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姫路/たつのレザーで作る“わたしだけの一足” 本格ルームシューズを

革の香りに包まれて、世界にひとつだけのルームシューズを。姫路・たつのの高級レザーを使い、職人の手ほどきで完成させる特別な体験を開催しました。

2時間でかなう、わたしだけのルームシューズ作り

中国では一般的に、餃子=“水餃子”。ほんのりもちもちとした皮に具材の旨味がじわっと広がり、香辛料や調味料の奥深い味わいが魅力です。今回のワークショップでは、その本場の技と味を体験しました。中国は広大な国土ゆえ地域ごとに食文化が異なり、北方では小麦文化による水餃子、南方では米粉の点心や麺類、そして周さんの故郷内モンゴルでは羊肉文化が主流。餃子ひとつにも歴史や気候の違いが映し出されます。

迷うのも楽しい、自分だけの組み合わせ探し

まずは色選びからスタート。テーブルには黒や茶のレザーが並び、金具やネームプレートのデザインも選べます。選択肢が多くて「どれにしよう?」と迷う時間さえも楽しく、隣同士で「こっち似合うかな」と相談する声が飛び交います。石塚さんは一人ひとりの好みに寄り添いながら、丁寧にサポートしてくれました。

最後の仕上げは、名入れプレートをカシメる工程。ハンマーで「トン、トン」と叩くたびに革がしっかりと形になり、自分だけの一足が完成に近づいていきます。金具の色や刻印が加わると、ぐっと特別感が増し、並んだシューズはまるで小さな作品展のようでした。

“お気に入りの一足”を長く育てる楽しみ

「せっかくだから並べて撮りませんか?」という参加者のひと言から、完成したシューズを円形に並べて記念撮影。色の組み合わせや刻印の違いで、それぞれの個性がくっきりと浮かび上がり、同じ型を使っていても十人十色。編集者の私自身も「この瞬間こそがワークショップの醍醐味だな」と感じました。

講師:イシヅカ靴店 石塚昌美さん
講師:イシヅカ靴店 石塚昌美さん


履きはじめは少し固さがある革も、使うほどにしなやかに変化し、自分の足に馴染んでいきます。実は私も昨年作った一足を愛用中。2年目を迎えた今では、革が柔らかくなり、より履き心地がよくなりました。

講師を務めたイシヅカ靴店は姫路市網干区に工房を構える老舗。革靴づくりに定評があり、オーダーメイドや修理の相談も可能です。今回をきっかけに、ルームシューズからさらに革の魅力に触れてみたい方は、ぜひ工房や公式Instagramをのぞいてみてください。きっと、姫路の革の奥深さに惹き込まれるはずです。

(編集部 長谷川)

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※本記事は取材時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

<本記事のイベント※開催終了>

兵庫県産の本革で作る。あなただけの一足。

店名イシヅカ靴店
住所兵庫県姫路市網干区439−1
電話番号079-258-7625
営業時間Instagramをご確認ください (不定休)
URLhttps://www.ishizuka-kutsuten.com/
SNSInstagram | @kutsuya928
アクセス▽車の場合
太子東ICより車で10分 ※駐車場3台あり
▽ バスの場合
神姫バス「宮内」バス停 より徒歩9分
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