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海と空と一体化するような非日常を満喫 絶景と温泉と料理自慢の宿

「絶景露天風呂の宿 銀波荘」

赤穂御崎の突端にある「絶景露天風呂の宿 銀波荘」。5階と6階の高層階フロアが、2023年9月にリニューアルオープンし、全室絶景オーシャンビューで、全7室のうち5室が露天風呂付の部屋へと生まれ変わりました。こちらのフロアは、阪神間から訪れるシニア世代に大人気でリピーターも続出。絶景の宿として、ますます好評を得ています。

まずは絶景ロビーを堪能

4階にある玄関
4階にある玄関

「絶景露天風呂の宿 銀波荘」(以下、銀波荘)は、赤穂御崎の温泉街の一角にある温泉旅館です。赤穂御崎の突端にあり、海から最も近い宿です。

ロビーラウンジ ロカ岬
ロビーラウンジ ロカ岬

絶景の宿の名にふさわしく、まず玄関から入ってすぐのロビーより見渡せる景色が圧巻。全面ガラス張りの大きな窓から、瀬戸内海の多島美が堪能できます。西側に日生(ひなせ)諸島、すぐ正面には家島諸島、小豆島やはるかに四国を望むことができます。
「ここに地終わり 海始まる…」というこの詩は、ポルトガルのロカ岬の石碑に刻まれた叙情詩の一節ですが、ロカ岬は140mの断崖から雄大な大西洋が見渡せる最果ての地で、美しい夕陽が有名な観光名所です。そこに勝るともおとらない夕陽が見えるという絶景の「ロビーラウンジロカ岬」がこちらなんです。

夕陽の時間が特に美しい
夕陽の時間が特に美しい(提供画像)

朝焼けの海、夕映えの海、満天の星空、月の道に導かれる海、荒れ狂う嵐の海、どんな海も見ていて飽きない魅力がありますが、こちらで特におすすめは、この夕映えの海です。「海の眺望 特別席」と名付けられた窓際のカウンター席は特等席。いつまでも海を見ていたい気持ちにかられます。
特におすすめの時期は10月~4月まで。大きな窓から美しい夕陽を真正面に望むことができるんですよ。

リニューアルした高層階フロアはこちら

最上階フロア
最上階フロア

6階の最上階「天空フロア」は全3室。全室絶景オーシャンビューで、絶景露天風呂付です。一番人気の「暁~AKATSUKI~」に入ってみましょう。

「絶景露天風呂の宿 銀波荘」
601【天空】暁~AKATSUKI~(提供画像)

すご~~い!窓に枠がない全面ガラスを使っているので、なんだか空と海に吸い込まれそうで、浮いているような不思議な感覚を満喫することができます。これぞ「非日常」!ベッドに寝ころんだまま空と海が見られるのもリニューアルのポイントです。

リゾート感たっぷりのチェア
(提供画像)

リゾート感たっぷりのチェアに座って、空と海を見ながら優雅な気分に浸ることもできます。

いつでも入れる絶景露天風呂
いつでも入れる絶景露天風呂(提供画像)

そして圧巻は、やはり部屋付きの露天風呂です。大浴場同様、空と海との一体感を味わえるインフィニティ風呂です。こんな景色を独り占めできるなんて、この上ない贅沢ですよね。こんな露天風呂なら何度も入りたい感じ。

602【天空】藍~AI~
602【天空】藍~AI~(提供画像)

「602【天空】藍」と「603【天空】茜」は、ほぼ同じレイアウトで、二世代や三世代での利用ができるように工夫された部屋です。定員は5名。

琉球畳敷の和室スペース

琉球畳敷の和室スペースもあって、広々としています。このスペースに布団を敷いて5人で宿泊することができます。

5階の「夕凪フロア」もオーシャンビューで海の絶景を楽しめる客室。露天風呂タイプと内風呂タイプの2パターンの風呂があります。

高級感漂うアメニティグッズ
高級感漂うアメニティグッズ

全室シモンズ製のベッドで、タオルはすべて今治タオルを採用するなど、アメニティにもこだわっています。こんなところからも非日常を感じることができるのではないでしょうか。

大浴場「海遊大浴苑」もこの上なく心地よい

昼の「天海の湯」
昼の「天海の湯」(提供画像)
夕方の「岩海の湯」
夕方の「岩海の湯」(提供画像)

部屋付きの露天風呂もいいけど、銀波荘といえばやはり大浴場。浴槽にふちがない「インフィニティ絶景露天風呂」で有名ですが、きらきら輝く海や空を見ながら入れる昼間はもちろん、日本夕陽百選に選ばれている夕陽の時間もまた格別です。  大浴場「海遊大浴苑」は「天海の湯」と「岩海の湯」があり、どちらからも絶景を望むことができますよ。2つの浴場は、男女入替制なので宿泊すれば両方楽しむことができます。

ゆったりとくつろげる「月見テラス松風」
ゆったりとくつろげる「月見テラス松風」

風呂上がりの時間を楽しめる湯上りサロン「月見テラス松風」も好評です。施設内には、和風モダンのテーブルとチェアや最新式の電動マッサージチェアもあり、宿泊はもちろん、日帰り入浴者もゆっくり過ごすことができます。

サロンの中庭
サロンの中庭

中庭には、赤穂御崎の一つの名物「大石名残の松」をイメージした松が植えられています。「大石名残の松」とは、大石内蔵助が赤穂から山科に向けて海路でこの赤穂御崎から旅立ったとされています。名残を惜しんで何度も見返していたというエピソードが残る松で、宿の近くの遊歩道沿いにあります。

カルデラの岩盤

また、恐竜が生息していた時代、約8200万年前に火山噴火でできたカルデラの岩盤を見ることもできます。

四季折々の瀬戸内の幸を楽しめる

『牡蠣三昧会席』
『牡蠣三昧会席』(提供画像)

「銀波荘」は、何といっても料理も自慢の一つ。「地産地消」をテーマに、春は鯛、夏はタコに穴子、冬はカキ…と、瀬戸内の海の幸を中心にした会席を楽しめます。3月までのカキシーズンは、殻付きカキ、カキフライ、カキの小鍋、カキの釜飯といった、カキ尽くしコースを楽しむこともできて、満足度も満腹度も十分すぎる内容。最近はブランドカキとして名高い「坂越かき」のおいしさを堪能できます。
基本的に食事はレストランでいただきますが、一部客室では部屋食にも対応することができます。

赤穂御崎を散策

伊和都比売神社の海に向かう鳥居
伊和都比売神社の海に向かう鳥居

銀波荘界隈の赤穂御崎は、今赤穂で人気の観光スポット。
縁結びや勝運のご利益のある神社「伊和都比売神社」は、鳥居を通して見る海の景色が絶景と大人気です。赤穂の特産品、塩のメーカー「赤穂化成」の直営店「AMAMI TERRACE」では、さまざまな塩スイーツを楽しめるだけでなく、塩作り体験もできます(要予約)。

きらきら坂
きらきら坂

その伊和都比売神社の敷地内を通って、海に向かう坂「きらきら坂」沿いには、全国区のイタリアンレストラン「SAKURAGUMI(さくらぐみ)」やそのファンショップでイタリアンジェラートがおいしい「Scio’Scio’(ショーショー)」、各種体験ができるガラス工房「御崎ガラス舎」、雰囲気抜群の人気カフェ「海と坂と」などが並んでいます。
ぜひこの宿を拠点に、赤穂御崎を堪能してみてはいかがでしょうか。

(ライター 歌見)

※本記事は取材時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

絶景露天風呂の宿 銀波荘

住所兵庫県赤穂市御崎2-8
電話番号050-2018-0878(予約専用ダイヤル)
営業時間チェックイン15:00
チェックアウト10:00(高層階フロアは11:00)
日帰り温泉(要予約)11:00~12:00/18:00~20:00(最終受付19:00)
定休日不定休
アクセスJR播州赤穂駅からウイング神姫<亀の井ホテル赤穂行き>で20分、赤穂御崎下車徒歩すぐ
JR播州赤穂駅まで送迎あり
駐車場25台
HPhttps://www.ginpaso.co.jp/
SNShttps://www.facebook.com/ginpaso
https://www.instagram.com/ginpaso.co.jp/
歌見さん

ライター 歌見(うたみ)

晴れの国・岡山出身で、20代半ばで兵庫県赤穂市に移住。ライターという天職を見つけ、赤穂市内にとどまらず、兵庫五国くまなく回ることができました。五国それぞれに、独特の食文化があり、うまい酒があり…。食いしん坊の私を心身ともに潤してくれます。兵庫県の“間違いない”「食」や「人」や「イイもの」に関わる記事をお届けできたらと思っています。

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