澄んだ空気に包まれる晩秋の朝、国宝の寺で心を整えるひとときを。
兵庫県加古川市の古刹・鶴林寺では、2025年11月23日(日)に「国宝と坐る ― 心を整える、早朝座禅体験」が開催されます。通常は3日間かけて行う本格的な座禅体験を、特別に1日完結で体験できる機会です。座禅を通じて心身をリセットしたあとは、僧侶と文化解説者による国宝建築や宝物館のガイド付き見学も。
朝7時、境内に差し込む柔らかな光のなかで始まる鶴林寺の座禅体験。 晩秋の澄みきった空気が、呼吸のひとつひとつを研ぎ澄まし、自然と心が落ち着いていくのを感じられます。体験は鶴林寺の住職が導く本格的な内容で、初心者でも無理なく参加できるやさしい指導が魅力です。わずか1時間の座禅でも、心の中に余白が生まれるような静けさに包まれ、日常の喧騒を忘れられる時間となるでしょう。座禅のあとは、本堂・太子堂・宝物館を僧侶や文化解説者と巡るガイド付き見学へ。国宝に指定される建築や秘仏を間近で見学しながら、歴史や信仰の奥深さに触れられます。“心”と“場”の両面から整う、まさに知的マインドフルネスと呼ぶにふさわしい体験です。
鶴林寺は、加古川市にある1400年以上の歴史を持つ古刹で、「播磨の法隆寺」とも称される名刹です。
聖徳太子の教えを今に伝える寺として知られ、本堂と太子堂はともに国宝に指定されています。寄棟造りの屋根や精巧な木組みなど、建築的にも高い価値を誇り、境内には重要文化財の建物や仏像も数多く残されています。また宝物館では、仏画や工芸品などの文化財を間近に見ることができ、日本仏教文化の深さを感じられるでしょう。秋には紅葉が境内を彩り、静かな空間に温もりを添えます。観光目的の参拝とは異なり、この座禅体験では「場」と「心」の両方に意識を向け、国宝の中で心を整える特別な時間を過ごせます。
早朝の鶴林寺本堂で座禅を行うと、外のひんやりとした空気と静寂が自然に心を落ち着けてくれます。
参加者は背筋を伸ばし、呼吸に意識を集中させることで、日常の雑念が静まり、心に余白が生まれるのを体感できます。わずか1時間の座禅でも、落ち着きや集中力が高まり、静かな充足感に包まれるのが魅力です。座禅後は僧侶や文化解説者とともに、本堂・太子堂・宝物館を巡るガイド付き見学へ。国宝建築や秘仏を目の前にすることで、座禅で整えた心がさらに研ぎ澄まされ、歴史や文化を静かに味わえる特別な時間となります。心身を整える体験と知的好奇心が結びつく、ユニークなプログラムです。
鶴林寺は兵庫県加古川市に位置する、1400年以上の歴史をもつ古刹です。「播磨の法隆寺」とも称され、聖徳太子ゆかりの創建と伝えられています。境内には国宝に指定された本堂・太子堂をはじめ、重要文化財の建物や仏像が多数残り、宝物館には仏画や工芸品などの文化財を収蔵。歴史と信仰を感じながら、座禅や特別拝観などの体験を通じて、静かに心を整える時間を提供しています。
2025年11月23日(日)
2,000円(税込)
鶴林寺(加古川市)
以下の予約ページから事前予約してください
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1日目は姫路城を観て市内に宿泊、翌日は天空の寺院へという姫路ならではの非日常体験を楽しんでいただけます。