
播磨には、日本酒づくりとともに育まれてきた食や発酵の文化があります。2026年11月8日(日)に開催される本ツアーでは、酒蔵ならではの発酵ランチを味わい、日本三大銀山のひとつ・生野銀山へ。年間を通して約13℃に保たれる坑道の環境を生かして熟成させた日本酒「岳」と、その酒づくりに取り組む人の話に触れます。
酒を味わうだけではなく、土地の環境や歴史、人の発想が一杯の酒につながっていく背景を知る一日。日本酒や発酵文化を、いつもとは少し違う角度から訪ねてみませんか。
・日本酒や発酵文化に興味がある方
・酒蔵やものづくりの背景を知りたい方
・生野銀山の歴史と坑道を実際に歩いてみたい方
・作り手の話を聞きながら、酒の味わいを楽しみたい方
・バスでゆっくり地域を巡りたい方
播磨は、日本一の酒米「山田錦」の産地として知られ、酒造りの文化が息づく地域です。
このツアーで巡るのは、完成した日本酒だけではありません。酒蔵で味わう発酵の食、鉱山の歴史、そして坑道という特殊な環境で熟成する酒。土地にある文化や環境が、どのように酒の味わいや楽しみ方につながっているのかを、一日の移動を通してたどります。
日本酒が好きな人にとっては、銘柄を飲み比べるだけでは気づきにくい「酒が生まれ、育つ背景」と出会える機会です。
最初に訪れるのは、250年以上の歴史を持つ老松酒造直営の「老松ダイニング」。
景観形成重要文化財に指定された築200年の母屋で、麹を知り尽くした酒蔵ならではの「発酵繋ランチ」を味わいます。
発酵は、日本酒だけに使われる技術ではありません。料理として口にすることで、麹や発酵が日々の食文化とつながっていることを、より身近に感じられます。
酒蔵という場所で食事をする時間も、このツアーの大切な体験のひとつです。

午後は、日本三大銀山のひとつとして栄えた生野銀山へ向かいます。
坑道の中は年間を通して約13℃。実際に坑道を歩きながら、日本の鉱山技術や歴史に触れます。
ひんやりとした空気、岩肌に囲まれた空間、地上とは異なる静けさ。資料で知るだけではなく、自分の身体で環境を感じられることが、現地を訪れる意味でもあります。
そして、この安定した坑道環境は、現在では別の形でも活用されています。それが、日本酒の熟成です。

生野銀山の坑道内で熟成されているのが、生野銀山坑道熟成酒「岳」です。
この酒を手がけるのは、姫路市で酒販店を営む「エルデベルグ平井」。一年を通して一定の温度・湿度が保たれる坑道に着目し、「この環境で熟成させれば、日本酒はさらに奥深い味わいになるのではないか」という発想から、坑道熟成酒づくりに取り組んできました。
天然の貯蔵庫ともいえる環境の中でゆっくりと時間を重ねることで、日本酒は角が取れ、まろやかで奥行きのある味わいへ変化するといいます。
鉱山として使われてきた坑道が、時を経て酒を育てる場所になる。その背景まで知ると、「岳」という一本の酒が、この土地の歴史や環境とつながった存在として見えてきます。

当日は「エルデベルグ平井」の代表・平井氏から、「岳」が生まれた経緯や坑道熟成ならではの魅力について話を伺います。
そのうえで行われるのが、本ツアー限定の試飲会です。
どのような環境で、どのような考えから熟成させているのか。背景を知ったあとに口にする酒は、味だけでなく、その土地で過ごしてきた時間まで意識させてくれるかもしれません。
気に入った酒は、その場で購入することもできます。

このツアーでは、老松ダイニングでの発酵ランチ、生野銀山の坑道見学、坑道熟成酒「岳」の蔵見学と試飲を一日で巡ります。
一見すると別々に見える「食」「鉱山」「日本酒」ですが、現地を巡ることで、それぞれが土地の文化や人の営みを通してつながっていることが見えてきます。
日本酒を飲むだけで終わらず、どこで、誰が、どのような発想で酒を育てているのかまで知ること。それが、このツアーで持ち帰れる価値です。

日本酒は、蔵で造られた瞬間に完成するものだけではありません。どこで、どのような時間を重ねるかによって、味わいは変化していきます。
生野銀山の坑道という場所に着目し、そこで酒を熟成させる取り組みは、この土地にある環境を新しい価値へつなげたものです。
食事、鉱山の歴史、熟成酒、そして作り手との対話。一日の旅を通して、日本酒の味だけではなく、その背景まで味わってみてください。

2026年11月8日(日)
姫路駅南貸切バス乗降場
9:30
17:50
最大24名(最少催行人員18名)
大人 14,000円/人
開催日の7日前23:59まで
・バス代
・昼食代
・生野銀山入場料
・試飲代
・ガイド料
歩きやすい服装、靴
※この体験情報は2026年9月時点の情報です。