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ここはイタリア⁈陽気なローマ出身のシェフが作る本格イタリア家庭料理
【CASARECCIO(カサレッチョ)】

『カサレッチョ』

阪急武庫之荘駅からほど近いところにある『カサレッチョ』は、イタリア語が飛び交う陽気なトラットリア。トラットリアとは、比較的カジュアルなレストランや食堂という意味で、ここはローマの家庭料理が気軽に楽しめる場所。外観はイタリアカラーでまとめられ、とてもおしゃれな雰囲気。表までトマトやチーズのおいしそうな匂いが立ち込めています。

店内もオシャレ

テーブル席もあります
テーブル席もあります
店内は、カウンターとテーブル席、2階席があります。

店内は、カウンターとテーブル席、2階席があります。カウンターに座ると、キッチンが見渡せ、ライブ感が感じられる特等席。おいしそうな食材がズラリと並び、ワクワクしてきます。

ランチメニューは、

A:パスタランチ(前菜盛り合わせ+本日のパスタ)   1400円
B:ピッツァランチ(前菜盛り合わせ+本日のピッツァ) 1800円

メイン料理(本日の魚料理または本日の肉料理)  +900円
飲み物(コーヒーまたは紅茶)          +150円
本日のデザート                 +300円

と、メニューに好きなものをプラスできます。

鮮やかな彩りのアンティパスト

前菜盛り合わせ(写真は2人前)
前菜盛り合わせ(写真は2人前)

アンティパスト(前菜盛り合わせ) 
 ・プロシュートハム:塩味の効いたイタリアを代表するハム。噛むごとにハムの旨味が口の中に広がります
 ・モルタデッラ:イタリアのボローニャで伝統的に作られてきたソーセージ
 ・生サラミ:しっとりしていて、サラミの濃厚な風味が感じられます
 ・メカジキのカルパッチョ
 ・ナスとブロッコリーのソテー
 ・新タマネギ、ニンジン、パプリカのマリネ
 ・マグロのたたき

前菜の食材の種類や量など、好みに合わせたリクエストにも応じてくれるそうです。
この前菜は、Mサイズくらいで野菜の彩りも良く、ハーブの香りが爽やかで
ワインなどのお酒にも合いそう。マリネやソテーなどは、酸味が効いているので、次のメイン料理への食欲もわいてきます。

本場のカルボナーラ

カルボナーラ
カルボナーラ

カルボナーラは、伝統的なローマ料理ですが、日本で定番のカルボナーラとは一線を画し、一口食べた瞬間から味が違っていました。本物の味の秘密は、次の通りです。

まず、パスタは、ショートパスタを使用。この種類は「ペンネ」という名前のパスタで、端の尖っている部分が筆記具のペン先のような形が由来だとか。一つひとつが大ぶりで分厚く、弾力があるのが特徴。食べごたえも充分でした。

次に、日本のカルボナーラの場合、大抵はベーコンと生クリームを使用しますが、こちらはベーコンの代わりに「グアンチャーレ」という豚ほほ肉を塩漬け、熟成させたものを使用。カリカリに焼いた香ばしい薫りと濃厚な旨みがパスタに絡まり、塩味が効いていました。生クリームを使用せず、卵とチーズと黒胡椒というシンプルな味付けが本物のローマの味なのです。

新鮮な具材たっぷりのローマ風ピッツァ

ピッツァイタリアーナ
ピッツァイタリアーナ

ピッツァは、イタリアを代表する料理の一つ。厚みがあるナポリ風ピッツァに対して、このローマ風ピッツァは、生地が薄くてサクサクした食感が特徴。生地を覆うほど山盛りのフレッシュなサラダを食べているようで、本当においしい。この野菜、実は、ルッコラと言い、オーナーシェフがローマから種を持ち帰り、畑で栽培しているもの。新鮮で柔らかく、ハーブのいい香りがしました。

見た目も味も!遊び心を感じるドルチェ

ドルチェ(写真は2人前)
ドルチェ(写真は2人前)

ドルチェ盛り合わせ
・カフェラッテのジェラート
・ティラミス
・自家製リコッタチーズ
・松の実と生クリームのアイスケーキ

ほろ苦いコーヒー豆がのったジェラートにチーズの味わい深いティラミス、フワッとした食感のリコッタチーズや松の実がアクセントになったケーキ。どれも見た目もオシャレで最高においしく、濃いコーヒーによく合いました。
(ドルチェメニューは、季節により内容が変わります)

オーナーシェフとの会話も…

ヴァレンティニィ・ファブリッツィオさん
ヴァレンティニィ・ファブリッツィオさん

「おなかいっぱいになりましたか?」と優しく語りかけてくれるのは、オーナーシェフのヴァレンティニィ・ファブリッツィオさん。日本に住んで23年、日本語も堪能で、イタリアのお話も聞けました。

イタリア人にとって「マンマ(母)の味」は、家庭ごとに違う「おふくろの味」。「一番おいしかった思い出のマンマの味は?」の問いに、「アマトリチャーナやラザニア、アクアパッツァ…、数え切れないほど全部おいしかった」と笑顔で答えてくれました。ファブリッツィオさんの作るおいしい料理は、全て「マンマの味」がルーツになっているのかもしれませんね。

ちなみに店名の『カサレッチョ』とは、イタリア語で「家庭的な、ホームメイドの」という意味。夜にはバルもやっています。名前通りの家庭的な温かい雰囲気のお店で、本場の味を堪能しにきませんか?

(ライター ako)

※本記事は2023年6月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

CASARECCIO(カサレッチョ)

住所〒661-0033 兵庫県尼崎市武庫之荘1丁目22-23
電話番号06-6432-3232
営業時間月、水、木、金、土、日曜日
11時半~14時
18時~21時半
定休日火曜日
アクセス阪急武庫之荘駅 徒歩3分
駐車場あり
HPhttp://www.casareccio.jp/
ako

ライター ako(あこ)

兵庫県生まれ、兵庫県育ち。美容師兼ライターをしています。趣味は、映画や旅行、美術館巡りなど。兵庫県は、オシャレで都会の顔もありながら、山や海など自然に恵まれた地域もあって、魅力がいっぱい。最先端の流行のものから伝統ある歴史的なもの、ちょっとマニアックなスポットなどを楽しくご紹介できたらと思います。

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