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兵庫県・淡路島のお出かけスポット
「ニジゲンノモリ」は世代関係なく楽しめる!!

アニメのテーマパークとして人気の「ニジゲンノモリ」

アニメのテーマパークとして人気の「ニジゲンノモリ」。国内はもとより、海外からもアニメファンがたくさん訪れています。そのため「アニメ好きが行くところ」って思っていませんか?
それは、ちょっと違います。「アニメのアトラクション以外もあるの?」「幼児も一緒に楽しめるの?」などなど、2023年3月4日グランドオープンの新シリーズ「ドラゴンクエスト アイランド いにしえの魔神と導かれし冒険者たち」情報と合わせて紹介しましょう。

ニジゲンノモリってどんなところ?

「木の遊び場」にしんのすけ
「木の遊び場」にしんのすけ。後ろはゴジラの背中

「ニジゲンノモリ」が誕生したのは2017年。「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」や、「NARUTO&BORUTO 忍里」、「ゴジラ迎撃作戦 〜国立ゴジラ淡路島研究センター〜」、2023年3月4日に「ドラゴンクエスト アイランド 大魔王ゾーマとはじまりの島」に続く新シリーズとして「ドラゴンクエスト アイランド いにしえの魔神と導かれし冒険者たち」がグランドオープンするなど、二次元コンテンツの世界観を体験できる、純日本産のアニメパークです。
でも、アニメをモチーフにしたアトラクションが入っただけのテーマパークだと思っていると、きっと驚きます。
ニジゲンノモリがあるのは淡路島北部にある兵庫県立淡路島公園の中。公園の敷地は広大で、東京ドーム28個分の広さがあります。と、いってもピンときませんよね。テーマパークのイメージ的には、園内にアトラクションが並んでいると思うでしょうが、こんな場所もあります。

芝生広場
大きな芝生広場。左端に人が4人いるので広さが実感できる

「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」と「NARUTO&BORUTO 忍里」の間には、池まであります。

昭和池
昭和池。左に「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」右に「NARUTO&BORUTO 忍里」
昭和池に架かる塩屋橋
昭和池に架かる塩屋橋

池に架けられている橋梁は、1918(大正7)年に兵庫県が架設した最初の鋼鉄橋を移設したもの。貴重な近代土木遺産もあるのです。これらは一例にすぎません。
園内には、「大きな芝生広場」や水遊びができる「水の遊び場」(冬季休み)、遊具のある「木の遊び場」など、いくつかの広場や無料で遊べる屋外遊具があり、ピクニック気分で遊びに来られる場所です。

「木の遊び場」にある1〜3歳の乳幼児用の遊び場
「木の遊び場」にある1〜3歳の乳幼児用の遊び場
「木の遊び場」にある3〜6歳用の遊具
「木の遊び場」にある3〜6歳用の遊具

広大な公園の入園料は無料。広場や遊び場も無料。駐車場代も無料(A1、A2駐車場は有料(3時間まで無料))。アトラクションを楽しむ時やレストラン、ショップで料金が必要になる仕組みです。

ニジゲンノモリで何食べる?

ニジゲンノモリには、もちろん食事ができる施設があります。いっそ、食事を楽しむことを目的に訪れてもいいくらいです。

モリノテラス

モリノテラスでは、ゴジラにちなんだメニューなど、ユニークなメニューがいくつかありますが、普通(ここでは普通が珍しいかも知れません)のメニューもあり、ちゃんと美味しいのでおすすめです。

よくばりビーフカレー 単品(1780円)、ドリンクセット(1980円)
よくばりビーフカレー 単品(1780円)、ドリンクセット(1980円)

他にもドラゴンクエストにちなんだメニューが並ぶ「ルイーダの酒場」や、キッチンカーが園内に何台かあるので、レストランの混雑時などでも食事やドリンクで困ることはありません。もちろん、弁当持参でもOKです。

ちなみに、小さな子どもたちに大人気のスイーツは「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」前のキッチンカーにあるコレ! 

組長園長先生ドーナッツ単品(500円)、ドリンクセット(700円)
組長園長先生ドーナッツ単品(500円)、ドリンクセット(700円)

しんのすけが通う「ふたば幼稚園」の園長先生お気に入りの黄色いスーツは、カボチャパウダーとマンゴーソースで表現。見た目はコワいけど、中身は優しい、園長先生らしい仕上がりになっています。

ニジゲンノモリのアトラクション紹介

(1)「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」

「ワクワク! かくれんぼ迷路inふたば幼稚園」

ニジゲンノモリが誕生した時にオープンしたアトラクションです。小さなお子様連れで楽しめる「ワクワク! かくれんぼ迷路inふたば幼稚園」もあれば、昭和池をジップラインで飛び越える「チャレンジ!アクション仮面飛行隊!」(身長・体重制限あり)、アスレチック「アッパレ!戦国大冒険!」、ホラーハウス「オラの『ビックリ!ドッキリ!おもしろホラーハウスだゾ!』」、リアル謎解きゲーム「ニジゲンノモリに眠るお宝を探せ!」など、多彩な内容です。
また、ニジゲンノモリ内には、全部で54体のしんちゃんと仲間たちがいます。連携しているAR冒険アプリを通して会話もでき、写真を撮りながら遊べます。

「しんちゃん! トイレはすぐソコだよ」
「しんちゃん! トイレはすぐソコだよ」

(2)「NARUTO&BORUTO 忍里」

火影岩ナイトイリュージョン

火影岩ナイトイリュージョン 写真提供:ニジゲンノモリ ©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ

2019年にオープンした大人気忍者アニメ「NARUTO-ナルト-」と「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」 の世界観を楽しめる体験アトラクション。海外でも人気のアニメだけに外国人観光客の姿が多いのも特徴です。
「忍術AR」など、ここで体験しなければ得られない写真スポットなど、楽しい仕掛けがあります。夕刻から始まる火影岩前での忍術ショーやナイトイリュージョンもおすすめです。グルメなら「一楽ラーメン」もあります。

(3)「ゴジラ迎撃作戦 〜国立ゴジラ淡路島研究センター〜」

ゴジラ

2020年にオープンしたアトラクション。あのゴジラが淡路島で捕獲され活動を停止しているので、ゴジラの大きさが実感できます。ゴジラの口の中へジップラインで飛び込む迫力は満点。ゴジラミュージアムの特撮スタジオは、大人もワクワクします。往年の特撮ファンにはたまりません。

キッズパーク「カイジュウノモリ」は、ジップラインに乗れない(身長・体重制限があります)小さいお子様たちも楽しめるスポット。ここから離れたくないと駄々をこねそうで心配になります。

カイジュウノモリ
カイジュウノモリ
カイジュウノモリ
カイジュウノモリ

(4)新シリーズスタート! ドラゴンクエスト アイランド

アニメのテーマパークとして人気の「ニジゲンノモリ」

「ドラクエ」の略称でも親しまれている「ドラゴンクエスト」の世界をリアルとデジタルを融合させた人気のアトラクションに、2023年3月4日新シリーズ「ドラゴンクエスト アイランド いにしえの魔神と導かれし冒険者たち」がオープンしました。

「ドラクエ」の略称でも親しまれている「ドラゴンクエスト」の世界をリアルとデジタルを融合させた人気のアトラクションに、2023年3月4日新シリーズ「ドラゴンクエスト アイランド いにしえの魔神と導かれし冒険者たち」

前作に比べてストーリー性がアップし街の様子もリニューアルされ、ドラゴンクエスト感がより一層高まっています。しかも、人気のドラゴンクエストIV〜Ⅵの天空シリーズの世界観が楽しめるとあって、ファンにはたまらない内容になっています。
所要時間は約2時間。サブクエストを加えるとプラス1時間。ストーリーは4人で楽しむ仕様になっていて、時には手分けをして行動することも。4人集まらなくてもNPCが参加(画面の中だけですが)してくれるので1人でも楽しめます。

街の様子

タイムトライアルではないので、ゆっくり街の様子を観察しながら楽しむのがおすすめ。いろんなところにファンが楽しめる要素を盛り込んであるので、見逃してはもったいないですよ。

疲れたらキャンプで体力回復
疲れたらキャンプで体力回復

冒険が終わったら、記念に写真撮影もお忘れなく。

記念撮影コーナー。緑色の服での冒険は避けた方が良さそう
記念撮影コーナー。緑色の服での冒険は避けた方が良さそう

楽しいのは、アトラクションだけではありません。ここでしか買えない限定グッズが待っています。
まずは、特典グッズとチケットがセットになった「プレミアムチケット」購入者特典グッズ。これを背負った冒険者は、羨望のまなざしで迎えられるはずです。

特典の豪華グッズ「天空の盾バックパック」と「まきつきぬいぐるみ <ホミロット4世>」
特典の豪華グッズ「天空の盾バックパック」と「まきつきぬいぐるみ <ホミロット4世>」

ショップでは限定グッズが購入できます。

グッズ

上段左から:DRAGON QUEST ISLAND エスタークチョコクランチ缶(1,870円)、ドラゴンクエスト アイランド サーモタンブラー(2,200円)、ドラゴンクエスト アイランド ゆらゆらアクリルスタンド(770円)下段左から:DRAGON QUEST ISLAND 手帳型スマホケース(4,840円)、ドラゴンクエスト アイランド アクリルマドラー(770円)、DRAGON QUEST ISLAND アクリルチャーム付きキーホルダー(1,540円)

DRAGON QUEST ISLAND マフラータオル(1,650円)
DRAGON QUEST ISLAND マフラータオル(1,650円)

限定グッズは、今後も続々登場するそうです。
グッズだけではありません。「ルイーダの酒場」には、限定オリジナルメニューが登場しました。
カレーやハンバーグなどのランチメニューや「天空風わたあめドリンク」など、インスタ映えが期待できるメニューがいくつもあります。

丸ごとたまねぎスライムのハンバーグ(1,980円) 写真提供:ニジゲンノモリ
丸ごとたまねぎスライムのハンバーグ(1,980円) 写真提供:ニジゲンノモリ

タマネギ嫌いの子どもなら、たまねぎスライムにどう立ち向かうのか楽しみです。

”オノコガルド名物!”勇者の冒険ランチボックスVer.2(1,480円) 写真提供:ニジゲンノモリ
”オノコガルド名物!”勇者の冒険ランチボックスVer.2(1,480円) 写真提供:ニジゲンノモリ

ランチボックスは、テイクアウトもできます。広場へ行ってピクニック気分で食べるのもいいですね。

ニジゲンノモリへの行き方

ニジゲンノモリは、神戸の中心街から車で約30分の距離にあります。神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」を下りて約3分なのですが、ここからが少しわかりづらかったりします。サービスエリアも「淡路サービスエリア」と「淡路ハイウェイオアシス」の2つもあるし(双方行き来できます)、なにせ県立淡路島公園は敷地が広いので、初めての人は戸惑うことでしょう。
まずは、どのアトラクションや広場に行きたいのかを決めておくことです。それによって駐車場やバスの降り口が変わります。
「ドラゴンクエスト アイランド」や「ゴジラ迎撃作戦」、「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」、レストラン「モリノテラス」ならば、F駐車場へ。「NARUTO&BORUTO 忍里」ならば、E駐車場。ナイトウォークなどのイベントなら淡路ハイウェイオアシスになります。
さらに、道路の案内標識も「ニジゲンノモリ」という表記は少なく、「県立淡路島公園」「D・E駐車場」「大きな芝生広場 F駐車場」などの掲示になっているので注意しましょう。

公共機関ならば、高速バス「北淡路西海岸ライン」の利用が便利です。神戸三宮や高速舞子と淡路島北部を結び、「県立淡路島公園(ニジゲンノモリF駐車場)」をはじめ「青海波」や「ハローキティスマイル」「ミエレ」「のじまスコーラ」などの観光施設に停車。観光スポットやお土産店などが多いことから「淡路島ゴールデンルート」と呼ばれているルートを走ります。

「北淡路西海岸ライン」を走るラッピングバス(神姫バス)
「北淡路西海岸ライン」を走るラッピングバス(神姫バス)

各観光施設のロゴやキャラクターがデザインされたラッピングバスもあり、車内ではハローキティが案内(音声)をしてくれるなど、移動中も楽しめます(ラッピングバスは、神姫バスが運行する一部の便のみ)。

時刻表や運賃についてはコチラを参照ください

「県立淡路島公園(ニジゲンノモリF駐車場)」バス停までの所要時間は、「神姫バス神戸三宮バスターミナル」から43分(片道大人780円)、「高速舞子」から13分(片道大人470円)です。
ちなみに「高速舞子」のバス乗り場は明石海峡大橋の上にあり、行き方やバス停が少しわかりづらいため、初めての人は余裕をもって出かけることをおすすめします。

洲本方面に向かう高速バスを利用する場合は、淡路ハイウェイオアシスで下車すれば、ニジゲンノモリ入口があります。ニジゲンノモリ内を循環する有料のトラムカーを利用するか徒歩(ドラゴンクエストアイランドまで約20分)にて、各アトラクションに向かうことができます。
明石港から船で岩屋港に渡る場合は、北淡路周遊バス(無料シャトルバス)が便利です。

計画時や出かける前には、公式サイトやSNSをチェックしておきましょう。期間限定イベントや雨の日でも楽しめる工夫などの情報があります。ナイトウォークイベントなどがある日は、ニジゲンノモリ内の宿泊施設「グランシャリオ」もセットで計画するのもおすすめです。

ニジゲンノモリは、歓声を上げたり大声で笑ったり楽しく遊ぶ声が聞こえてくれば、鳥のさえずりが聞こえ美しい季節の草花を愛でることができる公園としてのエリアもあり、世代に関係なく楽しめます。
神戸・明石・姫路からなら明石海峡大橋を渡るためか、車がないと行きづらい印象があるようですが、バスでふらっと出かけられるスポットなのです。

(ライター 塚本)

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※本記事は2023年3月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

ニジゲンノモリ

住所      兵庫県淡路市楠本2425番2号
料金・営業案内 https://nijigennomori.com/price/
アクセス    https://nijigennomori.com/access/

ライター 塚本 隆司(つかもと たかし)

姫路城を眺めながら生きてきた、脱サラライターです。全国あれこれ旅をして来たけれど、やっぱり地元が1番!“兵庫のよいもの“を探し求めて歩きます。(呑み歩きだろ! とは言わないで笑)読んでくれているみなさまの「行きたい!欲しい!食べたい!」が「行こう!買おう!食べよう!」に心が動いたなら、何よりの幸せです。

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