慌ただしい日常を少し離れ、森の中で深呼吸してみませんか。兵庫県宍粟市にある「国見の森セラピーロード」は、兵庫県で初めて森林セラピー基地に認定された癒やしの森。11月16日（日）限定で開催される今回のツアーでは、専門ガイドの案内のもと、秋色に染まる森をゆっくり歩きながら、呼吸法や筋弛緩法を体験します。風が頬をなで、木々が光を受けて揺れる音に耳を澄ませる時間。昼食には、宍粟の特別栽培米「ちくさの舞」を使ったセラピー弁当を用意。森と人が呼吸を合わせる、静かで豊かな一日がここにあります。

森と呼吸を合わせる、癒やしの時間

宍粟市は、面積の約9割を森林が占める“森のまち”。
千種川や揖保川の清流が流れ、原不動滝や千年藤など、名水と緑が息づく自然の宝庫です。
その中でも「国見の森セラピーロード」は、森林セラピーソサエティの認定を受けた特別な場所。
山頂まではロープウェイでアクセスでき、眼下には山崎町の街並み、晴れた日には瀬戸内海の家島諸島まで見渡せます。ツアーでは、認定セラピーガイドが同行し、呼吸を整える「筋弛緩法」やリラクゼーション法をレクチャー。森の音や香り、光を意識しながら歩くことで、心と体がゆっくりと整っていきます。風の音や木の葉の揺れるリズムに身を委ねるうち、自然と自分が一つにつながるような感覚が生まれます。

“食べる癒し”　宍粟の恵みが詰まったセラピーランチ

お昼は、地元食材をふんだんに使った木製わっぱ弁当をいただきます。主食には、宍粟ブランド認証の特別栽培米「ちくさの舞」を使用。主食には、宍粟ブランド認証の特別栽培米「ちくさの舞」を使用。澄んだ水と清らかな空気で育ったお米は、森の中で食べるとさらに香り高く感じられます。秋の野菜や山の幸を詰め込んだお弁当は、目にも美しく、体の内側から温かさを届けてくれます。木々に囲まれた森のテーブルでいただく一口は、まさに“食べるセラピー”。日常の喧騒を離れ、自然と一体になる時間をゆっくりと味わえます。