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4日間限定、神戸を走ります!オモシロ自転車『パーティーバイク』誕生秘話

神戸市

メリケンパークにて12月22日~12月31日開催予定の冬の期間限定イルミネーションイベント『メヤメヤ』に、22日から25日までの4日間限定で、神姫バスグループの自動車整備会社『神姫商工』が製造したパーティーバイクがやってきます!ドイツのビアバイクから着想を得たパーティーバイクは、乗るとふと笑顔がこぼれてしまう、エンタメ要素満載の楽しい乗り物です。 このパーティーバイクがなぜ生まれたのか、どんな風に作られたのか気になったLocal Prime事務局は、神姫商工に問い合わせしてみることに。当特集では神姫商工発『パーティーバイク』の誕生秘話をご紹介します!

パーティーバイクの元となった<ビアバイク>とは?

ビアバイクって何?と思われる方も多いと思います。ビアバイクとは、自転車王国オランダが発祥の、ビールを飲みながらみんなで力を合わせてペダルをこぐ要領で走らせる乗り物です。ドイツやハンガリーなど世界各国のビール大国で広がり、ハワイでも観光用に利用されています。 構造は、屋根のついた移動式カウンターバーのような作りとなっており、ひとたび乗ると笑顔が生まれ、多人数で乗れる『オモシロ自転車』であり、目的地に到着すると達成感と団結力が生まれる不思議な自転車です!

ビアバイクとの出会い、わき上がる創作意欲

ことの発端は2015年。ある温泉地の観光協会の方から、 「ドイツにおもしろい乗り物があるんやけど、手に入れる方法はない?」 とビアバイクの手配依頼を受注したことが、ビアバイクという存在を知るきっかけでした。 当初はドイツなどから輸入することも考えましたが、輸送費の高さなどにより断念。しかし、神姫バスグループ社員の行動指針は「誠実に、果敢に、おもしろく」です。 2016年9月、神姫グループの車両を中心に車検・整備をするほか、自動車販売や自動車保険のプランニングなど自動車の総合サポートを担う『神姫商工』が、『自動車整備士という職業の魅力の発信』や『従業員が自社と自身の技術力へもっと誇りと自信を持てること』につながればという思いから、社内の精鋭を集めプロジェクトチームを発足し、果敢に自作に乗り出しました。

手探り状態でのオリジナルビアバイク製作開始!

プロジェクトチームを発足したものの、そもそもチーム全員が『ビアバイクって何???』という状態だったため、鹿児島市の企業が輸入したビアバイクを視察したり、インターネットでカタカナ・英語・ローマ字など様々な検索方法を試しながら画像収集したりと、まさに“ゼロからのスタート”でした。

調べてみると自動車と自転車の部品を組み合わせて何とか作れそうではないか?乗用車、トラック、大型バスまであらゆる自動車整備の経験をもつ神姫商工の技術力を活かして製作すれば、作れるのではないか?という思いを強めていきました。 そこで、廃車となる自動車から、数ある自動車部品のうちクルマの基本性能である「走る」「曲がる」「止まる」ための部品を取り外して再利用し、その自動車部品に合わせたフレームづくりから作業を開始しました。

フレームに自転車部品を取り付けていき、ペダルをこぐ力をどうやって車輪に伝えるか試行錯誤を繰り返しながら作業を進めていきましたが、ペダルの位置や乗客の間隔、テーブルの高さ・大きさ、運転席の場所・形状など、全て何が正解かわからない中での製作作業は困難を極めました。

悩みながらも木製のテーブルや後方ベンチシート、屋根やテントなど、すべてオリジナルで図面を引き試行錯誤しました。

バスグループの会社らしく、バスならではの部品も使用しようと、バックミラーは路線バス、運転席は観光バスの折りたためる補助席を再利用するなどの工夫を重ねていきます。

ついに完成!オリジナルビアバイク

イメージカラーの黄色で塗装し、カッティングシールでの装飾、LEDでの電飾を加えて、2017年9月、ついにオリジナルビアバイク1号機が完成しました。 このビアバイクは、利用に飲酒を限定させないことから【Party Bike】(パーティーバイク)と名付けました。苦労して製作したため、完成した時はプロジェクトチームのメンバーはそれなりの安堵はありましたが、正解がない中での作業だったので、『この形で果たしてよかったのか』という思いが強く、当時は完成による充実感や達成感などの感情はほとんどなかったそうです。

完成以降、年間に数件の地域イベントやお祭りを中心に出展を繰り返したのち、2019年2月の神奈川県横浜市での公道実証実験をきっかけに、【Party Bike】は背もたれ付きサドルへの変更や、シートベルト取り付け、ブレーキランプ・ウィンカーの取り付け、電動アシストモーターの追加など特に安全面の装備を充実させ、公道使用対応へと改良を続けました。 イベントに来場されたお客様と交流する中で、「ゼロから手作りとはすごい!」「デザインがかっこいい!」と技術力を褒めていただき、この瞬間はじめてメンバーは達成感を味わうことができたといいます。

コロナ禍でもくじけない。2号以降続々誕生!

コロナ禍でのイベント自粛の影響を受けながらも、横浜のとあるクラフトビール会社の「横浜でビアバイクを走らせたい」という強い思いから、2021年10月より横浜みなとみらいでクラフトビール工房を巡るビアバイクツアーを実施スタート。1号機は横浜へ長期レンタルしていただけることとなりました。その後も、少しずつお問い合わせがある中で、さらなるビアバイクの普及を目指して、改良を続けた1号機のノウハウをもとに、2022年10月下旬に2号機を完成させました。

2022年11月現在、当社が把握している日本国内にあるビアバイクは合計10台で、そのうち神奈川県横浜市の『横浜ビアバイク』、静岡県熱海市の『熱海パーティーバイク』、広島県尾道市の『サイクルカフェ』の3台を神姫商工で製作または改造を行っています。そのためメンテナンスや製作の実績・技術力には大きな自信を持って取り組んでいます。 また、神姫商工の技術力は、株式会社リバースが主導するサウナバス『サバス』や移動型託児バス『キャンバス』の改造にも活かされています。

横浜『横浜ビアバイク』
尾道『サイクルカフェ』改造
熱海『熱海パーティーバイク』改造

乗車されたお客様の声

「楽しい!」「乗っていると笑ってしまう」「形がオシャレ、かわいい」「皆と力を合わせて進むのが楽しい」「こんな大きな乗り物が人力で進むなんて…不思議」

 

「こぐのは大変!」「長くこぐのはもっと大変!!」「坂道はもっともっと大変!!!」「大変だからこそ、ゴールすると見知らぬ人とも不思議と一体感が生まれる」

 

今後のイベント情報

乗るとみんなが笑顔になり、目的地に到着すると達成感と団結力が生まれる不思議な乗り物である神姫商工発【Party Bike】。華やかな神戸の街を眺めながら、皆で楽しく漕いでみませんか。情熱をこめて作り上げた【Party Bike】を是非体感してみてください。

ウォーターフロントエリアの夜景を見ながら、特別なひとときを。

ウインターナイトイルミネーション「メヤメヤ」

会場イルミネーション(イメージ)

開催期間:12月22日(木)~12月31日(土)
時間:17時00分~21時05分
会場:メリケンパーク(神戸市中央区波止場町)
入場料:無料
ビアバイク運行日時:2022年12月22(木)・23(金)・24(土)・25(日) 4日間
          17:30から30分間隔で、20:30出発便まで運行(計7便)
ビアバイク乗車料:1000円(会場での支払いは現金のみ)
         当日は混雑が予想されるため、事前の座席予約がおススメです(詳しくは下記)

座席の事前予約はコチラ

※予約締切は出発時間の5時間前です。(17:30出発の場合、ネット予約は当日の12:30まで)

メヤメヤとは?
今年で2年目を迎える、神戸市主催のウインターイルミネーションイベントです。
メヤメヤとは、100年後に「メヤメヤ」という言葉が意味を持つことを願って、メリケンパークの頭文字「メ」と「夜=ヤ」でつくった造語。
冬の夜に神戸ウォーターフロントエリアに現れる世界。
”もやもや”する新しい感情のはじまりに光をあて、自分のなかにある「なにか」を探しに出かける航海の入り口。
ビアバイクの他にも、神戸市内の大学や専門学校とのコラボ企画、近隣ホテルでの特別な宿泊プランやオリジナルドリンクの販売、遊覧船スペシャルナイトクルーズの実施など、神戸の冬の夜を彩る企画が盛りだくさんです♪

ビアバイクのレンタル・購入のお問合せは 079-253-1131 神姫商工株式会社藤井までご相談くださいませ!

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