明石市藤江に今回の「きらっと」がありました。西明石駅から10分ほど歩いた、マンションの1階にある『BAKERY８０２（ハチマルニ）』です。大きな窓があり、「BAKERY８０２」のロゴが掲げられています。パンは売り切れ次第終了となり、常連さんは中を覗いて「今日はパンまだある？」とパンの残数を確認することもあります。また、時折、下校途中の子供たちが店内に向かって手を振る様子も見られるような、地域に根差したパン屋さんです。

「BAKERY８０２」の木のドアを開け、店内に足を踏み入れると、パンの甘いいい匂いが鼻をくすぐります。

淡いベージュの壁には手書きの人気パンランキングのボードやポスターが飾られ、見る人の興味を引きます。
大きな窓からは店内全体を明るく照らすようにたっぷりと自然光が降り注ぎ、店主濱西さんの明るい笑顔も合わさって、温かみを感じる空間です。

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「BAKERY８０２」のイチオシ商品は、スパイシーで味わい深いカレーパンです。一度食べればその美味しさにハマること間違いなし。また、焙煎玄米（明石のM‘ｓさんの玄米）を使用したバケットは、そのヘルシーさからダイエット中の方にもおすすめ。その特徴的な風味と食感は、YouTubeやテレビで取り上げられるほどの人気です。そして、クリームパンやメロンパンは、見た目の可愛さと甘さがちょうど良いと小さいお子さんから大変な人気。どの商品も「BAKERY８０２」のこだわりと愛情が詰まっています。

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新しいお勧めとして、「大人のSakeフルーツバター」とヴィーガンの方も食べることが出来る「大人のSake柚子バター」です。これらの商品は、フードロス削減に貢献する濱西さんのアイデアで、地元明石の酒造メーカーとコラボし、酒米山田錦を100%使用した酒粕が使用されています。「大人のSakeフルーツバター」は、３種類のドライフルーツの甘みと酒粕の繊細な甘さが絶妙に絡み合い、BAKERY８０２の玄米を使用したバケットとの相性は抜群です。一方、動物性の材料を一切使用せず、兵庫県神河町産の柚子を使った「大人のSake柚子バター」は、柚子特有の爽やかな酸味と大豆バターの軽やかさが魅力です。どちらのバターも、朝食や特別の日のブランチ、時にはおつまみとしてクラッカーに挟むのもおすすめです。一味違った手土産にいかがでしょうか？

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さいごに店主濱西さんからメッセージをいただきました。「今後も地域のお客様にとって親しみやすい店であり続けたい。地域の食材を生かした商品開発をしたり、神姫バスさんと楽しい企画をしたり、何か新しいことができればいいな。」と濱西さん。この想いに「きらっと」した輝きを感じました。

（編集部　松下）