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桜とメジロ

人々を魅了する「桜」、日本の心・文化とも言える季節の風物詩。 『ふるさと桜づつみ回廊』は、地元住民が協力して植樹を行うことで誕生した全長 170kmの「日本一の桜回廊」です。そんな回廊が、危機に瀕しています。桜を守る人 、桜守が語る桜の今を知ることで、桜の未来を考えてみませんか?今年のお花見は去年の お花見とちょっと違うはずです。

桜の魅力、『ふるさと桜づつみ回廊とは』

日本の文化、風物詩、風情、四季・・・どの言葉にも当てはまる、日本の「桜」
咲き始めると開花前線などメディアで一斉報道され、身の回りが華やかになり、数週間で落ち着きいつもの日常に戻ってしまう。それが「桜」文化であり、短時間であるが故、はかなさ、脆さがあの美しさと表裏一体で、人々を魅了させてしまう。

そんな桜ですが、みなさんは兵庫県に全長170kmにわたる日本一の桜回廊があることをご存知でしょうか?

兵庫県では、平成3年度から平成12年度にかけて、「安全で美しい県土の創出」と「地域交流機会の創出」を目指し、地元住民の植樹により、瀬戸内海から日本海を結ぶ全長約170kmの河川沿いに約5万本の桜でつなぐ回廊、すなわち『ふるさと桜づつみ回廊』を整備したのです。

県内の地域では、「但馬」「丹波」「阪神」に跨っていて、それぞれの地域では「城崎(きのさき)」「氷上(ひかみ)」「武田尾(たけだお)」の3カ所が、桜の名所として誕生しました。

県北部の円山川~南部の武庫川にかけての約170kmに及ぶ桜の回廊

桜づつみ回廊の今、未来に向けて

そんな桜づつみ回廊ですが、危機に瀕しています。

回廊の中では見事な花を咲かせる地域もあれば、老朽化が進み「てんぐ巣病(サクラの花が付かず、木が弱り枯れてしまう場合がある病気)」にかかっている木も少なくないとか。

桜を守る団体・協議会があるものの、限られたリソースの中で各自治体の協力具合も違って温度差があるため、桜を想う人たちには歯がゆさが残ります。

現状を憂いつつも団体・協議会では、桜を守る講習会を実施したり、桜を巡るツアーを実施することで、美しい桜を守り継いでいくために桜の知識・歴史を伝授されているそうです。一人の後継者を育てるのではなく、たくさんの人・地域全員が後継者として桜を守っていくのが理想と言えるのではないでしょうか。

桜花
この美しい桜も地域の協力なしには・・・

桜の生き証人、桜守が案内する「さくら」旅

桜づつみ回廊プロジェクトが立ち上がり、最初に整備された丹波篠山市。
ささやま桜協会理事・桜守である『吉良勉(きらつとむ) 』さんは、回廊の桜を植樹したプロジェクトの生き証人でもあります。

 ”吉良 勉”氏
桜守 ”吉良 勉”氏がご案内

今回ローカルプライムでは、吉良勉さんと共に丹波篠山の桜を巡るさくら旅をご案内します。丹波篠山市ではここでしか見られない珍しい桜も含め、約100種類もの桜を楽しむことができます。

桜のプロが語る歴史、目線を聴きながら観る今年の桜は去年と違った桜になるのではないでしょうか。

(編集部 西本)

お申し込みはコチラ

ささやま市桜守”吉良 勉氏”と巡る丹波篠山名桜ツアー

申込方法  下記URL先よりお申し込みください
      https://www.shinki-tour.com/TourDetail.aspx?tc=SK23001000AA
日程    2023年4月11日(火)
集合    神姫バス 『三宮東のりば』にお集まりください。
参加費   ¥9,900(お一人様)
その他   集合場所はJR三ノ宮東口より高架下を東へ徒歩5分
      集合時間 08:20  出発時間 08:30

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