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赤穂御埼灯台のすぐ近くにある施設
「Dot Glamping赤穂」は、地元では赤穂温泉のシンボルとして親しまれてきた赤穂御埼灯台のすぐ近くにあるグランピング施設です。
左下に見える高層の建物が、赤穂温泉の一角なので、一段高いところにあるのがおわかりでしょう。車で行くなら、バス通り沿いの温泉旅館「呑海楼」の脇の道をさらに上がっていきます。赤穂御崎の中心地から見える景色とはまた違う絶景を楽しむことができるのもこの施設の特徴です。
フロントやラウンジのある管理棟がこちら。この建物のなかにサウナやシングルルームも併設しています。大浴場、トイレ、洗面所など水回りはすべて集約しています。
明るい太陽が降り注ぐラウンジもとてもステキ。荒天でBBQが不可の場合、このスペースでホットプレートを使って食事メニュを提供したり、カセットコンロでお鍋をしたりすることもあるそうです。
コーヒーや紅茶はフリーなので、お茶を飲みながらゆっくり過ごすこともできます。
8基のドームテントが斜面に並ぶ
ドームテントは2人定員が2基、4人定員が6基で全8基あり、山の斜面を利用して建てられています。それぞれ1基がワンルームになっています。
三段に渡って設置されたテントサイトは、最上段に2人定員の「オーシャンビュースイートルーム」が2部屋、中段に4人定員の「オーシャンビュー4ベッドルーム」が3部屋、下段に「オーシャンビューデラックスルーム」3部屋あります。 いずれの部屋も「nude」をテーマにデザインされ、ベージュやブラウンといったスキンカラーをメインに使ったインテリアで落ち着きます。またベッドやテーブルに木を多用しているのもほっと和むところの一つ。
どのドームテントからも海と空を見ることができ、何をしなくともこの景色だけで心が癒されます。ホテルや旅館とはひとあじ違う贅沢な時間を過ごすことができます。
特におすすめは夕方。「日本夕陽百選」にも選ばれた赤穂御崎の夕陽は格別。ドームテントからこの美しい夕陽を見ることができるなんて、それだけでも行く価値がありますよね。
完全個室のプライベートサウナを併設
完全個室のプライベートサウナを併設しているのもこの施設も魅力。“サ活”デビューにも最適なのではないでしょうか。
管理棟の一角にあるサウナの部屋は全3室。温度は70~90度に保たれ、自分自身でサウナストーンに水をかけることのできる「セルフロウリュ」を採用しています。サウナでは持参の水着を着用します。
サウナで熱った身体を水風呂で引き締めます。そんな時「ととのう」という感覚を楽しめるそうです。
そんな不思議な感覚を、絶景を満喫しながら感じることができるのも醍醐味。水風呂から「ととのいチェア」への動線まで、すべてが設計されているのもポイントの一つです。
サウナは、50分ごとに利用枠を設定しているので、フロント横にあるこちらのボードでチェックインのときに予約をします。複数枠予約したい場合は、当日の予約状況により応相談とのことです。
BBQでは「坂越がき」を堪能
テントサイトには、いずれもプロパンガスコンロが付いているので、絶景BBQを楽しむことができます。
海の幸、山の幸に恵まれた赤穂ならではの食材を用意します。『1日2組限定の黒毛和牛BBQプラン』『赤穂の牡蠣を使った牡蠣鍋プラン(冬季限定)』『3種のこだわりお肉BBQプラン』『海の幸満喫シーフードBBQプラン』など、多彩なプランがありますが、なかでもおすすめは、最近ブランド化が進む「坂越がき」を使ったプランです。
「殻付きガキのBBQプラン」と、テントのなかで楽しめる「牡蠣鍋プラン」です。
その他、素泊まりプランもあり食器も自由に使えるので、食材やドリンクを持ち込んで、BBQするお客さんも多いそうです。
シングルルームも有意義に活用
管理棟2階には、シングルワケーションルームが4部屋あります。自分一人だけの時間を過ごせる場所として好評です。自慢のサウナからも一番近いので、利用しやすいのがこちらの部屋かもしれません。
出張などで赤穂に来て1人で使う場合はもちろんのこと、グループ3人で来て別々の部屋に泊まることもあるとか。
共有のテーブルやソファーもあり、ベランダへ出れば、ドームテント側とは少し異なる海と空の風景を楽しめます。
9割以上が20~30代のカップルだそうですが、ファミリーも利用するそうです。愛知県から同窓会を兼ねて訪れた女性グループも。記憶に残る同窓会になったこと間違いなしです。「近場で非日常的な時間を過ごせるのが魅力」「部屋にテレビやバストイレがない不便さを楽しみました」などの声が聞かれるとか。
最後に支配人の竹内義博さんにおすすめの過ごし方をお聞きしました。
「チェックインの15時に来て、明るい時間にサウナを楽しみ、お酒を飲みながら海を眺めてBBQ。天気が良かったら星空を眺め、テントのなかのプロジェクターを利用して映画を見ます。翌朝は日の出を見て、また海を眺めながら朝ごはんを食べる」。これ、最高の活用の仕方なのでは。非日常や不便さを楽しむ特別な時間を過ごせる場所です。
(ライター 歌見)
※本記事は取材時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。
Dot Glamping 赤穂
住所 | 兵庫県赤穂市御崎143-1 |
電話番号 | 0791-55-9991 |
営業時間 | チェックイン15:00 チェックアウト10:00 サウナ15:00~ |
定休日 | 不定休 |
アクセス | JR播州赤穂駅からウイング神姫<亀の井ホテル赤穂行き>で20分、 西山町下車徒歩5分(階段あり)または赤穂御崎下車徒歩15分 山陽自動車道赤穂ICから車で15分 |
駐車場 | 13台 |
HP | https://dot-glamping.com/ako/ |
SNS | https://www.instagram.com/dotglamping__ako/ |
ライター 歌見(うたみ)
晴れの国・岡山出身で、20代半ばで兵庫県赤穂市に移住。ライターという天職を見つけ、赤穂市内にとどまらず、兵庫五国くまなく回ることができました。五国それぞれに、独特の食文化があり、うまい酒があり…。食いしん坊の私を心身ともに潤してくれます。兵庫県の“間違いない”「食」や「人」や「イイもの」に関わる記事をお届けできたらと思っています。