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淡路サービスエリア上りには何がある?
淡路島から本州へと向けて帰る時、淡路島からの出口に当たるのが淡路サービスエリア上り(以下、淡路SA上り)です。
最大の特徴は、明石海峡大橋を望む絶好のロケーション。見晴らしのいい場所に「橋のみえる丘」があります。夜になればライトアップされた明石海峡大橋や明石・神戸、条件が良ければ大阪の街の夜景までも楽しめます。淡路島や四国で休日を過ごした人が、帰りに立ち寄るスポットとして最適です。
立ち寄る楽しみといえば、グルメやお土産も欠かせません。お土産店は24時間営業。グルメ店の多くは22時まで(平日は21時まで)営業をしています。
トイレは、建物の左右両側にあります。右手側がメイントイレで広く、左がサブトイレ。メインに比べれば半分くらいの規模ですが、トイレ入り口に扉がありエアコンの効きがいいのは、嬉しい。どちらも掃除が行き届いているので、安心してトイレ休憩ができます。
そして、淡路SA上りで忘れてならないのが「恋人の聖地」のシンボルモニュメント「ハートライトゲート」。どんなところか、夜景と合わせてのちほど紹介しましょう。
淡路サービスエリア上りのグルメ紹介
旅や出張からの帰りに、何か食べて帰ろうと淡路SAに立ち寄る人も多いことでしょう。
店外にはテイクアウトコーナー、店内にもショップがあり、SAグルメは楽しみがいっぱいです。
時間に関係なく、特に夏場は食べたくなるのがソフトクリーム。スナックコーナーで『淡路島藻塩ソフトクリームプレミアム』(530円)を発見。淡路島牛乳のクリームの旨みを藻塩の優しい塩味、あんこの甘さがアクセントにもなっています。疲れ気味の頭もさっぱりリセットしてくれます。
落ち着いた場所で食事をしたいなら、レストランROYAL。定食はもちろん、キッズメニューもそろっているので、小さな子ども連れでもゆっくり食事ができます。
人気の定番メニューは『淡路玉ねぎ御膳』(1,490円)。まさに玉ねぎ尽くしです。
天ぷらは、もちろんオニオンリングの天ぷら。玉ねぎ塩でいただきます。小鉢3種は左から、淡路牛味噌のせ、トマトチーズあえ、ゆず酢漬け。しらすご飯にもソテーしたオニオンがご飯との間に忍ばせてあります。淡路の玉ねぎをいろいろな味で楽しませてくれます。
ラーメンファンにおすすめしたいのは『ラーメン尊(みこと)』の『淡路玉ねぎ鶏白湯ラーメン』(990円)。
真ん中にドンと玉ネギが鎮座するビジュアルに、玉ねぎスープと鶏白湯、麺も玉ねぎを使った特別麺。煮卵も鶏チャーシューもトロトロの1杯。人気があるのも納得です。
他にも、フードコートや地元食材を使ったハンバーガー販売のカフェがあり、昼時・夕食時はとても賑わい、特に週末は席を探すのも苦労するとか。少し時間をずらして楽しむのがおすすめです。
飲食店営業時間
フードコート 24時間
レストランROYAL 平日8時〜21時(ラストオーダー20時45分)、土日祝7時〜22時(ラストオーダー21時45分)
ラーメン尊 平日11時〜21時、土日祝10時〜22時
カフェ a-too 平日8時〜21時、土日祝8時〜22時
外売店 9時~18時
淡路サービスエリア上りでお土産を
旅の帰りのメインイベントといえば、お土産購入。関西圏の人なら旅の最後のお土産購入スポットになる人も多いでしょう。
ここで買いたいのは、誰かにお渡しするお土産や家に持ち帰りたいものではないでしょうか。まずは、お渡ししやすいお土産から紹介しましょう。
淡路に行ってきました!の定番には、やはり玉ねぎ。日持ちがして配りやすく、淡路SA限定土産となれば『玉ねぎおかき』です。箱入(25g×7袋入1375円)、袋入(25g×4袋入799円)、『淡路島玉ねぎおかき』(23個入378円)と用途に応じて買い分けできそうです。
『淡路玉ねぎツイストパイ』(5枚入り540円)も人気の淡路SA限定お土産です。
玉ねぎ関連では、定番土産の『玉ねぎスープ』(10袋入り432円)や『玉ねぎドレッシング』(756円)。価格は一例です。驚くほど種類がいっぱいあります。
旅の帰りでなければ買いづらいものといえば、要冷蔵品。人気お土産TOP5に入る『淡路島ミルクロールケーキ』(1,836円)や『珈琲牛乳プリン』(3個入1,598円)が人気です。
お疲れのドライバーには、帰ってゆっくりするのにちょうどいい商品「かまぼこ」がおすすめです。
『玉ねぎ天ぷら3枚入り』(594円)や『竹ちくわ5本入り』(745円)などがそろっています。
オシャレスポット「ハートライトゲート」
「橋のみえる丘」は、淡路SA上りの高台にあります。ゆっくり景色を楽しめるように、ベンチもあって、ひと息つくにはいいところです。
記念撮影をするならば、本州四国連絡橋のシンボルキャラクター「わたる」が手伝ってくれます(カメラの置き台としてですが)。
淡路SA上りは「恋人の聖地」に認定されています。「恋人の聖地」は全国にありますが、その中でも淡路島は特にふさわしい地ではないでしょうか。なぜなら、日本の誕生に関わる国生み神話にあるとおり、国土創造の夫婦神イザナギとイザナミから始まった地なのですから。
この「恋人の聖地」のシンボルモニュメントとして作られたのが「ハートライトゲート」。「橋のみえる丘」の脇に整備された道の先にあります。
ハート型に切り取られた天井から降りそそぐ日の光が作り出す光と影。床面にハートがいくつも浮かび上がります。明石海峡大橋の雄大な風景と一緒に撮影できるフォトスポットです。
日が傾きかけた時間帯は、床面とはいきませんが、これもなかなかいい感じに見えます。
ハートランドゲートの先にはベンチがあり、多くのハートがあしらってあります。
これが夜になると雰囲気が変わります。
「ハートランドゲート」に向かう道もこの通り。サービスエリアとは思えないムードのあるスポットになります。
「橋のみえる丘」も夜は特別です。丘の上に描かれた日本地図が光り、国産み神話の淡路島らしい雰囲気です。
この床面が光輝くのは、昼間の太陽光の紫外線を吸収して、半永久的に蓄光と発光を繰り返すことができる「蓄光石」が敷き詰められています。この夜の明かりが、昼の光がもたらしたものとおもえば、一層ロマチックな気分になりませんか?
明石海峡大橋は、日没から平日は23時まで、土日祝は24時までライトアップされます。
毎正時と30分には、5分間光が変化するライトアップに。特別なイベントに合わせたライトアップもあります。詳しくは、本州四国連絡高速道路株式会社の公式サイトから「観光イベント」→「ライトアップ情報」で確認ください。
淡路SA上りからは、SA下りの大観覧車もよく見えるはずです。
「乗りたいけど、下りだから」と、諦めてはいませんか。淡路SAは上りと下り間を、淡路ハイウェイオアシスを経由して行き来ができます。
案内板の「オアシス」と書かれた方向へ行き、そして「SA下り方面」へ。途中チェックゲートを通ることで、無料で何度も行き来ができます。大観覧車の営業は21時(最終乗車20時45分)まで。最後まで淡路を楽しんで帰れます。
最後にサービスエリア内では、いろいろな発見があります。淡路SA上りでは、トンネル内でトラブルに見舞われた際の対処方法が、わかりやすく解説されています。体験したくはないことですが、いざという時のために参考になります。
旅の交通情報や休憩場所としてだけではなく、楽しいことがいっぱいのサービスエリア。四国・淡路の旅の締めくくりは、淡路SA上りで楽しい時をすごされてはいかがでしょうか。
ライター 塚本隆司
※本記事は2023年7月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。
神戸淡路鳴門自動車道 淡路サービスエリア<上り>
住所 | 兵庫県淡路市岩屋字高尾3118-1 |
電話番号 | 0799-72-4608 |
営業時間 | お土産 24時間 外売店 9時〜18時 インフォメーション 平日9時〜18時、土日祝9時〜19時 |
定休日 | 年中無休 |
アクセス | 洲本方面から神戸淡路鳴門自動車道で東浦ICの次 |
駐車場 | 小型車336台、大型車103台 |
HP | https://www.jb-highway.co.jp/sapa/awaji_up.php |
ライター 塚本 隆司(つかもと たかし)
姫路城を眺めながら生きてきた、脱サラライターです。全国あれこれ旅をして来たけれど、やっぱり地元が1番!“兵庫のよいもの“を探し求めて歩きます。(呑み歩きだろ! とは言わないで笑)読んでくれているみなさまの「行きたい!欲しい!食べたい!」が「行こう!買おう!食べよう!」に心が動いたなら、何よりの幸せです。