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【神戸シティーループで行くVOL.5】和も洋も楽しい!神戸元町おすすめ喫茶店&スイーツ名店7選

 

全国的知名度の和・洋菓子店が軒を連ねる元町商店街とその界隈は、「スイーツ&パン」ライターのいなだみほが公私にわたって、長年歩いている見知ったエリア。

 
そこには「受け継がれてきた良きもの」と「新しい定番」が両方あって、今回は「これぞ!」という名店7軒をご紹介します。

 

1.日本最古のコーヒー店 放香堂加琲

壁には開店当時の様子が描かれた絵が。畳敷きのシートは、その昔店先で飲まれていた頃のイメージ

 

臼挽きの一杯でブレイクしませんか。
明治初期の香りを伝える「放香堂加琲」。

 

看板メニューのプレミアムブレンド麟太郎500円


元町商店街3丁目の山側、前を通るといつもお店の方が、お盆に載せた淹れたての緑茶を道ゆく人に振舞っている……そんなワンシーンが懐かしいのが『放香堂』です。時節柄、お茶の振る舞いはされなくなりましたが、それでも広い間口のお店からは、お茶の清々しい香りが漂います。その香りに混じって、漂ってくる香ばしいコーヒーの香りもまた『放香堂』の名物となりました。

 

店構えは、赤い丸型郵便ポスト(赤い和傘の奥)などに至るまで店内の壁画と同じような雰囲気

 

明治7年(1874)、京都・南山城村の茶農家が日本茶を海外に輸出するということで、港町神戸に宇治茶の店を構えたことがはじまり。そしてその4年後には、インドからコーヒー豆を仕入れて販売もスタート! 日本で最初に店頭でコーヒーを提供したと伝わるお店として、『コンサイスカタカナ語辞典』(三省堂編修所)にも掲載される歴史あるお店なのです。

 

コンサイスカタカナ語辞典には「神戸に初のカフェ『放香堂』ができた」と掲載されています

 

「当時は石臼や薬研、餅つき用の杵や臼を使って豆をゴリゴリ挽いていたんですよ」と取材担当の橋本琢也さん。往年の製法に倣って、インド産のコーヒー豆を専用の石臼で挽き、フレンチドリップで淹れてくれるコーヒー「麟太郎」は、コクも感じつつすっきりとした飲み口。石臼で挽くと、豆に負担がかからなくて香りも立ちやすいそう。歴史を感じながらのコーヒーブレイク、和みます。

 

店頭にある特注の石臼で、丁寧にコーヒー豆を挽いています

 

ドリップバッグ200円はお土産におすすめ

 

放香堂加琲
住所 神戸市中央区元町通3-10−6 放香堂ビル 1F
電話番号 078-321-5454
営業時間 9:00~18:00(LO17:30)
定休日 水曜  
HPはこちら
★神戸シティーループ(神姫バス) 元町商店街(南京町前)停留所から徒歩5分 時刻表

2. 看板商品も新作も楠公なんこうさんにご縁のある 亀井堂総本店

神戸元町バターサンド「神戸元町バターサンド TONOWA」のコーナー。淡路島なるとオレンジ味なども気になります

 

看板商品の瓦せんべいと新作のオリーブのバターサンド、
湊川神社へのお参りも一緒にどうぞ。

 

楠木正成公の焼き印が押された名物瓦せんべい。4枚入り260円~


元町商店街6丁目、商店街の西の端に近い場所にある『亀井堂総本店元町商店街本店』は創業明治6(1873)の老舗。瓦せんべいと言えば!の名店です。神戸港が開港し、西国街道(現在の元町商店街)には多くの問屋さんが並び、お砂糖や小麦粉の問屋さんも多かったことから、初代の松井佐助さんは、せんべい屋での丁稚奉公時代の経験を生かし、砂糖と小麦粉、卵を使ったおせんべいを作ることをはじめたのだそう。

 

最近は、神戸駅に近いこの西側界隈もにぎわってます

 

「瓦せんべい」って、「せんべい」と名が付いているけれど卵や砂糖が使われている和風のような洋風のような不思議なお菓子。でも、小さなお子様からご年配の方までみんな大好き! 知らない人っているの、っていうくらい知名度もメジャー級。全国各地に瓦せんべい、もしくは形状は違っても素材感は同じようなおせんべいがあって……。「暖簾分けをしたお店もありますが、『瓦せんべい』という名前と品物で特許を取っていないこともあり、全国各地に瓦せんべいがありますよね」と話してくれたのは広報担当の松井泰静(やすか)さん。歴史もあって、なんだか懐も深いお菓子なのですね。

 

2大看板商品を手にする、営業企画担当の松井さん

 

瓦せんべいの中・大・特大サイズの焼印にもなっているのは、店からもほど近い場所にある湊川神社(中央区多聞通3-1-1)に祀られている楠木正成公。騎馬鎧姿の正成公が印象的な瓦せんべいは、参拝客のお土産としても好まれていたそうです。

 

特大瓦せんべいは、本物の瓦と同じ大きさ! 本店限定の商品です

  

そして2018年から販売されているオリーブのバターサンドもまた、最近の人気アイテムとして大注目。「最初は5代目の知人からの紹介で、オリーブを使ったお菓子の開発をスタート。若摘みのグリーンオリーブを使用したこのバターサンドも、オリジナリティあふれるアイテムです」と松井さん。そして、湊川神社の境内に、日本最古のオリーブ樹(推定樹齢150年)があることは、何か『亀井堂総本店』との不思議なつながりを感じます。

 

オリーブ味は、スペイン産の若摘みグリーンオリーブを甘く煮込みホワイトチョコをブレンドしたバタークリームに。ジンとベルガモットの香りもふわりと漂います。6個1,620円

 

神戸元町バターサンド TONOWA。3個入り810円、6個1,620円

 

亀井堂総本店元町商店街本店
住所 神戸市中央区元町通 6-3-17
電話番号 078-351-0001
営業時間 10:00~19:00(時短営業)
定休日 無休 
HPはこちら
★神戸シティーループ(神姫バス) みなと元町駅前停留所から徒歩4分 時刻表

3.100年の歴史を誇る ユーハイム神戸元町本店

 

フロッケンザーネトルテ(コーヒー付き)1,300円。雪が積もったように見えることから、ドイツ語でflocken(雪のかけら)、sahne (クリーム)、torte(ケーキ)という名前に。上にかかったほんのり甘い粉糖もふんわり積もった雪みたいでかわいい

 

日本で創業して1世紀を機にリニューアルした
モダンな空間でお土産選びが楽しい!

 

床のユーハイムチェックがステキな1階


元町商店街の東入り口からすぐのところにある『ユーハイム神戸元町本店』。その名前とバウムクーヘンの知名度は全国区。「でも意外に、ここが本店ということを知らない方も多いんです」と広報の石井宏和さん。創業は明治42年(1909)、ドイツ人菓子職人カール・ユーハイム氏が日本で初めてバウムクーヘンを焼いたと伝えられるドイツ菓子の専門店です。

 

お店は元町商店街の中。1階はショップ、2階がカフェスペースになっています

 

今年、日本での創業100周年を機にリニューアルした神戸元町本店は、赤、黒のユーハイムチェックを基調にしたインテリアがモダン&シックな雰囲気。1階には、生菓子、焼き菓子、切りたてバウムクーヘンやミートパイなど、これまで同様にカール・ユーハイム氏から受け継がれる純正自然がコンセプトの安心安全の味わいがうれしいドイツ菓子が並びます。

  

マイスターの手焼きバウムをはじめ、5種のバウムクーヘンの量り売りコーナー

 

ラインナップの中には、宇治茶の老舗・丸久小山園が特別に選んだ抹茶を贅沢に使用した、本格的な抹茶のバウムクーヘン「究極の抹茶バウム」や、丹波黒の老舗である小田垣商店自慢の兵庫県産丹波黒豆をたっぷり使用した「黒豆のバウムリンデ」など、本店限定商品も。2階のカフェにも限定メニューがあるので、ここだけの味わいを楽しんでみてはいかが?

 

小山園の抹茶を使ったものなど、本店限定のバウムクーヘンのコーナー

 

クラシカルな雰囲気が落ち着く2階のカフェスペース

 

神戸に来たならぜひ食べて! 2階のカフェでいただける6層のいちごショートもおすすめ。数量限定メニューです

 

神戸元町本店オリジナルアップルバウム1個2,160円。シロップに漬け込んだ国産りんごをバウムクーヘンで包んだ逸品で、お土産に人気です

 

ユーハイム神戸元町本店
住所 神戸市中央区元町通1-4-13
電話番号 078-333-6868
営業時間 11:00~18:00(ショップ~19:00、カフェLO17:30)
定休日 水曜
HPはこちら
★神戸シティーループ(神姫バス) 元町商店街(南京町前)停留所から徒歩1分 時刻表

※喫茶メニューもバウムクーヘンも価格改定の可能性がございます。(喫茶メニューは早ければ10月1日~)

4.とにかくおしゃれ!老舗『元町ケーキ』の姉妹店 COMPARTIR VALOR(コンパルティールヴァロール)

ローズマリー風味のクリームにベルガモットのジュレとオレンジのクリームが優しい味わいの「Romero(ロメロ)」490円、チョコラのシュー生地の中にヘーゼルナッツのクリームが入った「Montagne(モンターニュ)」460円、ほうじ茶のレアチーズに黒豆入りスフレチーズ「Gota Blancaゴータブランカ)」490円

 

スタイリッシュな空間と繊細なお菓子
『元町ケーキ』ファンはもちろん、初めての方も魅了する。

  

ケーキの美しさを際立たせる、抑えた色調で統一された空間

 
地下鉄みなと元町駅の改札を出て地上へ出てすぐの場所、2017年にオープンしたのがパティスリー『コンパルティール ヴァロール』です。神戸の金融街と呼ばれていた栄町通。東京駅や大阪市中央公会堂など近代日本を代表する建築家・辰野金吾が設計を手掛けたレンガ造りのクラシカルな外壁は明治41年(1908)築の、かつての銀行。この建物とコンクリート打ちっ放しのハイブリッド空間は、「古き良き時代」と「先端をゆく」神戸がミックスされ、ここにしかない空気が流れています。

 

竣工後114年となる赤レンガ造りの建物。この1階、隠れ家のような雰囲気も素敵です

 
その雰囲気は、神戸を代表する老舗洋菓子店『元町ケーキ』の姉妹店である『コンパルティール ヴァロール』そのもの! 誰もが知っている神戸っ子のおやつ「ざくろ」で人気の本店とはまた違ったスタイリッシュで少し大人っぽい表情のお菓子がこちらに揃います。

 

生菓子はシンプルなデザインが印象的

 

ショーケースには大西シェフがお得意とするチョコレートを使ったお菓子も多く、そのどれもが口どけ、香りが繊細で、ちょっとよそ行き顔。サクッと香ばしいタルトの上にホワイトチョコのしっとりとしたブラウニー、2種の生地をドッキングさせた「タルトブラウニーグエル」もまたハイブリッド! お土産にもおすすめです。

 

「タルトブラウニー・グエル」は、カカオ29%のホワイトチョコレートを使用した生地の中に
クランベリー、レモンピールの酸味とハイビスカスのアロマが楽しい。1,780円

 

「タルトブラウニー」のバリエーションもあり、選ぶのが迷います

 

COMPARTIR VALOR(コンパルティールヴァロール)
住所 神戸市中央区栄町通4-4-8
電話番号 078-599-7521
営業時間 12:00~18:00(変更の場合あり)
定休日 水・木曜 
Instagramはこちら
★神戸シティーループ(神姫バス) みなと元町駅前停留所から徒歩1分 時刻表

 

5.  神戸を代表するフランス菓子の名店 パティスリー モンプリュ (patisserie mont plus)

「ピエモン」630円。濃厚なピスタチオのムースの中には、フランボワーズのジュレの程よい酸味がアクセント。ナッツの香ばしさ、ムースのなめらかさなど食感のバランスも絶妙

 

「メレンゲの魔術師」が奏でる、
絶品フランス菓子を召し上がれ。

 

ブラウンと水色のコンビカラーが印象に残る、上品な店構え

 

2005年のオープン以来、神戸屈指の人気店として不動のポジションを維持し続けるパティスリー。クラシカルな雰囲気の店内、入ってすぐ目を惹くのが6メートルという長さの特注のショーケース。中には、オペラ、サントノーレ、ピュイダムール、モンテリマールなどなど、フランスの伝統的な生菓子がお行儀よく整列。その姿を眺めるだけでもテンションが上がります。

 

長くて奥行きもある特注のショーケース。生菓子だけでも20種以上が一段にずらりと並びます

 

この美しいお菓子の数々を作っているのは、オーナーパティシエの林周平さん。甘み、苦味、酸味や食感のバランスが絶妙なお菓子は、林シェフのセンスと技が光ります。なかでも「メレンゲの魔術師」の異名を持つシェフお得意のメレンゲを使ったお菓子は必食! 今の季節だとピスタチオを使用した「ピエモン」がおすすめ。糖衣がけのピスタチオをふんだんにのせたムースの口どけは収穫の秋の空気もはらんでいそうな味わいです。

 

林さんを、少し離れたところから撮らせていただきました

 

人気の「ピエモン」。ピスタチオペーストをメレンゲと合わせたら、手早く型に入れていきます

 

ところで、『パティスリー モンプリュ』の本名をご存知ですか?「patisserie monter au plus haut du ciel(パティスリー・モンテ・オ・プリュ・オ・デュ・スィエる)」が正式な店名です。フランス語で「空高く舞い上がる」という意味の言葉です。海も山も美しい神戸の清々しい空にぴったりの店名。やっぱり『モンプリュ』は神戸になくてはならないお店だなって思わずにはいられません。

  

焼き菓子のバリエーションもすばらしい。140円~

 

アンティークのテーブルや椅子が配されたカフェスペース

 

「プティ・フール・セック」(24枚入り)2,160円。シックな缶も素敵なのです。中身はペリゴール産の皮付きくるみを使ったくるみと黒砂糖、ゲランドの塩とハイカカオのチョコを使用した大人味のカカオと塩味のサブレ、小麦粉に胚芽をブレンドした胚芽小麦、ヴェルジョワーズ(赤砂糖)とセイロン産シナモンをブレンドしたスペキュロス(スパイス)の4種類

 

パティスリー モンプリュ (patisserie mont plus)
住所 神戸市中央区海岸通3-1-17
電話番号 078-321-1048
営業時間 10:00~19:00(LO17:30)
定休日 火曜&月2回水曜不定休
HPはこちら

★神戸シティーループ(神姫バス) みなと元町駅前停留所から徒歩6分 時刻表

 

6.  レトロな空間を楽しめる 神戸萩原珈琲店 元町サントス

元町商店街の顔。サンドイッチのほかホットケーキも人気で、休日はここに人が並んでいる

 

変わらない雰囲気とコーヒーの香りに包まれると
1960年当時にタイムスリップできそう。

 

コーヒー430円。元町の雑踏をぼんやりと眺めながらゆっくりと

 
創業は昭和35年(1960)。初代オーナーがお店をはじめた頃は、近くの中突堤に船が着くたびに外国人客が多くやってきたと伝えられる老舗の喫茶店です。渡航好きの初代がコレクションした絵画や彫刻などがさりげなく飾られた空間には、開店当時から変わらず使い続けているテーブルや椅子が配されていて、古き良き純喫茶の風情が実にノスタルジック。

 

2階(上)も1階も、初代のセンスが感じられる調度品が飾られていて落ち着く

 

店主がネルドリップで淹れてくれるコーヒーの良い香りが店内に漂っていて、初めて訪れても懐かしい、郷愁を誘う雰囲気が幅広いお客さんに親しまれています。現在は「萩原珈琲店直営」として運営。萩原珈琲の炭火焙煎豆4種をブレンドして再現するコーヒーの味わいは、ずっと親しまれてきた『元町サントス』の味わい!

 

ネルドリップで抽出したコーヒーは「コーヒーアン」と呼ばれるこのタンクに入れて保存します。よく見ると国産、それもメイドイン大阪

 

またコーヒーと並んで店の看板メニューとなっているホットケーキも健在。厚みのある特注の鉄板で前日から仕込んだタネで焼く生地は、ふっくら、しあわせの弾力で評判なのです。実は、2020年に緊急事態宣言が発令された頃からテイクアウトもスタートしたホットケーキ。サントスの味を自宅でも楽しめるとあって密かに人気なのです。

 

コーヒーが付くホットケーキセット800円。2段重ねでボリューミー。バター&メープルシロップをたっぷりかけて味わって

 

今や、グリーンのみだったクリームソーダにピンクとブルーも仲間入り。680円

 

店長の黒塚正毅さん。「サントス限定のコーヒー豆の販売もしています」

 

神戸萩原珈琲店 元町サントス
住所 神戸市中央区元町通2-3-12
電話番号 078-331-1079
営業時間 8:00~19:00(LO18:30)、2階は17:00まで
定休日 無休

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★神戸シティーループ(神姫バス) みなと元町駅前停留所から徒歩8分 時刻表


 

7.思わず買って帰りたくなるかわいい生菓子 二つ茶屋

クリームかめやま700円。固めに炊き上げた北海道産の小豆の食感も小気味よい。抹茶アイスも自家製

 

期待を裏切らない丁寧な手仕事に感動。
愛らしい最中「小すゞ」は手土産におすすめ。

 

小すゞの白いひもは「こし餡に胡麻」、紫のひもは「白こし餡に金柑ジャム」。1つからでも購入できます。140円

 
その昔、武士が行き来していた時代、このあたりに2つの茶店があったことから、「二つ茶屋村」という名前になった元町3丁目界隈。その村の名前を店名にした『二つ茶屋』は、創業80年の和菓子店です。現在は2代目である小竹睦夫さんが切り盛り。
 

中突堤通と交差する元町商店街唯一の信号の、少し東側にある

 
1階は丁寧な手仕事の技が冴える季節の上生菓子をはじめ、羊羹や最中など日常に楽しみたい和菓子や手土産などが揃う店舗、2階は、お抹茶やぜんざい、おしるこ、くずきりなど甘味が味わる茶寮になっていて、親子3代にわたって通うお客さんもいる名店です。

 

1階には扉がなく、敷居の低い雰囲気が親しみやすい

 

2階の茶寮。静かで落ち着いた雰囲気

 

上品な味わいの和菓子も評判なのですが、昭和40年頃からイートインメニューになっているアイスクリームの天ぷらや洋菓子の技術も持っている2代目が考案「神戸っ子」というネーミングも親しみを感じるスイートポテトとマロンのパイ菓子などもロングセラー。訪れると、やっぱり食べてみたくなる銘品が揃っています。

 

まさり草(左)、山路など季節の生菓子は1つ330円

 

今回の取材時に「手土産にしたい!」と感動したのは、小さな鈴の形をした最中「小すゞ」。注文してから餡を挟んでくれるうえ、さらに鈴に紐をかけてくれるのです。その丁寧さと愛らしい姿は、ちょっと感動ものなのです。

 

小すゞが箱の中に並ぶ姿もかわいい

 

小さなパックに入った水ようかんも人気。180円

 

二つ茶屋
住所 神戸市中央区元町通3-7-9
電話番号 078-331-0775
営業時間 10:00~18:30(土日祝は10:30~) ※茶寮は10:30~17:20LO
定休日 不定休 ※茶寮は水曜休み 
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★神戸シティーループ(神姫バス) みなと元町駅前停留所から徒歩5分 時刻表

 

※本記事は2022年9月時点の情報です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

ライターからのメッセージ

取材を終えて、気がつくと私の手にはたくさんのお菓子の入った紙袋が! 家路に着くまでのバスの中でも、紙袋の中をチラ見しつつにんまり。それぞれのお店やお菓子の物語とともに、スイーツタイムを過ごしたいと思います。


皆さんも、コーヒーを楽しみながら、お気に入りのスイーツを見つけてみては。

手みやげと一緒に、シティループに乗って帰ろう

(文・写真/いなだみほ )

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