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小野産の小麦粉や卵を使った
地産地消のうどんが人気【小野うどんよしくら】

『小野うどんよしくら』

小野市にある『小野うどんよしくら』は、「地産地消の店」と書かれた緑提灯を吊るすうどん店。小野産の小麦「ふくほの香」を使った麺や地元・小坂養鶏所の「鉄人の卵」、加西市の髙橋醤油を使ったメニューが人気で、週末はもちろん、平日も多くのお客さんでにぎわっています。

オープン5周年を迎えた緑提灯のお店

駐車場は向かいのウエルシア小野天神店にも駐車可
駐車場は向かいのウエルシア小野天神店にも駐車可

『小野うどんよしくら』(以下『よしくら』)は、2018年6月にオープンしたお店。
山陽自動車道三木小野ICから車で5分、国道175号の「天神」交差点を西に曲がって すぐというアクセスです。
『よしくら』は漢字で書くと「吉倉」。「吉兆」からの「吉」、「家」を表す「倉」で、「行けば幸せになれる、お家のようにくつろげる場所」になるようにとの思いがこもっています。

店舗入り口

店先に吊るされた緑の提灯は、地場産品を応援しているお店の印。「小野産の小麦を使った粉を使って、加東市の製麺所でオリジナルの麺を作ってもらっています。卵は小坂養鶏所さんの鶏卵です。麺と卵には自信があります」と店長の小紫太造さん。

清潔感あふれる店内
清潔感あふれる店内
奥の座敷席
奥の座敷席

店内は、一つひとつ仕切られたテーブル席と座敷席、おひとりさまでも気軽に使えるカウンター席があり、ファミリー、カップル、一人客など、どんな年代や客層でも対応できる 店づくりをしています。

カウンター席
カウンター席

こちらは、お昼時に一人で訪れるサラリーマンでも利用しやすいカウンター席です。

各テーブルには、3種類の醤油を備えています。すべて、お隣の加西市にある「髙橋醤油」のもの。髙橋醤油は大正時代に創業し昔と変わらぬ作り方を守る醸造所。左から濃口醤油、だし醤油、たまごかけごはん用醤油ですが、どのような使い方をするのかは自由です。「だし醤油は本当におすすめで、うどんはもちろん何にかけてもおいしいんです」と小紫さん。

おいしさの秘密はこちら

『かま玉うどん』(550円)
『かま玉うどん』(550円)

メニューは、大きく分けて、かけうどん、ぶっかけ、かま揚げ・かま玉、ざるうどん、ごはんもの(丼物)、定食という多彩なラインナップ。なかでも、麺や卵のおいしさが一番伝わるのは、何といっても『かま玉うどん』です。
かま玉うどん以外は、茹であがって一度しめた後の麵を使いますが、かま玉はしめないので、小麦の味がストレートに伝わります。オーダーが入ってから生麺を茹ではじめ、約15分間、芯がなくなってすぐのタイミングで引き上げます。
すぐ器にうつし、鉄人の卵とたっぷりのねぎをトッピングします。

『小野うどんよしくら』
だし醤油をかけていただきます
卵の色が濃厚
卵の色が濃厚

店長おすすめのだし醤油をかけて、混ぜていただきました。
麺はほどよくコシがありもちもちです。小麦の風味も伝わるしっかりした麺です。とにかく卵が濃厚で、まろやかな醤油との相性抜群。「おいしい~」。

かけうどんやざるうどんのだしは、混合節と「げそ」の入った特別なだしパックをうどんの本場・香川から仕入れて使っています。だしは白だしとして使い、かけうどん、ぶっかけのかえしと、それぞれの比率でブレンドします。「あらかじめつゆを作っておくと煮詰まって風味が抜けるので、注文の度にだしと返しを合わせています」と小紫さん。

人気のメニューを紹介

『とり天おろしぶっかけ』(700円)
『とり天おろしぶっかけ』(700円)

人気のメニューを紹介しましょう。
まずは『とり天おろしぶっかけ』です。こちらの天ぷらはすべて、注文が入ってから揚げるサクサク衣の天ぷらで、特に「とり天」が人気です。そんなとり天を使ったメニューのなかでも年間を通して好評なのが『とり天おろしぶっかけ』です。

『吉倉丼ものセット』(800円~)※写真は穴子天丼で950円
『吉倉丼ものセット』(800円~)※写真は穴子天丼で950円

名物の『穴子天丼』です。厳選の穴子を1本丸ごと使った天丼で、ボリューム満点。丼から完全にはみ出しているので、その大きさはおわかりでしょう。サクサク衣に肉厚の穴子天ぷらは、かなりの食べ応えです。単品750円はもちろん、ミニうどん付きのセットもあります。写真は『吉倉丼ものセット』で、ミニうどんは温かけうどん、冷とろろぶっかけ、冷梅ぶっかけの3種類から選べます。

『吉倉うどんセット』(750円)~※写真はかきあげうどんで850円
『吉倉うどんセット』(750円)~※写真はかきあげうどんで850円

『吉倉うどんセット』は、好きなうどん+選べるごはんのセットです。+200円の選べるごはんは、とろろごはん、明太子ごはん、玉子かけごはん、目玉焼きごはん、月見しらすごはん、白ごはん(150円)の6種類あり、お値打ちです。

いろいろなサービスもうれしい

入り口近くのガチャガチャ
入り口近くのガチャガチャ

入り口近くには、来店した子どもたちへのサービスのガチャガチャがあります。1~5等まであり、空くじなしで1等はなんと「500円金券」です。また500円で1個押印する「スタンプカード」もあり、30個集めれば500円の金券になります。さらにLINEでお友達になれば、常時50円引きで利用できます。

「コロナ禍は本当に大変で、どれだけ粘り強くやれるかが課題でした。原材料や資材などいろいろなものが値上げしていくなか、うちは値上げせずに頑張りました。店は小野の工場団地の近くにあって工場勤務の方の利用も多いので、いっぱい食べてもらえるよう、ごはん大盛りも無料にしています」と小紫店長。ソフト面ハード面とも、さまざまな企業努力をしている『よしくら』さん。人気の理由がわかりました。

(ライター 歌見)

※本記事は2023年7月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

小野うどん よしくら

住所兵庫県小野市天神町812-1
電話番号0794-64-6280
営業時間平日10:30~15:00
土日祝10:30~20:00
定休日不定休
アクセス山陽自動車道三木小野ICより車で5分
神戸電鉄粟生線小野駅より徒歩15分
神姫バス「天神一丁目」バス停で下車し徒歩5分
駐車場15台(ウエルシア小野天神店も駐車可)
HPhttps://udon-yoshikura.com/
歌見さん

ライター 歌見(うたみ)

晴れの国・岡山出身で、20代半ばで兵庫県赤穂市に移住。ライターという天職を見つけ、赤穂市内にとどまらず、兵庫五国くまなく回ることができました。五国それぞれに、独特の食文化があり、うまい酒があり…。食いしん坊の私を心身ともに潤してくれます。兵庫県の“間違いない”「食」や「人」や「イイもの」に関わる記事をお届けできたらと思っています。

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