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『ヴァルト』と『シルバ』、都心で森を感じる『グリーンハウス』の2つのカフェ

森をテーマにしたカフェ『グリーンハウス ヴァルト』と『グリーンハウス シルバ』

JR三ノ宮駅の北側に、森をテーマにしたカフェ『グリーンハウス ヴァルト』と『グリーンハウス シルバ』があります。『ヴァルト』はフラワーロードの西側、『シルバ』は東側を少し入ったところにあり、グリーンに彩られた店内やハイセンスな調度類は共通していますが、それぞれ雰囲気が違って、とってもおしゃれ。最近の話題は『ヴァルト』の森モーニングです。朝6時半からのモーニングメニューがおいしいうえにかわいいと、連日たくさんの人が訪れています。

3つのフロアそれぞれ趣が違う『グリーンハウス ヴァルト』

『グリーンハウス ヴァルト』

JRや地下鉄三宮駅の北側、フラワーロードの西側にある『グリーンハウス ヴァルト』は、ビルの1階から3階までを占めるカフェです。奄美大島の森をイメージした店内は、グリーンが随所に配置され、テーブル席もゆったりとスペースがとられています。

森の小道のような通路

配置された本物の木々の間に、森の小道のような通路があり、木に囲まれたテーブルに座ると森の木陰にいるようなリラックスモードに。静かな環境音楽が流れる中、ひとりでいても、友達とおしゃべりに興じても居心地がいいのです。

2018年12月のオープンから5年、店内の植物は枝を伸ばしてずいぶん成長しました。葉がこんなにきれいなのは、閉店後の深夜に植物育成ライトを照らすという、ハイテク技術が導入されているからなんです。

2階は遊び心を生かしたスキップフロアで、座る席によって目線が変わる面白さも。壁際に積まれたピザ窯用の薪が、さりげなく森の雰囲気を演出しています。

パーティフロア

3階は着席なら80名、半立食なら120名まで貸し切りができるパーティフロア。グランドピアノもあるので、音楽家を招いた集まりにも利用されています。

一日のスタートはゆったり気分で『森モーニング』

朝6時半からスタートする『森モーニング』は、11時まで利用できるので、ブランチとしてもおすすめです。サイドテーブルにずらりと並んだマフィンは常時10~13種類あり、全部で26種類の中から日によって種類が変わります。オレンジやマロンが入った甘いもの、ブルーチーズが入った大人っぽい味、ベーコンが入ったおかず系など、選ぶのに迷ってしまうほどどれもおいしそう。

「ゆっくり朝食をとってください」とホールチーフの松本さん
「ゆっくり朝食をとってください」とホールチーフの松本さん

一番人気がある『きこりプレート』はマフィンとアーモンドバタートースト、どちらかを選ぶシステムです。今回はマフィンを選んだので、注文したらお皿に好きなマフィンを2個のせて、スタッフに渡し、セルフでドリンクを選んで席で待ちます。

『きこりプレート』(1,000円)
『きこりプレート』(1,000円)

ほどなく、木のプレートの上にほかほか温かいマフィンとスクランブルエッグなどがのった『きこりプレート』が運ばれてきました。中央にはひよこのゆで卵!これが噂の10個にひとつだけ付いてくるというラッキーひよこです。とってもかわいくて、おまけにおいしいんです。ドリンクはさわやかなリンゴ酢をセレクトしました。

『ピクニックサンド』(1,200円)
『ピクニックサンド』(1,200円)

もう一つのプレートメニュー、『ピクニックサンド』は、アボカドとたまご、どちらかを選びます。アボカドは味わい深いライ麦パンに梅マヨネーズ風味がさわやかなアボカドペーストを塗って、たっぷりのアボカドをトッピング。このプレートのひよこ卵も10分の1の確率です。『ピクニックサンド』のたまごもとってもボリューミー。

『きこりプレート』『ピクニックサンド』のどちらにもついているのが、ベーコンとたっぷりのサラダです。リンゴ酢とマスタードで和えた人参と紫キャベツ、りんごのコールスロー、赤玉ねぎのドレッシングをかけたグリーンサラダ、そしてポテトサラダと盛りだくさん。よく見るとラディッシュはてんとう虫の飾り切りでした。

『アーモンドバタートースト』(単品550円)
『アーモンドバタートースト』(単品550円)

姫路のご当地トースト「アーモンドトースト」がここでも食べられます。『グリーンハウス ヴァルト』では、発酵バターを使ったオリジナルアーモンドバターをたっぷり塗った上にローストアーモンドをのせて、さらに焼き上げています。カリッとした歯ごたえと香ばしい香りに食欲が刺激されます。

『トアルコ トラジャ』

コーヒーはインドネシア・スラウェシ島で栽培された高級な豆『トアルコ トラジャ』を使用。ポットでオーダーすると約3杯分入っているのでお得です(1cup750円、1potサービス1,050円)。)

ティーフリー(1,300円)

紅茶は紅茶専門店『ムレスナティー』のもの。スタッフセレクトの色々なフレーバーの紅茶が何杯でもお代わりできるティーフリー(1,300円)なら、いろんな味を楽しめますよ。

ちなみに、きこりプレート、ピクニックサンド、ハイキングプレートを注文すると飲み放題は無料です。

ランチやディナーでも多彩なメニューを楽しめる

笑顔でピザを焼くキッチンチーフの采子(あやこ)さん
笑顔でピザを焼くキッチンチーフの采子(あやこ)さん

2階のオープンキッチンには、イタリアから取り寄せた薪窯があり、ピザなら1度に6枚も焼けるそう。強い火力で約2分で焼き上がると、チーズがとろけて香ばしい香りが漂います。モチモチの生地の上に具材がたっぷりのったナポリピッツァは、ランチでもディナーでもイチオシメニューです。

『エビとアボカドの生春巻き』(1,500円)
『エビとアボカドの生春巻き』(1,500円)
『天使のエビのアヒージョ』(1,840円)
『天使のエビのアヒージョ』(1,840円)

日暮れから夜にかけて徐々に店内の灯りが落ちて、雰囲気が変化していきます。ディナーはオードブル、メインからデザートまで、単品メニューが充実しています。多彩なドリンクの中でも、アメリカ・ケンタッキー州の蒸溜所『メーカーズマーク』のウイスキーに風味を付けた漬け込みハイボールは、アールグレイ、アップルシナモン、レモンライムなど、ちょっと洒落た味が楽しめます。

グリーンハウス ヴァルト(GREEN HOUSE Wald)

住所兵庫県神戸市中央区加納町4-10-30 神戸大隆ビル1~3F
電話番号078-322-3377
営業時間6:30~24:00(L.O.フード 23:00、ドリンク 23:30)
[モーニング] 6:30~11:00 [ランチ] 11:00~15:00
[カフェ] 15:00~18:00 [ディナー] 18:00~24:00
定休日なし(年始正月休みあり)
アクセスJR三ノ宮駅から徒歩約3分
駐車場なし
HPhttps://www.green-house99.com/
SNShttps://www.instagram.com/greenhouse.wald/

森を通りぬけると現れる『グリーンハウス シルバ』

『グリーンハウス シルバ』

2007年のオープンから16年。『グリーンハウス シルバ』の前庭の木々はこんもりと茂り、その間をわずか数メートル歩くだけで、ずいぶん遠くの森に来たような錯覚が起こります。

店内の椅子やテーブルは、それぞれデザインが違っておしゃれな雰囲気。ゆったり座れるソファーもあり、各所で違う雰囲気が楽しめます。周りの景色や椅子の座り心地が違うので、ぜひ好みのスペースを探してみましょう。

テラス席

『シルバ』の2階と3階は開放的なテラス席があり、季節によっては自然の風が通るスペースになります。冬はカーテンで外気を遮り、ストーブと毛布でアツアツの料理やドリンクを楽しめるなど、居心地の良さに気配りされています。

写真提供:グリーンハウス/『昭和オムライス』(1,300円)
写真提供:グリーンハウス/『昭和オムライス』(1,300円)

ランチはパスタやピザなどのカジュアルなメニューがずらり。中でもバターたっぷりの昔ながらのオムライスが人気で、ビジネスランチを雰囲気のいいお店でという女性も多く訪れています。『グリーンハウス』はカフェタイムでも料理が食べられるので、おそがけのランチや早めのディナーもOK。

ディナータイムは洋風メニューが充実しており、素敵な雰囲気の中、おひとりさま、女子会、デートなど、様々な人がゆったりと時間をすごしています。

グリーンハウス シルバ(GREEN HOUSE Silva)

住所兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5-5-25
電話番号078-262-7044
営業時間11:00~24:00(L.O.フード 23:00、ドリンク 23:30)
[ランチ] 11:00~16:00 [カフェ] 16:00~18:00 
[ディナー] 18:00~24:00
定休日なし(年始正月休みあり)
アクセスJR三ノ宮駅から徒歩約5分
駐車場なし
HPhttps://www.green-house99.com/
SNShttps://www.instagram.com/greenhouse.silva/

『グリーンハウス シルバ』『グリーンハウス ヴァルト』ともに、ランチ・カフェ・ディナー、それぞれに多彩なメニューがそろい、ソフトドリンクやアルコールの種類も豊富なので、思い思いに素敵な時間を過ごせます。

(ライター 松田/ウエストプラン)

※本記事は取材時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

株式会社ウエストプラン

松田きこ、かさはらみのり、中田優里奈、都志リサほか、兵庫県に精通した女性ライターが、観光やグルメ情報を中心に、阪神間や丹波・丹波篠山を縦横無尽に駆け回って取材します。

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