江戸時代から醤油と糀の香りに包まれてきた、兵庫県たつの市の龍野。白壁の蔵が連なる城下町で、いま新しいツアーが注目を集めています。それは、ただのウェルネス体験ではなく、発酵文化と医療が融合した、1泊2日のリトリート。心身を整え、自分の健康と向き合い、地域の営みに触れる——そんな体験を紹介します。
兵庫県の西播磨地方に位置するたつの市。その中心にある龍野は、江戸時代から西播磨の政治経済の中心として栄えた城下町です。脇坂氏が治めた約200年間、この地域に根付いたのが淡口(うすくち)醤油と手延べそうめんの文化。現在も、17世紀後半から続く醤油蔵や糀屋が軒を連ね、当時の営みがそのまま現在に受け継がれています。
城下町は国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に指定されており、白壁の蔵や格子窓の町家が約300棟残っています。その風情から「播磨の小京都」とも呼ばれ、静かで落ち着いた景観が保たれています。
いま、この町で新たなツアーが始まりました。単なる観光地巡りではなく、この地に根付く発酵の営みと、自分の健康に向き合う時間を組み合わせた、新しいリトリート体験です。
このツアーのユニークさは、ウェルネス体験と医学的な健康診断が一体化していることです。地元のとくなが病院と連携し、参加者は旅の中で血液検査、心電図、胸部レントゲン、栄養指導などを受けることができます。
単なる検査に終わらせず、医師と栄養士が結果をもとに、一人ひとりの暮らしに寄り添った改善の視点を伝えてくれます。ツアー後もZoomでのフォローアップがあり、旅で得た気づきを日常へとつなげていくことができます。実際の参加者は、自分の健康と向き合い、これからの暮らしをより良くしたいと考えるプレシニア世代の女性が中心です。
メディカルチェックはオプションで、基本のツアー参加のみという選択肢もあります。自分のペースで、必要なだけの体験を選べるのも魅力です。
龍野の発酵文化を深く理解するためのプログラムが、発酵食インストラクターによる食の体験です。管理栄養士でもあり、調理師・家庭料理家としても活動する水口麻衣子氏が、地元の食材と発酵の営みについて丁寧に伝えます。
ツアーの初日には、末廣醤油の蔵見学で、仕込みから熟成までの醤油づくりの世界を五感で感じます。蔵の独特の香り、糀菌が生きている温度感、職人の手仕事——それらはすべて、龍野の暮らしの基盤となってきました。
続いて、井戸糀店での糀室見学。微生物との対話を通じて、季節の営みと発酵の奥深さを学びます。夕食は、大正時代の醤油蔵をリノベーションした「クラテラスたつの」で、龍野の食材を使った発酵食ディナーと料理教室。「美味しくて、楽しくて、健康にもキレイにもなれる食」をコンセプトにした、実践的な時間になります。
翌朝は、淡口醤油とそうめんが登場する和朝食。一泊を通じて、この地で長く育まれた食文化の本質に触れることができます。
宿泊先は「龍野城下町 町屋Villa Kurasu」。明治・大正期に建てられた古民家を、モダンで気品ある空間にリノベーションした施設です。
全3棟の一棟貸切スタイルなので、プライベート空間で心ゆくまでくつろげます。古い建物の風情を残しながらも、シャワー、トイレ、冷蔵庫、電子レンジなど生活に必要な設備も完備。歴史的な空間にいながら、快適さも備えた宿です。
朝は、龍野神社や野見宿禰神社での散歩から始まります。古寺の境内や聚遠亭(しゅうえんてい)での朝ヨガ・瞑想。運動強度は低く、体力に自信がない方でも無理なく参加できる内容です。瞑想のみの参加も可能。
現代の情報社会から距離を置き、呼吸を深める時間。この時間こそが、龍野での旅が日常に帰ってからも「ふと立ち上がり、呼吸を深めてくれる」という、多くの参加者の言葉を生み出しているのです。
2名1組|1泊2日の宿泊付きとなります。参加希望者の都合に合わせてリクエスト予約形式となります。リクエスト予約後、実施日程を調整し回答いたします。
2名1組|1泊2日
99,600円~(税込)
料金に含まれるもの
・宿泊費
・夕食/朝食(発酵をテーマにした食事)
・体験費用(発酵に関わる体験、ヨガ・瞑想など)
・城下町まち歩き
・ガイド費用(約3時間)
※ドリンク代は別途
※ペア料金となります
有償オプション:メディカルチェック
Aプラン:9,600円~
Bプラン:40,600円~
Cプラン:64,100円~
※お一人あたりの金額です。
※メディカルプラン内容は、下記予約ページより詳細をご覧ください。
醤油の郷 大正ロマン館
〒679-4179
兵庫県たつの市龍野町上霞城126
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主催:株式会社龍野みらい舎
企画・運営:株式会社ムカシミライ
以下の予約ページから事前予約してください