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【コトのしおり】赤穂緞通を体験してみよう~古赤穂緞通リメイク体験(イベント後日談)

赤穂緞通

はじめに

「コトのしおり」とは私たちが企画主催したイベント体験=コトをあとがきとしてお伝えする企画です。

今回は8月18日(日)にTravellabにて開催された【赤穂緞通を体験してみよう~古赤穂緞通リメイク体験ワークショップ~】の様子をお届けします。講師は赤穂緞通ぎおんの原田さまにお越しいただきました。今回はイベントの様子をコーディネータ水野がお届けします。

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はじまりのことば

リメイク体験ワークショップは各3名定員で3部に渡って開催されました。参加者の方々は姫路市をはじめ、加古川市、神戸市からご参加いただきました。どなたも初めて赤穂緞通に触れられる方々でしたので、少人数で横についてじっくり教えていただける今回のワークショップは素敵な経験になられたかと思います。

講師の原田さまの挨拶から、それぞれのワークショップが始まります。今回は古い赤穂緞通のリメイク体験ということで、先生には100年以上の歴史を持つ古緞通をカットしたものをご用意いただき、その中からお好きな柄を選んでいただくところからのスタートです。

にぎわいのこえ

元々は1枚の絨毯だったため、一つ一つ模様が異なります。センスは人ぞれぞれ。皆さんじっくり迷いながら選ばれていました。職人の手で綺麗に洗われた後に、毛羽立っている毛を整えていく作業に移ります。赤穂緞通は、模様にはさみを入れて立体的に仕上げるのが特徴の一つです。これをする前と後では模様がはっきりと表れるため、印象が全く違ってきます。人によって模様の出方が変わってくるのが面白いところで、参加者さまそれぞれの味がでます。

左がはさみ入れをしていない状態、右がはさみを入れて綺麗に整えた状態
左がはさみ入れをしていない状態、右がはさみを入れて綺麗に整えた状態

手元の細かい作業になるので、皆さん真剣そのもの。はさみの音が心地良く響きます。少し間違えても先生がさっと補助してくださり、皆さん上手に仕上げていただけました。

赤穂緞通

あとがき

今回の体験で赤穂緞通に興味を持ってくださった方がたくさんおられました。伝統技術は職人技で難しい印象がございますが、この様なワークショップを通じて少しでも身近に感じていただき、文化・技術の伝承が出来たらよいなと思っております。

今回の会場「TravelLab(トラベルラボ)」は、姫路駅から徒歩2分の好立地にあります。こだわりの体験イベントに加え、選りすぐりの県内商品を販売しています。また、姫路城観光に便利な手荷物預かりサービスも行っておりますので、ぜひお立ち寄りいただきご利用ください。(ラボじゃない場合は文章変更する)

【兵庫県で他に楽しめるイベント・体験はコチラ(TravelLab)】

皆さんの感想や体験の様子を“コトのしおり”としてお届けしました。

(編集部:水野)

※本記事は2024年8月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。

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