べ歩き、行先の地元スーパーで珍しい食材を買い込んで料理したりと、食に対してはかなり貪欲。「美味しいものを食べている時、美味しいものについて話している時に、悪いことを考える人はいない」という持論を持つ。