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隠れ家のような古民家カフェで癒し時間 【WOODWORKING cafe】のランチコースをぜひ

「WOODWORKING cafe」

大正時代の建物をステキにリノベーションしたお店「WOODWORKING cafe」。風情ある佇まいとスタイリッシュな内観が絶妙にマッチしています。自家菜園でとれた野菜と厳選の素材を堪能できるランチコースは彩りも鮮やかで絶品です。他にはない空間で、極上のひとときを過ごすことができます。

ワクワク感が高まる玄関までのアプローチ

築100年ほどの古民家
築100年ほどの古民家

「WOODWORKING cafe」は、姫路城西側の閑静な住宅街にある古民家カフェ。2017年にオープンし、大正期に建てられた築100年ほどの家屋を、少しずつステキにリノベーションしています。
グレーのスタイリッシュなドアの方が入り口。当初の門と並んでいるのに違和感がないのも不思議です。

木製のアーチが続くアプローチ部分は隠れ家感たっぷりで、「お店の内観やお料理はどんな感じなのかな?」と期待が高まります。

アーチを進むと玄関へ。入り口部分と同じブルーのドアを開けて中に入ります。

居心地の良さを求めて何度もリノベーション

木の温もりがある店内
木の温もりがある店内

靴を脱いで店内へ入ると木の温もりがたっぷり。自社製の一枚板のテーブルが印象的で、床の無垢の木や構造上の柱も残り風情があります。建具の組子細工や鴨居、さりげなく置かれた着物をかけるための衣桁(いこう)も雰囲気にうまく馴染んでいます。

2023年9月にリニューアルオープン
2023年9月にリニューアルオープン

居心地の良い空間にするために何度かリノベーションを繰り返したそうですが、湿気を吸うエコカラットの壁もその一環。スタイリッシュなグレーの壁と木のコラボがまた、おしゃれ度をアップしている感じです。

2つある個室もお客様の要望で新設
2つある個室もお客様の要望で新設

コロナ禍には、要望の高かった個室を新設。こちらは奥側の部屋で黒いテーブルに黒い椅子を置き、黒を基調にしています。

ついつい長居をしてしまう空間
ついつい長居をしてしまう空間

もう一つの個室は、白い椅子を使用しています。個室の程よいコンパクトさがさらに隠れ家感を高めます。

店の奥にはウッドデッキがあり、テーブルと椅子、ハンモックもあります。

またデッキの奥には、小さな畑も整備されています。「冬は収穫してすぐ食べられないものが多いのですが、夏はすぐ食べられるものもあるので、収穫体験していただくこともできます」と店主。ご希望の方は相談してみてくださいね。

クオリティの高さが魅力の『おまかせランチ』

「かぼちゃとたまねぎのスープ」
「かぼちゃとたまねぎのスープ」

こんなステキ空間で楽しめるランチは一種類のみ。何をとってもクオリティの高さが光るコース『おまかせランチ』です。自家菜園で作った無農薬で栽培した野菜を多用していて、野菜のおいしさが際立っているのも特徴です。「姫路や太子など、自家菜園は何カ所かあり、自分たちで作っています」と店主は話します。

まず運ばれるのは「かぼちゃとたまねぎのスープ」です。こちら自家菜園の野菜を使っていてとても濃厚です。自然の甘味が身体に心地よい感じ。

「ベビーリーフのサラダ」
「ベビーリーフのサラダ」

「ベビーリーフのサラダ」です。写真からも瑞々しさが伝わるでしょう。このサラダ本当においしい。オリジナルドレッシングがまた野菜のおいしさを引き立てます。

彩り豊かで美しい一皿
彩り豊かで美しい一皿

そしてメインのワンプレートです。
国産牛のヘレステーキ。こちらが絶品なんです。産地にこだわらずその時々の上質な肉を仕入れているそうですが、この日は鹿児島牛でした。口の中に入れるととろけるような食感で旨みたっぷり。幸せになるおいしさです。
もう一つのメインといっても過言ではない自家製ハンバーグは、姫路グルメポーク「桃色吐息」と姫路市内の牧場で丁寧に育てた「しらさぎ牛」のミンチを使った贅沢ご当地ハンバーグです。こちらはしっかりとした味で、添えられた大根おろしとオリジナルポン酢でいただくのもおすすめです。
これらのメインにも負けないのが、色とりどりの温野菜です。ジャガイモ、サツマイモ、エリンギ、ロマネスコなど15種類ほどが添えられ、そのまま食べても好みでソースにつけて食べてもおいしい。このワンプレートで、結構お腹が満たされます。

「デザート盛り合わせ」
「デザート盛り合わせ」

最後にデザート盛り合わせです。盛り付けも女子の心をくすぐる美しさ。
地場産の野菜を使った米粉のシフォンケーキ。この日の野菜はホウレンソウでした。米粉のもっちり感がおいしいし、甘み控えめなのもうれしい感じ。3種のベリージェラートにフレッシュのイチゴとナッツが添えられています。
ドリンクは、オリジナルスペシャルティコーヒーや紅茶(ムスレナティ)、グァバジュース、アサイージュースなど、約15種類から選ぶことができます。

昼は予約必須で夜は完全予約制です。ディナーはランチコースをベースに、予算によって肉のボリュームをアップするなどリクエストに応えてくれるそう。女子会、会社の懇親会やイベントの打ち上げ、誕生日会などで使う人が多いとか。

「姫路城に来た観光客の方が予約してくれることも多いんですよ。京阪神だけでなく関東からのお客様も。“野菜がおいしかった”とか“肉に旨みがあった”とか素材の良さをよく褒められます」。

ウッドプレートの使い方を提案するためにオープン

店の一角に並ぶステキなウッドプレート

店の一角に並ぶステキなウッドプレートは、店主の家業の一つである木工所が手がける但馬産のヒノキを使った「Fujiwara Woodworking」の商品で、カッティングボードでもプレートとしてもおしゃれに使うことができます。もともとカフェは、これらのプレートの使い方を提案するためにオープンしたそうです。

わっぱ弁当にも名入れできる
わっぱ弁当にも名入れできる

先ほどのデザートプレートにも使われていましたが、カッティングボードは、いろいろな形があり、さまざまな字体で名入れすることができます。
結婚祝いや誕生日祝いに使われることが多く、この店でお祝いをして、料理やデザートを盛り付けたプレートをそのまま持ち帰ることもできるそうですよ。忘れられない記念日になりそうですね。

オリジナル無添加調味料(おつゆ・ぽん酢・ドレッシング)各1,000円
オリジナル無添加調味料(おつゆ・ぽん酢・ドレッシング)各1,000円

料理にも使っている調味料類は販売もしていて、おいしかったからとおみやげに買って帰るお客様も多いそう。

空間、料理、商品、調味料…、他にはない特徴が豊富で、誰かを連れていきたいけど、自分だけの隠れ家にもしておきたいような、とっておきのお店です。オープンの日が限られているので、HPをチェックしてからご予約を。

※本記事は取材時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

WOODWORKING cafe(ウッドワーキングカフェ)

住所兵庫県姫路市西八代町3-2
電話番号079-293-2277
営業時間木・金・土曜11:30~15:00、18:00~21:00
(夜は完全予約制、時間は応相談)※土曜は9:00~11:00のモーニングあり
定休日夏休み、お盆休みあり ※HPで要確認
アクセスJR・山陽電鉄姫路駅北口より神姫バス11、12、13系統(西高前行、田寺北口行、
大寿台行等)または10番のりば:8、9系統(書写山ロープウェイ行、大池台行、
北山口行等)「県立大環境人間学部」で下車し、徒歩5分
姫路バイパス中地ランプより約15分、山陽自動車道姫路西ICより約20分、
姫路東ICより約25分
駐車場なし(近隣のコインパーキング利用)
HPhttps://fujiwarawoodworking.com/
SNShttps://www.instagram.com/fujiwarawoodworking/
歌見さん

ライター 歌見(うたみ)

晴れの国・岡山出身で、20代半ばで兵庫県赤穂市に移住。ライターという天職を見つけ、赤穂市内にとどまらず、兵庫五国くまなく回ることができました。五国それぞれに、独特の食文化があり、うまい酒があり…。食いしん坊の私を心身ともに潤してくれます。兵庫県の“間違いない”「食」や「人」や「イイもの」に関わる記事をお届けできたらと思っています。

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