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世界最大級の吊橋の主塔へ!『明石海峡大橋ブリッジワールド』ツアー参加レポート

明石海峡大橋

1998年に完成した明石海峡大橋は、神戸市と淡路市の間に架けられた世界最大級の吊橋。そんな明石海峡大橋の海面上約300mに位置する塔頂に登ることができるのが『明石海峡大橋ブリッジワールド』です。このツアーでは360°の絶景パノラマのほか、かつて明石海峡大橋の建設に携わったエンジニアたちによる橋の歴史や技術についての解説も楽しめます。今回は、そんな『明石海峡大橋ブリッジワールド』のツアー体験レポートをお届けします!

世界最大級の吊橋で感動の絶景体験

『明石海峡大橋ブリッジワールド』

『明石海峡大橋ブリッジワールド』の集合場所は、明石海峡大橋の淡路島側アンカレイジ。以前は、神戸側が集合場所となっていましたが、工事のため2022年、2023年は集合場所が変更されています。

集合場所に到着したら、まずは受付を行い、指定の座席に座りましょう。定刻になると、案内役を務めるツアーリーダーの自己紹介やツアーの流れ、注意事項についての説明があります。

ツアーは狭い階段を昇降するので、両手をあけるため、手荷物は持っていけません。

貸出用のスマホストラップ

スマホのストラップやヘルメット、ポケット付きのベストを無料で貸してもらえます。

明石海峡大橋

ここで明石海峡大橋について学べる映像の視聴があるので、じっくり見ておきましょう。映像を見てから橋を見ると、改めて橋のすごさや、橋の建設に携わった人たちの努力をひしひしと感じます。建設期間は約10年、その間のべ210万人が建設に携わったそうですが、死亡事故ゼロだったことには驚きました。

管理用通路

さて、座学が終わったあとは、いよいよ普段立ち入ることができない管理用通路を通って、主塔を目指します。まずは、ビルの10階にあたる171段の階段を上るところからスタート。最後の方は息も絶え絶え……。足がガクガクなるほど疲れますが、絶景を見るため!と自分を奮い立たせて頑張って上りましょう。

管理用通路へ続く空間

ようやく階段を上り終えたところにあるのは、管理用通路へ続く空間。管理用通路は車が通る道路のすぐ下の通路です。普段は立ち入ることができない場所に、ワクワクと期待が高まります。

足元は格子状

足元は格子状になっていて、約50m下の海も見えました。運がよければ、橋の下を通過する船を真上から見られるかも。

主塔に向かって約1km歩いていきます
主塔に向かって約1km歩いていきます
ツアーリーダーの解説

ここでは、ツアーリーダーの解説をたっぷり聞くことができます。イヤホン越しに解説が聞けるので、離れたところにいたり、風が強くても聞き取りやすいのは嬉しいポイントです。

いよいよ高さ約300mの塔頂へ

エレベーター

約1km歩いたところにある主塔には塔頂まで行き来ができるエレベーターがあり、これに乗って一気に約300mの高さがある塔頂へ上ります。どんな景色が広がっているのか、ドキドキしながら向かうと塔頂の見学エリアに到着。

塔頂の見学エリア

そして……。
見渡すと、360°の絶景パノラマビューが……!171段の階段を上った疲れも、あっという間に吹っ飛びます!想像以上の絶景に、参加してよかったという気持ちでいっぱいに。

見下ろすと、眼下の道路に走っている車がまるでミニチュアのよう。

この景色は、まさにここでしか見ることのできない絶景です。見下ろすと、眼下の道路に走っている車がまるでミニチュアのよう。北側には明石や神戸の街並み、摩耶山、六甲山といった山々が広がり、南側には淡路島を見渡すことができます。

淡路島側の景色
淡路島側の景色

塔頂部での滞在時間はおよそ15分。滞在中は自由に撮影できるので、ぜひとっておきの一枚をカメラに収めてくださいね!

『明石海峡大橋ブリッジワールド』の参加方法・条件は?

『明石海峡大橋ブリッジワールド』

2023年の『明石海峡大橋ブリッジワールド』は、11月までの木~日曜及び祝日のうち、本四高速が指定する日に開催されます。実施日については、「じゃらん」もしくは「JTB」の申し込み専用ページから確認しましょう。

じゃらん 明石海峡大橋ブリッジワールド 申込ページ

JTB 明石海峡大橋ブリッジワールド 申込ページ

なお、ツアーの参加条件は中学生以上(中学生は大人の同伴が必要)。171段の階段を自力で上れる、補助具なしで2km以上歩ける方のみ参加できます。また、ツアー参加時はスカートやハイヒール、サンダルなどを避け、動きやすい服装で行くこと。ツアー中はトイレや水分補給もできないので、受付前に済ませておきましょう(トイレは「道の駅あわじ」で利用可)。

参加条件・注意事項について

アクセス方法は、神戸淡路鳴門自動車道淡路ICから道の駅あわじまで車で約5分。公共交通機関で行く場合は、明石港から岩屋港まで淡路ジェノバラインを利用し、岩屋港からあわ神あわ姫バスで約5分です。2023年度は工事のため淡路島側が集合場所となっていますが、2024年度以降は神戸側に集合場所が変わる可能性も。淡路島側の主塔からの景色を眺められるのは、あとわずかかもしれませんので、行こうか迷っている方はこの機会にぜひ!

先に見える陸地は神戸市側
先に見える陸地は神戸市側

写真で見るよりもはるかに雄大な絶景を堪能することができた『明石海峡大橋ブリッジワールド』のツアー。実際に建設に携わった方々から生の解説を聴くことで、より一層ツアーを楽しむことができました。「ここでしかできない体験をしたい」「絶景写真を撮りたい」という方に、おすすめです。

(ライター 中田/ウエストプラン)

※本記事は2023年9月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

明石海峡大橋ブリッジワールド

住所兵庫県淡路市岩屋1873-1
電話番号078-291-1077(本州四国連絡高速道路(株)事業企画課インフラツアー係)
※受付時間9:00〜12:00、13:00〜17:00
営業時間【午前の部】受付9:30~9:45、ツアー実施9:45~11:45
【午後の部】受付13:05~13:20、ツアー実施13:20~15:20
定休日月〜水曜
料金大人:平日 5,000円、土・日曜、祝日 6,000円
中学生:平日 2,500円、土・日曜、祝日 3,000円
※中学生は生徒手帳が必要です
※支払いは申込時にクレジットカードによる事前決済
アクセス・神戸淡路鳴門自動車道淡路ICから道の駅あわじまで約5分
・明石港から岩屋港まで淡路ジェノバライン利用、
岩屋港(ジェノバライン岩屋営業所)からあわ神あわ姫バスで約5分
駐車場あり(道の駅あわじ 駐車場)
HPhttps://www.jb-honshi.co.jp/bridgeworld/
SNShttps://www.instagram.com/akashi_bridgeworld/

株式会社ウエストプラン

松田きこ、かさはらみのり、中田優里奈、都志リサほか、兵庫県に精通した女性ライターが、観光やグルメ情報を中心に、阪神間や丹波・丹波篠山を縦横無尽に駆け回って取材します。

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