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【体験記事】神戸の袴レンタル『はいからさん神戸』レトロで可愛い女子旅を♪

オシャレで異国情緒溢れる、みなとまち神戸の街並みを袴姿で楽しみながら市内観光ができることを皆さんはご存知でしょうか?
今回、神戸・南京町でゲストハウスを経営する筆者が、これから神戸観光を計画している方に提案するため、北野の袴レンタル店『はいからさん神戸』さんで、袴レンタルを体験してきました!(体験してもらったのは筆者の経営するゲストハウス神戸なでしこ屋のスタッフまこちゃんと、常連さんのあかりちゃんです)
これから卒業旅行で神戸に来られる学生さんにも、とてもオススメのプランとなっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

神戸港背景に女子二人

そもそも袴を着る機会はあまり多くないですよね。
女性なら大学の卒業式で着るのが定番ですが、それ以外ではなかなか着ることも無いと思います。袴のルーツや、なぜ神戸で袴レンタルをおすすめしたいのかをまずご紹介したいと思います。

神戸の街並みと袴

神戸港が開港したのは1868年のこと。その頃から西洋の文化が神戸に続々と入ってきました。
開港した神戸の街には外国人たちが住み始め、北野エリアには西洋文化に基づいた建築物が多く立ち並んでいき、異人館街と呼ばれるようになっていきました。当時は300軒を超えていた異人館も現存は30数軒、公開されているのは20数軒となりました。

北野異人館街をはじめ、神戸の街は西洋の文化が感じられる歴史ある建築物やその街並みから、異国の文化を感じられる洗練された街となっています。ちょうどその頃から袴を着てかっ歩する女性たちは「はいからさん」と呼ばれ、活動的な女性のシンボルのような服装として浸透していきました。

そんな異国情緒溢れる神戸の街を、西洋文化が伝わってきた頃に生まれた袴姿の装いで散策すると、まるで当時の神戸にタイムスリップしたかのような気分になれると、神戸の袴レンタルは今では若い女性を中心に人気の観光コンテンツとなっています。

今回は北野で営業されている袴レンタル店「はいからさん神戸」で体験できる、1日袴レンタルプランをご紹介していきます!

『はいからさん神戸』とは

神戸・北野で主に袴や着物、浴衣のレンタル・着付けを行なっている袴レンタル店です。 オーナーの古賀由美子さんはもともと、着物店で勤務した後、美容師免許を取得しヘアメイクさんとして和洋装のウェディングやファッションショーなどで活躍された後、同店をオープンされました。大好きな神戸の街でもっと着物や袴の魅力を伝えたいという想いで運営をされています。

はいからさん神戸

袴レンタル1日プランの料金と内容は?

<基本プラン>

1日レンタル8,800円(衣装レンタル・着付け代込み)
3時間レンタル6,050円(衣装レンタル・着付け代込み)

<オプション>

女性用ブーツ1,100円
リボン330円
付け襟550円
女性用 巾着550円
男性用 信玄袋550円
レザーポーチ880円
ポーチリボンセット1,100円
日傘1,100円

まずは袴を選びます

袴えらび

店内には数十種類の着物、浴衣、袴や髪飾り、小道具がずらっと並んでおり、その中から自分の気に入った組み合わせを選ぶことができます。
体験したタイミングは少し暑い時期だったので、浴衣と袴の組み合わせにしました。
冬は着物、夏は浴衣、と1年を通して袴を楽しむことができます。

着物選び

気になる柄を鏡で何度も合わせながら選んでいくこの行程がとっても楽しいのです。

色とりどりの袴

袴のカラーもとても豊富で、選んだ浴衣と合うものを古賀さんのアドバイスを貰いながら選ぶことができます。ちなみに最近人気だというホワイトの袴は別途1,100円加算されます。

上下を選び終わったら着付けタイム。店内奥にある着付けスペースで、古賀さんに着付けをしていただきます。

着付け

着付けに必要な小道具などは全てプランに含まれているので、ほとんど手ぶらでOKです。袴の下に着るパンツのペチコート、ブーツをレンタルする場合は靴下を持参してくださいね。

着付けの後はヘアセット。ヘアセットはオプションです。ナチュラルなダウンスタイルが2,200円、アップスタイルは3,850円〜。せっかく可愛い袴姿になるので、ヘアセットもしてもらうと更に気分が上がるのでおすすめです。

ヘアーセット
リボン
リボンはオプションで330円
自撮り
2人とも立派な「はいからさん」に変身したところでまずは自撮り

北野の異人館を散策

北野の異人館街

はいからさん神戸を出発し、北野の異人館街へ歩いて移動します。

スターバックス

日本で最初にできたという、日本最古のスターバックス北野異人館店で早速写真撮影!

こちらのスターバックスは、新神戸近くの有名なカフェ「フロンドリーブ」創業者のフロインドリーブ氏もかつて住んでいたということで「旧フロインドリーブ邸」とも呼ばれています。

北野異人館街

西洋文化をたっぷり感じられる北野異人館街を歩きながら、まずは風見鶏の館へやってきました!

風見鶏の館
風見鶏の館

風見鶏の館は北野の異人館街を代表する異人館で、かつて神戸に住んでいたドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマス氏が自邸として明治42年(1909年)頃に建てた建物です。
特徴的な煉瓦の外壁は北野の異人館街で現存する建物で唯一のものです。

続いて風見鶏の館のすぐお隣にある「萌黄の館」へ。

萌黄の館
萌黄の館

今回はどちらも入場せず外観をバックに撮影しましたが、もし時間に余裕がある方はぜひ入場して館内でも撮影すると、まるでタイムスリップしたようにレトロでフォトジェニックな写真を撮影することができますよ。

「風見鶏の館」館内
「風見鶏の館」館内(©️一般財団法人神戸観光局)
「風見鶏の館」館内
「萌黄の館」館内(©️一般財団法人神戸観光局)

シティーループバスに乗ってメリケンパークへ

北野異人館街
シティーループバス
“シティーループバスは神戸の主要な観光地を全て経由してくれるので、1日乗車券を購入すると観光中の移動に便利です!”

メリケンパークに到着しました!こちらも神戸を代表する観光地です。

メリケンパーク
”港を行き来する船を眺めながら袴姿で歩くと、まるで開港当時の神戸港にタイムスリップしたかのようなシーンを撮影できます”
BE KOBEモニュメント
“定番のBE KOBEモニュメント”
神戸港背景に女子二人
“海を背景に撮影すると神戸らしさがたっぷり感じられますね”

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ヨーロピアンな街並み広がる旧居留地へ

旧居留地は神戸港の開港当時、外国人の居留地として整備されました。 このエリアには西洋の建築物が今でも多く残されており、まるでヨーロッパのような風景を楽しむことができ、大丸神戸店や、ハイブランドのアパレルショップが立ち並んでいます。ウェディングフォトなどでも人気のエリアです。

旧居留地
旧居留地

日本三大中華街「神戸・南京町」へ

旧居留地のすぐ西隣には神戸の一大観光地である中華街「神戸・南京町」があります。
開港当時、日本と友好条約を結んでいなかった当時の中国(清)の人々は旧居留地に住むことは許されていなかったため、旧居留地からすぐ西隣であるエリアに住み始め、そこで雑貨商や飲食店を始めたことで南京町が誕生しました。

南京町

南京町ではたくさんの屋台や中華料理店、多国籍の料理店が軒を連ね、日中はたくさんの観光客で賑わっています。

南京町
“南京町の中心にある広場で「あずまや」をバックに写真撮影がおすすめ”

袴レンタルで神戸をもっと思い出深いものに!

今回は神戸の街を袴姿で1日散策と写真撮影を体験した様子をご紹介しました。
ただ観光するだけではなく、もっとその地域を深く体験して楽しみたい方にオススメです!

京都や金沢、浅草では着物を着て観光することが女性の間で人気ですが、ぜひ神戸では袴で観光を楽しんでみてはいかがでしょうか?女子旅ではもちろん、カップルでのレンタルプランもおすすめです。
袴姿で神戸旅行をもっと楽しんでいただけると嬉しいです。

神戸の異国情緒溢れる街並みを背景に写真を撮れば、神戸旅行が一生の思い出に残ること間違いなしです!

洋館長屋

『はいからさん神戸』詳細

はいからさん神戸外観

※本記事は2023年2月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

はいからさん神戸

住所    兵庫県神戸市中央区山本通2-14-26クラタ11号館2階11号室
電話番号  078-414-8850
営業時間  10:00~17:00
定休日   火曜・水曜
アクセス  JR三ノ宮駅 徒歩10分
      阪神電鉄神戸三宮駅 徒歩14分
駐車場   近隣にコインパーキングあり
Email   info@haikarasan-kobe.jp

池端 浩美(いけばた ひろみ)
ゲストハウス神戸なでしこ屋 オーナー

広島県・福山市出身。18歳の頃神戸の観光専門の大学へ進学し、卒業後5年間働いた後、27歳で脱サラをして、世界一周の一人旅をしました。人との「出会い」による感動は、絶景にも勝る旅の思い出、「人生の思い出」に残ると感じました。
そして、大好きな神戸で、訪れる方に旅での感動を提供するお手伝いがしたいと思い、宿泊施設「神戸なでしこ屋」の経営を始めて、たくさんの方に神戸元町のユニークさを体験して頂きたいと思っています。

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