六甲ケーブル・六甲山上駅の北側にある『653Cafe』は、緑豊かで美しい眺望も楽しめるロケーションカフェです。標高の高い山上ならではの涼しい風を感じながら、リラックスしてランチやカフェタイムを過ごせます。芝生の上で、おしゃれなピクニックもできるとあって、休日にはカップルやファミリーも多く訪れています。広い敷地内の絶景スポットから、地域に寄り添う温かいストーリーまで、その魅力を詳しくレポートします。
広い芝生の庭を中心に、テラス席や焚き火コーナーがある開放感いっぱいの『653Cafe』。訪れる人がそれぞれのスタイルで寛げるように配置された席がいくつもあって、どこにしようか迷ってしまうほど。抜群の眺望のデッキ席、芝生に面したテラスにはパラソル席とラグジュアリーな雰囲気のソファー席、室内にも席があるので、季節によって使いわけができます。
なかでも街を見下ろせるデッキ席は、木立が日陰を作り、通り抜ける風が心地よいスポット
テラスのパラソル付きのテーブル席は、目の前に広がる芝生を見ているだけでも時間の流れがゆっくりと感じられます。
フードやドリンクの注文はモバイルオーダーで、席に座ったまま自分のスマートフォンから簡単に注文できます。注文した品は自分で取りに行くセルフピックアップスタイルですが、リゾート気分が満喫できるテラスのソファー席のみ、注文した品をスタッフがサーブします。
『653Cafe』の人気メニューの一つにピクニックセットがあります。持ち運びが便利なので、テーブル席でも、点在する切り株の上でも、好きな場所で食べられます。無料で借りられるピクニックシートを芝生に広げれば、気軽にピクニック気分が味わえます。
『ちょこっとピクニックセット』のボックスの中にはミニクロワッサンと可愛らしいクッキーが入っています。このクッキーは、垂水にある「(社福)ホーム塩屋」という障がいを持つ子どもたちの工房で手作りされている無添加の「くがの家 ナチュラルクッキー」です。
ザクッとした食感に、甘さ控えめの素朴な味わいは、軽食にぴったりなクッキーでした。
ランチにおすすめの『653cafeオリジナルカレー』は、スパイスの芳醇な香りが食欲をそそるボリュームたっぷりの一品。
ジューシーなハンバーグのハンバーガーやチーズバーガー、クリームチーズを贅沢に使ったサーモンと野菜のサンドイッチ、新鮮なエビとアボカドをたっぷりと挟み込んだサンドイッチなどもあります。
有機栽培の豆で淹れたコーヒーは、アメリカンやカフェラテ、カフェインレスコーヒーなどが揃っています。ビールはハートランド、ワインもグラスでオーダーできます。もちろん運転する人やアルコールが苦手な人には、ノンアルコールビールやソフトドリンクで。
芝生広場にはハンモックも設置されており、うたた寝をしたり鳥のさえずりに耳を傾けたりして、日頃の喧騒から離れたひとときを過ごす人も。良識ある責任の範囲内であれば、愛犬などのペットと一緒に野外の席で寛ぐのもOK。
また、敷地の一角には大小2つの焚き火コーナーが用意されており、パチパチとゆらぐ炎を楽しむことができます。調理を伴うバーベキューはできませんが、マシュマロを持参して炙るくらいはOKです。予約の際に、その旨を問い合わせましょう。
昨年新たに設置された展望台「天国への階段」も外せません。
視界を遮るもののない高台から見える大空はとってもダイナミック。あえてテーブルなどは置かれていませんが、ドリンクをテイクアウトして、景色を眺めながら過ごす人も多いそうです。
敷地内の大きな木を利用した2つのブランコもぜひ体験してみましょう。木々のあいだをスイングする開放感が心地よくて、子どもだけでなく大人も夢中になってしまうほど。
見上げればやわらなか木漏れ日が降り注ぎ、心地よい浮遊感を味わうことができます。
敷地内の森には野鳥のために設置された手作りの巣箱が5基ほどあり、毎年鳥がやってきて満室になるそうです。今年も5月末には可愛いヒナが巣立っていきました。空室になる冬にスタッフが巣箱の中を綺麗に掃除しておくと、春にまた鳥が戻ってきてくれる。それをスタッフの皆さんは心待ちにされているそうです。
『653cafe』をこの地にオープンしたのは、オーナーの「六甲山の自然を守りたい」という強い思いがあったからです。安直な開発の手が入らないように、たくさんの人に六甲山を楽しんでほしいということで自然豊かなカフェが誕生しました。地域の福祉に貢献する意味で、庭の掃除などを西宮の障がい者作業所のメンバーにお願いしているそうです。一緒に作業をしているカフェのスタッフは「いつも本当に一生懸命、驚くほど綺麗にお掃除をしてくれるので、助かっているんです」と評価されています。
日差しが強い季節でも、吹く風はさわやかな六甲山上。森の木々と芝生という自然を体感できる『653カフェ』は、近場でありながら非日常を感じられるスポットです。慌ただしい日常を離れて、リフレッシュ&エネルギーチャージするのにおすすめです。
※2026年7月時点の情報です。