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体験・イベント

体験酒米の王様「山田錦」づくしの「ぐいのみ」作り体験

定期開催(火曜除く)
東条秋津窯

日本有数の酒米「山田錦」のふるさととして知られる兵庫県加東市秋津で、酒米の王様と呼ばれる山田錦をテーマにした陶芸体験が楽しめます。田んぼの土を使い、稲わらの灰で釉薬を作る「ぐいのみ」づくりは、土と酒が生まれる風景をそのまま形にしたような体験です。焼き上がった器で地元の日本酒を味わえば、味わいはひとしお。日本の酒文化を支える加東の地で、“つくる・味わう・つながる”時間を過ごしてみませんか。

山田錦のふるさとで感じる「酒の原点」

兵庫県は全国の日本酒ファンにとって特別な場所です。その中でも加東市秋津は、最高品質の「山田錦」を生み出す特A地区として知られています。ここでは、田んぼの土や稲わらといった酒米づくりに欠かせない素材を使い、ぐいのみを自らの手で作る体験ができます。

指導を行うのは、地域の自然を生かしたものづくりで知られる「東条秋津窯」です。ろくろを使い、粘土の感触を楽しみながら形を整えていく工程は、集中力と没入感に満ちています。完成したぐいのみには、田んぼの風景や人々の営みが宿っているように感じられます。秋津の土と酒が生み出すこの体験は、単なる陶芸教室ではなく、地域の文化に触れる時間そのものです。

東条秋津窯での陶芸体験風景
秋津の土と稲わら灰の釉薬で仕上げる“山田錦の器”

つくって、待って、味わう ― 土と酒の循環体験

ぐいのみ作りの体験時間は約2時間です。作品は一度工房で焼成され、約1か月後に完成します。仕上がった器は郵送または現地引き取りが可能です。

焼き上がりを待つ時間も、この体験の魅力のひとつです。手の中で形を成した土が、炎の力で変化し、唯一無二の器となります。完成したぐいのみを手にした瞬間、自分だけの“酒のうつわ”が生まれた喜びを感じることができます。

体験のあとは、ぜひ加東市内や近隣で山田錦の地酒を味わってみてください。土と稲、酒、そして器がひとつの循環としてつながる瞬間を実感できるはずです。日本酒文化の原点をたどるような、静かで豊かな時間が流れます。

焼き上がったぐいのみと山田錦の日本酒
完成したぐいのみで地元の酒を味わう贅沢な時間

アクセスと参加方法

体験は「東条秋津窯」で開催され、予約制での受付となります。開始時間は10:00または14:00から選択できます。申込は開催日の4日前17:00までにお願いします。最少催行人数に達した時点で催行が確定します。

お支払いは事前のクレジットカード決済のみで、リクエスト予約の場合は決定後に自動決済が行われます。アクセスは加東市中心部から車で約15分。駐車場も完備しているため、ドライブがてら訪れるのもおすすめです。

東条秋津窯の外観と周辺の自然風景
四季折々の自然に囲まれた東条秋津窯

東条秋津窯

東条秋津窯は、兵庫県加東市の里山にある陶芸工房です。地元の自然素材と伝統技術を融合させた作品づくりを行うとともに、陶芸を通して地域文化を伝える活動にも力を入れています。酒米「山田錦」の産地として知られる秋津の土や稲わらを用いた独自の陶芸体験は、訪れる人に“農と工芸のつながり”を感じさせます。地域の恵みをかたちに変える手仕事の魅力を、ゆっくりと体感できる場所です。

体験名:体験酒米の王様「山田錦」づくしの「ぐいのみ」作り体験

開催日

定期開催(火曜定休日)

参加費

大人 6,600円
小人(高校生~20歳未満)5,500円

開催場所

東条秋津窯
〒673-1302 兵庫県加東市秋津2001-175
Googlemap

申込方法

以下の予約ページから事前予約してください

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予約ページへ移動する
この記事を書いた人
Localprime事務局
髙田
兵庫の山を歩く時間が、次の企画のヒントになることもしばしば。大学時代は応援団長としてグラウンドで声を張り上げていたが、今は地域の魅力を届ける“裏方”として日々奮闘中。北播磨エリアによく出没します。

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