“姫路初”のクラフトビール醸造所！幸せのビールを姫路から世界へ

姫路市内に初のクラフトビール醸造所が誕生！その名も『Egret Brewery（イーグレブルワリー）』。Egretは姫路市の市鳥である“シラサギ”、Breweryは醸造所を意味します。JR英賀保駅近くの住宅街に佇む醸造所には、世界中のお酒をサーブしてきたバーテンダー、ブルワーが集い、“オンリーワン”なクラフトビールを製造しています。醸造所ならではの量り売り販売も。1度味わってみませんか？

姫路市英賀保（あがほ）地区。その昔、英賀城の城下町・門前町として栄え、羽柴（豊臣）秀吉の侵略により落城したと伝えられる歴史的エリア。JR山陽沿線が通り、JR姫路駅の西隣になるJR英賀保駅があるため、今では閑静な住宅街が広がります。近くでの用事を済ませ、英賀保駅に向かって歩いていると、線路越しに“CRAFT BEER”の文字がふと見えました。「まだ時間があるな…」興味が湧き行ってみることに。

踏切を渡ってほどなくして到着。黒色の外観には大きく“CRAFT BEER”の文字が映え非常にシックな印象を受けます。今回のお店は『Egret Brewery（イーグレブルワリー）』。姫路市初のクラフトビール醸造所として2022年7月に誕生し、JR英賀保駅から徒歩6分、神姫バス「西苫編」バス停から徒歩3分の住宅街にありました。

店内に入るとお洒落なバースタイル。多くのギャラリー作品も展示され洗練された印象。カウンター席が7席。テーブル席がありました。

その場で新鮮なクラフトビールを注いでもらい味わうことができ、アラカルトメニューも豊富でビールと相性抜群。ビールショップだけではない魅力的な空間でした。

併設された醸造所では今まさにクラフトビールが製造中でした。製造工程で出た搾りかすを肥料として近隣で活用したり、瓶を使ったビール製造はしておらず、どれも環境に配慮したSDGsな取組みもされています。

近年流行のクラフトビールは、製造者によって地域の特色を取りこみ、オリジナリティを出すことで、大手ビールメーカーでは困難な多様の “香り・味わい”が人気を博しているそう。
一般市場に出回っているビールとの違いについてオーナーに質問してみると「Egret Breweryのクラフトビールは、クラフトビールの特徴の“苦味”や“フルーティな香り”は、ここだけでしか出せない味わいです。」とのこと。そのまま商品説明をしていただきました。

『Egret IPA(550円)』のフラッグシップビール。ホップの苦味とフルーティな香りが、味の奥行きを生み出すアメリカンIPAです。絶妙なバランスがお食事とのペアリングに最適な一杯です。Egret Breweryを知るためにまず最初に飲んでいただきたい商品です。 『Magic Hour(660円)』は柑橘系の爽やかな香りがありつつも瑞々しく軽やかな味わいが楽しめる、お料理前の食前酒に最適な一杯。『White Harmony(660円)』は甘味、苦味、酸味、すべての味が溶け合うことで独特なハーモニーが濃厚でジューシーな味わい。そして“冷静になりたい”“落ち着きたい”時に最適な一杯。『Rainbow Sho(770円)』7種の素材が織りなす果実の香り、軽やかな酸味があり、仲間・家族で盛り上がりたいパーティーシーンでおすすめです。Egret Breweryは日常の色んな場面（シーン）に合わせて楽しめるビールを製造しているとお聞きし、新感覚な印象を受けました。

店内では限定醸造の温州みかんの果実・果肉を感じられる『スマイル』、フルーツをふんだんに使った、果肉感たっぷりのドロッと系『エキサイティング』が味わえるそう。気になる方はお店でテイスティングしてみは！

お店にビールを注ぐ容器を持参すれば、必要な分だけビールを“量り売り”してもらえます。新鮮さが段違いで大変好評とのこと。容器は“グラウラー”と呼ばれるビールや炭酸飲料対応のマイボトルが便利。泡こぼれすることなく新鮮なビールを持ち運びすることができるそう！オリジナルグラウラーも販売中でした。

『Egret Brewery』のクラフトビールは、人生の色んなシーンに合わせて製造した幸せのビール。ホップを英賀保地区で生育した商品もあるそうで、まさにメイドイン姫路。「自由な発想で創り出したビールで地域と共に発展して盛り上げていきたい」とオーナーの思いをお聞きしました。敷地内のスペースではBBQもできるそうなので、気軽に立ち寄ってみては！

今回は“姫路初のクラフトビール醸造所”にお邪魔しました。今後はアーティストとコラボしたコラボ缶も予定とのことで、自由なチャレンジに目が離せません！また新鮮なビールを味わいに行きます！