【神戸】オーダー靴をもっと身近に知って欲しい…その想いから誕生したカジュアルオーダーシューズに「きらっと」

JR神戸駅から約10分程度の場所にお店がありました。神戸観光の名所「湊川神社」の横を通り抜けて程なくしたビル1階に今回の「きらっと」である『Yusuke Omori Ordershoes maker』を発見しました。

スリッパに履き替えて店内へ。工房らしく道具や皮材料がたくさん置いてあります。創作意欲が掻き立てられ、男性なら一度は憧れた空間ではないでしょうか。工房内には接客スペースもあり、ゆっくりと靴のお話が空間も確保されていますよ。

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『Yusuke Omori Ordershoes maker』主宰の大森勇輔さんは、兵庫県の三田市にある足の不自由な方のために靴を作る専門学校で、シューズメーカーとしての技術を身につけられたそうです。そのため大森さんが作る靴はどれも「履き心地」「カラダに優しい」がコンセプトになっています。「本来の革靴の良さも気軽にもっと知って欲しいですね」と大森さんは言います。

フルオーダーのシューズは確かに高価なものですが、靴底をメンテナンスすれば正しく”一生もの”で使えるそうです。大森さんが作る靴では、“カジュアルオーダーの革靴”として神戸の地名が入った商品シリーズもありました。

お店がある「楠町」から名付けられた「クスノキシューズ」シリーズは、性別問わずナチュラルでカジュアルなシューズ。カジュアルにオーダーして靴を作ることができるので、大森さんの「もっと気軽に革靴を知ってほしい」想いがつまったシューズです。このクスノキシリーズの料金設定は￥22,000～とオーダーシューズにしてはお求めやすい印象。女性の方のご購入が多いとのことでしたが、男性でもカジュアルに履けそうな素敵な革靴でした。

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「兵庫県は皮製品の一大産地です。姫路・たつのでは「ひょうごレザー」といった上質なレザー素材があり、神戸市長田区は靴文化が古くから根づいて有名です。そういった兵庫県の長年かけて根づいた皮文化・靴文化をもっと多くの方に知ってもらいたい。その想いを大切に仕事していきたいですね。」と大森さん。その想いに「きらっと」した輝きを感じました。

（編集部 西本・三木）